見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2008/10/12

バンクシーのペットショップ



◇不在者投票用紙の名前「バラク・オバマ」が「バラク・オサマ」に
米大統領選でニューヨーク州レンセラー郡の一部の有権者に送付された不在者投票用紙に、民主党候補のバラク・オバマ上院議員の名前が「バラク・オサマ」と印刷されるミスがあったことが分かった。AP通信が10日報じた。
多数回、刷り直した中で起きた誤植だったらしい。
「オサマ」は、国際テロ組織アルカイダの最高指導者で、2001年9月の米同時多発テロの首謀者であるオサマ・ビンラディン容疑者のオサマと同じスペルとなっていた。
同郡の選挙管理委員会は発送の際にこの間違いに気付き、「バラク・オサマ」と書かれた残りの投票用紙を廃棄。ミスがあった用紙をすでに受け取っていた300人には正しい用紙を送り直した。
オバマ陣営の報道担当は今回の騒動について、「間違いが直されて喜ばしい。二度は起きないと思う」と述べている。
(CNN 2008年10月11日)

◇イギリスのグラフィティアーティスト、バンクシーがニューヨークで彼の初めての公式の展覧会を開いている。

ニセのペットショップのなかに陳列されるのは、瞬きしながらTVを見つめるロボ・モンキーや金魚鉢の中で泳ぐフィッシュ・フィンガーズ(指の魚)といった作品だ。

バンクシーのフェイク・ペットショップは、「私たちの動物との関係と、工場で飼育することに対する倫理性と持続性」に異議を唱えようと意図する。

マンハッタンにあるヴィレッジペットストアとチャコールグリルでの展覧会の目玉は、いそがしくケチャップソースに頭をひたす脚つきチキンナゲットだ。

真珠のネックレスをしているニセのウサギやケージでヘッドフォーンをしてTVに釘付けになっているロボ・モンキー、羽を全部もがれたカゴの鳥もまた目を引くものだ。

「ニューヨーカーはアートはどうでもよくてペットに関心を持つ。だからボクは代わりにペットを出品している。」とバンクシーは言った。

バンクシーのアニメーションで動くみたいなホットドッグは、「ふたつのホットドッグが性行為をしているのを見るのはみじめでまずい」と人々から苦情を誘発してきていると彼は言った。

「彼の悪ふざけ屋的な全作品の多くがそうであるように、バンクシーの声明は控えめに受け取るべきだ。だが、コミカルをねらう描写に心を傾注するショーでないとは言わない。」とニューヨークタイムズ紙は言った。

▲最初の写真は「Chicken nuggets」、2枚目は毛をむしられたカゴの鳥
BBCのヘザー・アレクサンダーが案内するバンクシーのNYショーはここで体験できます。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/entertainment/7662627.stm

バンクシーの最大級の展覧会のひとつがロンドンの鉄道のトンネルを占拠してきています。これも以下で体験できます。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/england/7380785.stm

バンクシーについてはこちらからどうぞ。
http://www.banksy.co.uk/menu.html