Eストリートからオバマ支持
◇アメリカ大統領選の投票日までわずか一カ月足らず、民主党員のためになる3回以上の公演でブルース・スプリングスティーンが選挙の結果を左右する州にバラク・オバマ支持を訴えている。まずは今週10月4日土曜日、野外の大会でのアコースティック・セッションのためブルースはフィラデルフィアに移動する。その後、翌5日にはオハイオ州立大学キャンパスでプレイするためオハイオ州コロンバスに向かう。そうして6日月曜、東部ミシガン大学でのパフォーマンスで彼の波瀾万丈の接戦州放浪の旅を結ぶつもりだ。全3回のコンサートのチケットは各エリアにある「チェンジ(変化)」のための選対事務所かオバマのウェブサイトのいづれかを訪れることで手にすることができる。今週末、デトロイトとマイアミであるジェイZのオバマを激励するコンサートのように、ブルースの公演はまだ登録を済ませてない有権者の可能性のある人に有権者登録のデッドラインが10月6日なのを思い起こさせるものだ。今週末のパフォーマンスに加えて、先に発表された通り、スプリングスティーンは10月16日、ニューヨークシティのハマースタインボールルームでのオバマ慈善コンサートでビリー・ジョエルの仲間に加わる。
(ローリングストーン誌 02 October 2008)
◇親愛なる友人とファンへ
大部分の君たちのように、オレはずっと選挙キャンペーンに関心を示してきており、今ではオレの立場がどこに位置するかわかるほど十分に理解し耳で聞き取ってきている。オレの意見ではオバマ上院議員が先頭に立ちその他を押しわけて進む。
彼には、オレたちの次期大統領になる人格の深みと思慮深さと回復力がある。過去35年間、オレのミュージックのなかで思い描いてきた「アメリカ」、微妙で複雑な問題に取り組むのをいとわない市民のいる寛大な国、集団的な運命と結集し集積した精神の可能性に興味がある国、に彼は訴える。「誰も君にうるさく要求しないし、誰も他から援助を受けないで独りで生きていかない」ところ。
ちょうど今、批判者らが彼のコメントとある人間関係を誇張することでオバマ上院議員の名誉をおとしめようと躍起になっている。これらの件が何らかの議論にふさわしいとはいえ、彼のすばらしい本「Dreams of My Father」のなかでとても詳しく描かれる、戦争と平和、経済的そして人種的正義を求める闘い、オレたちの憲法を再確認すること、環境の保護と質を高めること、といった現実の問題を議論することからオレらをそらすために彼らは頻繁に文脈とその男性のライフとヴィジョンの枠組みについて口ぎたなく言ってきている。
過去8年を通して受けた大変なダメージの後、アメリカ大再生計画が着手される必要がある。この計画をリードするのと、アメリカ人として倫理の決意の復活とオレら自身の復活を有する21世紀にオレたちをリードするのに、オバマ上院議員はベストな候補者だと信じる。
ここEストリートからオレたちは大統領にオバマを支持することを誇りとする。
Bruce Springsteen
(ローリングストーン誌 10 April 2008)
◇公式の情報。10月13日、ペンシルバニア州でのバラク・オバマの資金調達のための催しでグレイトフルデッドが演奏するということ。ボブ・ウィアー、ビル・クローツマン、フィル・レッシュ、ミッキー・ハートらがいるバンドは、来週もっと激しく争う激戦州のひとつの演奏を準備するため、リードギターにウォーレン・ヘインズをともなってリハーサルする計画でいる。オバマのヴォランティアのフィル・レッシュの息子がギグを手配した。「彼ら全員がその演奏にすっかりのめりこんでいる」とジェリー・ガルシアの友人は言った。
(ローリングストーン誌 05 September 2008)
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