見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2010/06/29

犯罪場所はG20サミット内部



◇ナオミ・クライン: 本当の犯罪場所はG20サミット内部

トロントの街頭で数千人が抗議するとき、G20サミット内部で世界の指導者らは、2013年までに政府の赤字を半減するという異論の多い目標に承諾を与えます。私たちはジャーナリストのナオミ・クラインと話をします。「まあ、サミットで実際に持ち上がったものは、全世界のエリートが彼らのべろんべろんの酒池肉林(享楽的な大騒ぎ)のための代金を世の中の貧しい人々、最も脆弱な人々に押しつけたってことです」とクラインは言います。


◇G20の抗議を取材する間にカナダ警察によって激しく叩かれ逮捕されるのをジャーナリストが説明する

トロントでのG20抗議で逮捕された数百人の中に、いくらかのジャーナリストがいました。Jesse Rosenfeldは、ロンドンのガーディアン紙の仕事にすすんで参加するフリーランスの記者です。彼はまたオルタナティヴ・メディア・センターに雇われるジャーナリストでもあります。ノヴォテルホテルの前の抗議を報道する26日夕刻、彼はカナダ警察によって逮捕され、拘留されました。

(以上、デモクラシーナウ!28 June 2010)

◇トロントG20抗議で600人以上が逮捕される

G20世界経済サミットに反対してデモに関係する600人以上をトロントの警察は逮捕しました。抗議する人に場所を与える建物、トロント大学を警察官が急襲した日曜に多数の逮捕が持ち上がりました。国際アムネスティは警察当局の手入れに独自調査を要求してきています。その声明で人権団体は、「穏やかな抗議に関連する重要な権利が、週末を通じて、市中でかなり損害を被ってきている」と言いました。抗議は大部分が穏やかでした、けれども、いくつかの警察車両は威勢よくけしかけて、商店の窓が粉々にされました。

◇G20の指導者らは2013年までに政府の赤字を半分に減らすことで一致

G20サミット内部で世界の指導者らは、2013年までに政府の赤字を半分に減らす異論の多い目標に承諾を与えました。そんな措置はかなり大きい増税と、社会保障制度や医療保障計画の恩恵を含めて政府の計画にどっしりと削除を迎え入れる可能性もあるとエコノミストらは言います。ノーベル賞受賞者の経済学者、ジョゼフ・スティグリッツは、「一種の経済的業績悪化を抜け出すやり方として国家が国の支出を縮小することでほとんどうまく行ったケースはない」と言って、G20の一致を非難しました。そうした中でG20の世界の指導者らは、巨大銀行に初めての包括的規律を置くことも、初めての世界的銀行税を全面的に負わせることも、折れ合うのに失敗しました。

◇カルザイが主要な反乱者の首領と会見する

アフガンのハミド・カルザイ大統領がアフガニスタンの反米暴動の主要統率者、Sirajuddin Haqqaniに会っていると、アルジャジーラが報じています。Haqqaniはその会合にパキスタン軍指導者とパキスタン諜報機関統率者に付き添われてきていると報道されます。Haqqaniネットワークはカブールと至る所の最も世慣れた攻撃を引き受けると思われます。会合は、カルザイがアメリカ合衆国で信頼を失ってきていてパキスタンにますます助力を求めているとの報道の後、何週間かで生じます。27日、CIA長官レオン・パネッタは、Haqqaniネットワーク指導部が喜んで交渉した「証拠は一つもない」と言いました。
レオン・パネッタ:「彼らが調停に心から関心がある証拠は私たちには一つも見えてきていない。調停は彼らが武装放棄するつもりの場合、アルカイダをこき下ろすつもりである場合、全くあの社会の一部になろうと努めるつもりである場合だ。」
ABCの番組「This Week」でのCIAパネッタ長官の談話です。

◇CIAパネッタ長官がパキスタンでの無人機攻撃を擁護

パネッタはまた、パキスタンの疑わしい活動家を暗殺するため無人機の使用をめぐって国連からの非難を一蹴しました。
レオン・パネッタ:「私たちはこの国を防衛する責任がある。私たちがしているのはそれだ。それで、どうもそれを匂わす誰にでも、ご存じでしょうが、私たちはどうしても国際法を破るのは絶対的な誤りという点で、ほかの戦法を雇い入れている。私たちがしているのはこの国を防衛することだ。私たちの事業は全部それに従事する。」

◇イスラエルの軍事飛行に対してトルコが上空領域を閉鎖

数百とトルコ人を運ぶガザ行きの援助船団への先月のイスラエルの生命を奪う急襲の後に、トルコは、いくつかのイスラエルの軍事飛行に対して上空領域を使用停止にしてきています。トルコ人8人とトルコ系アメリカ人一人が急襲で殺されました。

◇ブラックウォーターはスーダンでの契約で罪状を受けない

米国の経済制裁を受けている国なのに南スーダンで金になる警備商売を獲得しようとすることで、オバマ政府は、ブラックウォーターに対して刑事上の容疑を持ち出さないことに決めてきていると、McClatchy Newspapersは報じます。

◇コンゴの人権活動家の葬儀が執り行われる

コンゴ民主共和国で土曜日、コンゴの最高の人権活動家のひとり、Floribert Chebeyaの葬儀に、数百人がキンシャサの端から端までどんどん進みました。Chebeyaは2週間前に公安のボスと面会するため召喚された後、彼のクルマのなかで死んでいるのを発見されました。Chebeyaの支持者たちは彼の死の独立調査を要求してきています。
Therese Mwuzinga:「私たちは立ち止まるつもりはありません。私たちは正義を手に入れるためここにいます。私たちはただ命を無駄にするためにここにいるのではなくて、当然の報いを手に入れるためここにいます。Chebeyaの人生の道は正義の道のりです。」

◇原油分散剤の製造業者がロビー活動効果に多くの金を使う

BP原油流出に関するニュースでは、問題の多い化学物質分散剤Corexitの製造業者がワシントンのロビー活動スタッフに金をつぎ込んでいます。製造業者Nalcoが近ごろ会社のワシントンでのロビー活動の取り組みを推進するためにRamola Musanteを雇ったとウェブサイトGreenwireが報じます。Musanteは先に、EPA(環境保護庁)と資源エネルギー省の両方を動かしました。Nalcoはまた、政府関連Ogilvy を雇ってきています。

◇沖合掘削に反対する600の集会が開催される

26日、沖合原油掘削に抗議するため600以上の集会が開催されました。抗議はテーマ「Hands across the Sand」を中心にして組織化されました。BP原油流出に抗議するため、キャロル・ニューカムはフロリダ州ナバーラのビーチに家族を連れて来ます。
キャロル・ニューカム: 「終わりがないのが見えるのは、私たちをうんざりさせますね?これがいつか止まる前に、もしかしたら幾年もかかるかもしれないし、彼らがじかに現場で収集していることについて有りのままを教えているかどうか、私たちはわかっていません。」

(以上、デモクラシーナウ!ヘッドライン28 June 2010)

△写真は1962年に36歳で死んだマリリン・モンロー
1954年病院を訪れた間に撮られたモンローの胸のレントゲン写真3枚組がラスベガスのオークション、プラネットハリウッドで、4万5000ドルで売られた(BBC News 28 June 2010)
いくらモンローフェチといってもねえ...
わたしも旅の途中でやむを得ず撮ったX線写真をずっと一年ちかく旅に同行させていたことがある、あるとき気づいて見てみると、パラパラと、ばらばらに崩壊していた。言いたいのは、保存は大変だということ...