メキシコ人も投石で射殺
◇10代の少年 メキシコ領内で射殺される
15歳のセルジオ・エイドリアン・ヘルナンデス・グエレカは米国とメキシコの国境検問所で2人を拘束しようとしていた国境パトロール隊員に石を投げる少年グループの一味だったとアメリカ当局は言ってきています。ところが、スペイン語放送局Univisionが入手した携帯電話のヴィデオはそれとは別のことを示します。不鮮明な画像は国境パトロール隊員がひとりの男性を銃で脅して拘束するのを見せます。男性をその場で捕らえながら隊員は国境のメキシコ側にいる第二の人物に銃を向けます。隊員が数発撃ったとき、その人物が逃げるのをヴィデオは示します。ヴィデオはその後、橋桁の柱部分の隣の死体を見せます。
△事実は番組をご覧ください↓
http://www.democracynow.org/2010/6/10/mexican_teenager_shot_dead_on_mexican
△写真はセルジオの家族
◇イスラエルは拿捕した船の乗組員と平和活動家すべてから、ありとあらゆるものを没収しました。そして没収した映像の類から、自分に都合のよいところだけを切り取り、うまく編集して、世界に向けて捏造ストーリーを流出していることがわかりました。
独占:ガザ支援船団へのイスラエルの致命的襲撃の新たなヴィデオがマビ・マルマラ号からそっと持ち出された
デモクラシーナウ!特番に私たちは10日国連での記者会見で正式に公表されることになるマビ・マルマラ号から持ち出された未公開・未編集フィルムの試写会をもってきます。映像は攻撃に先立つマビ・マルマラ号に乗船する活動家とそのムード、そして攻撃の最中の乗客の即座の反応を示します。映像作家で活動家のイアラ・リーに加わってもらいます。彼女はマビ・マルマラ号に乗船するほんの少数のアメリカ人のひとりです。彼女の機材は没収されましたが、彼女は1時間の価値あるフィルムをなんとか持ち出すことに成功しました。
http://www.democracynow.org/2010/6/10/exclusive_journalist_smuggles_out_video_of
(以上、デモクラシーナウ!10 June 2010)
◇平和活動家キャシー・ケリー パキスタンでの米国の秘密戦争について語る
宣戦布告されない米国の戦争が拡大を続けるパキスタンでは、武装した闘士がアフガニスタンのNATO軍に向けて軍用車両を運ぶ輸送車隊を攻撃しました。50台のトラックに放火して、7人を殺害、他に7人に傷を負わせます。先週、国連の高官が公式にオバマ政権に、パキスタンの戦闘員容疑者とやらへのCIA無人機爆撃をやめるか縮小するよう求めました。アフガニスタンとパキスタンに向けた米国の政策が現地ではどのように見えるか、バランスのよい見地のために、長年にわたる活動家キャシー・ケリーにニューヨークの私たちに加わってもらいます。彼女はパキスタンとアフガニスタンへの短い旅から戻ってきたばかりです。パキスタンとアフガンで彼女は「貧困と戦争に疲れ果てた」と描写する人たちに会いました。
http://www.democracynow.org/2010/6/10/peace_activist_kathy_kelly_on_the
◇オバマはガザの封鎖をゆるめるようイスラエルに迫る
9日水曜、バラク・オバマ大統領はパレスチナのアッバス議長と会いました。会合はガザ行きの人道支援船に乗る9人の活動家をイスラエル奇襲部隊が殺害して9日後に出てきました。オバマはイスラエル政府にガザ封鎖をゆるめるよう迫りました。
オバマ大統領:「イスラエル領地に攻撃を行うのに使われかねない武器がガザに入るのを妨げる権利がイスラエルにあることに私たちは同感です。けれども、商品やサービスや経済成長、自分のビジネスを始めて経済を成長させガザ内に好機をもたらす人々の能力を経験できるように、私たちには新たなメカニズムを探ることが重要であるとも考えます。」
オバマ大統領はまた、パレスチナ人への援助に4億ドルを発表しましたが、誓約には新たな支援金7000万ドルだけが含まれるとニューヨークタイムズ紙は報じます。パレスチナのアッバス議長はイスラエルにガザ封鎖を解くよう要求しました。
マフムード・アッバス:「そしてまた私たちは、パレスチナ住民のイスラエル包囲を解くこと、すべての検問所を開けること、建材や人道物資やあらゆる必需品をパレスチナ住民に通じさせることが必要と考えます。そしてまた、最新のできごと、自由の小型船団または自由の艦隊と呼ぶところのできごとで、なにがあったかを調査する調査委員会の構成に与えられる配慮を私たちはありがたく評価します。」
◇イスラエル文書:ガザ封鎖は「経済戦争」の枠組
McClatchy Newspapersは、ガザの封鎖を治安対策としてではなく、「経済戦争」の枠組として説明するイスラエル政府の文書を入手してきています。イスラエルの団体Gishaの管理者、サリー・バシー(Sari Bashi)は、イスラエルが公式の理由で封鎖を押しつけているのではなくて、むしろガザのパレスチナ人全住民の集団懲罰として封鎖を強要しているのを文書が証明すると言いました。
(以上、デモクラシーナウ!ヘッドライン 10 June 2010)
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