オバマにもっと時間をやれよ
◇バラク・オバマ大統領はイスラム教徒だと、不適切に真に受けるアメリカ人の数が次第に大きくなるのを調査が提示する。
3003人のアメリカ人を対象にしたPew Research(教会の座席・リサーチ)によれば、2009年3月の11%から上昇の、約18%が大統領はイスラム教徒だと言っている。
そのうち共和党員の数は34%だった。彼らの三分一がオバマ氏をキリスト教徒と正しく識別するのに冷笑的だった。
世論調査は、オバマ氏がグラウンドゼロのそばにイスラム教徒のセンターを建てるイスラム教徒の権利を擁護した8月13日の前に行われた。
質問された人の43%がオバマ氏の信仰がどれなのかわからないと言っている。
・蔓延するウソ誤り
ホワイトハウスは、オバマ氏の宗教について誤解される信仰を、彼の政敵によって付きまとわれる「誤報キャンペーン(一連の作戦行動)」のせいにする。
「大統領が自分のキリスト教徒らしい信仰に忠実で自ら献身的であるのに対して、 大統領と彼の価値観や信念について捏造をまき散らすことに専念する人びとが確かにいる」とホワイトハウス信仰補佐ヨシュア・デュボアはAFP通信社に語った。
およそ大統領の信仰の信念が彼の従事する政治的な判断に密接にリンクするのを世論調査は見いだした。
(BBC 19 August 2010)
◇フランス政府が、不法移民取り締まりで拘束したロマ人約700人を19日からルーマニアとブルガリアに強制送還すると発表し、EU(欧州連合)や関係政府から「外国人嫌悪からくる排斥だ」などと強い批判が起こっている。
ロマ(ジプシー)の強制排除をすでに開始しているパリ南東のヴァル・ド・マルヌ県は、代わりの住宅を与えるなどの支援は一切行わないと断言している。また、ボルドー地方南部では、ロマの家族約140人がトレーラー住宅で居住を続ける承認を裁判所に求めていたが、却下された。
ロマ人口の多いルーマニアのテオドル・バコンスキ外相は18日、仏ラジオRFIのルーマニア局に対し、「経済危機を背景に、ポピュリズムや外国人嫌悪が強まる危険性を心配している」と深い懸念を表明した。
ロマに関するルーマニア担当相によると、18日から週末にかけて、フランスから追放されたロマ人を乗せた飛行機が同国に到着する。
仏政府はこれまでも「自主的帰還」と称する措置で、ルーマニアおよびブルガリアへのロマ人の帰国を促しており、前年は両国へ計約1万人が帰国したが、ニコラ・サルコジ大統領が賛否両論の中、コミュニティーごとの放浪生活を基盤とするロマなどの移動生活者集団の強制排除に乗り出して以来、仏政府がロマ人を強制送還するのは今回が初めてだ。
EUの行政執行機関である欧州委員会は18日、仏政府に対し、EUが保障している域内の「移動の自由」を順守するよう警告した。
しかし仏外務省は、「不法移民のキャンプ撤去に関する今回の一連の措置は、EUの規定に完全に準拠したもので、各協定で保障されているEU市民の移動の自由を妨げるものではまったくない」と反論している。
フランス国内にいる東欧出身のロマ人は約1万5000人とされている。
(AFP 2010年8月19日)
◇フランス政府は19日、国内各地にキャンプを設置していた少数民族ロマの国外退去を開始した。同日、93人が母国のルーマニアに向けて仏政府の特別チャーター機で出国。26日までの一週間で計700人を同国とブルガリアに帰国させる。
国外退去は、域内の人の自由な往来というEUの基本方針に反する可能性もあり、ルーマニアのバコンスキ外相が18日に少数民族排斥の懸念を表明した。サルコジ政権は7月末、犯罪を犯した外国出身者の国籍剥奪などの強硬方針を表明。今月に入り、パリ近郊のロマ族のキャンプ51カ所を強制的に取り壊した。今回送還されるのは、これらのキャンプの住民。仏政府の指示に従ってチャーター便に乗れば大人300ユーロ(約3万3千円)、子ども100ユーロの手当が支給され、拒否すれば1カ月以内に自力でフランスを出国することが命じられる。
(東京新聞 2010年8月20日)
◇ロマ民族への差別を批判した米歌手マドンナに対する感謝のしるしとして、自称「ロマ民族の王」が金のプレートを贈る手配を整えていると、ルーマニアの通信社メディアファクス(Mediafax)が5日伝えた。
マドンナは昨年8月、ルーマニアの首都ブカレストで「スティッキー&スウィート・ツアー」の公演を行った際、「東欧で一般的に行われているロマ民族への差別を大変悲しく思っている」と発言した。
「ロマ民族の王」を名乗るFlorin Cioaba氏は5日、ルーマニア・シビウで会見し、「マドンナはロマ民族に対する差別について世界中の関心を喚起した。その功績は極めて大きい。よってロマ民族は感謝の意を示したい」と語った。
ルーマニアは欧州で最大のロマ民族人口を抱える国の1つで、「ジプシー」とも呼ばれるロマ民族への差別も根強い。前年9月の世論調査では、国民の10人中7人が「ロマ人を家族に迎えたくない」と答え、マドンナが公演で差別について発言した際には観客からは激しいやじが飛んだ。
国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは前年、ロマ民族の差別撤廃に向けた努力に欠けるとして、ルーマニア政府を非難する声明を出している。
(AFP 2010年1月6日)
ロマの人びとジプシーのこと、わたしはエミール・クストリッツアの映画で知るようになったが、
ジプシーの音楽と生き方に共感を表現してきたジョニー・デップはなにか発言しているかしら...
写真はキャンプ地で生活するジプシーの子(BBC)
セックスピストルズのジョニー・ロットン(PILのジョン・ライドン)が最近言っていた
「オバマにもっと時間をやれよ、なんてったってあのブッシュの8年!の後なんだぜ... 」 その通り!
0 Comments:
コメントを投稿
<< Home