恐怖に立ち向かう行進
◇パキスタンで9月は空前の無人機空爆ながらに12人が殺される
パキスタンの北ワジリスタン一帯で最新の米国の無人機爆撃で少なくとも12人が殺害されてきています。それは24時間未満にそのエリアを襲うアメリカの3回目の攻撃でした。攻撃は、それが2004年に始まって以来、9月を最も激しい期間にします。AP通信社によれば、今月、少なくとも10回の空爆で50人以上が殺されてきています。
(パキスタンの北ワジリスタン一帯で米軍による無人機攻撃が過去最大規模にエスカレート。9月2日以来13回の出撃で60人以上の住民を殺害。米軍の標的はジャララディン・ハッカニが創設したハッカニ・テロリスト・ネットワークとの報道。
アメリカ国務省外交安全局の運営する報奨金付き指名手配テロリスト情報サイトによると、無人機攻撃のターゲットになっているハッカニの所在情報には、「最高500万ドルまでの報奨金」がかけられる。)
◇無人機に反対する抗議の裁判で評決が延期される
昨年、クリーチ空軍基地で無人機攻撃に抗議する14人の反戦活動家の裁判がネバダで始まりました。基地は、パキスタンとアフガニスタンの米軍兵力の空からの無人機計画に備えるいくつかある本拠地のひとつです。活動家たちは「無人機計画に反対」とある文字をもって基地に立ち入ったとして、刑事上の不法侵入罪で告発されました。検察官に対する痛手として火曜日、事件の判事は評決を4カ月延期することに同意しました。
◇ブラックウォーター裁判で陪審員選びが始まる
昨年2人のアフガン一般市民の殺害で告発されたブラックウォーター元社員2人の訴訟で陪審員選びが始まっています。ジャスティン・キャノンとクリストファー・ドロットレフは、連邦大陪審による起訴に引き続いて1月逮捕されました。冒頭陳述は今日始まると思われます。
(以上、デモクラシーナウ!ヘッドライン 15 September 2010)
◇イマーム:あらゆる選択肢がイスラム教文化センターに見えてくる
ローアーマンハッタンの正式に提案されたイスラム教文化センターを背負うイマームは、建設延期も計画全体の移設も快く受け入れると提案してきています。外交関係評議会で演説するイマーム、Feisal Abdul Raufは、あらゆる選択肢が考慮に入れられていると言いました。
イマームFeisal Abdul Rauf :「ちょうど今、私たちはあらゆる選択肢を探っています、また、この危機を解決して拡散しなさい、私たちが経験したくない思いもよらぬ事態あるいは思い通りにならない事態を少しも引き起こすことなかれとの神のおぼしめしで、何でも解決となることを通過して、徐々に努力して進んでいます。」
◇イスラエル軍がパレスチナの青少年の性的虐待で告発される
その間に、イスラエル軍は投獄されたパレスチナの子どもたちの性的虐待を巡って新しい申し立てに直面しています。CNNとのインタビューで、姓名不詳のパレスチナ少年が、彼が拘留されてる間にイスラエル兵のグループが彼をある対象とカマを掘る試練にあわせたと言いました。
姓名不詳の少年:「ボクは手錠をかけられて両手を椅子に固定されていた。あいつらはプラスチックの棒をボクの中に挿入しようとした。あいつらはそれでボクにカマを掘ろうとした。ボクは前に倒れてなんとか移動しようとした。」
記者:「彼らのボスが現れたときやめただけで、多数の将校が彼をあざけっていたと彼は主張します。彼らは棒を挿入しそこなったと彼は言います。」
今年早い時期に国際子供弁護(Defense of Children International)の団体は、イスラエル兵が性的に彼らを虐待したか性的虐待を迫ったかどちらかを主張する14人のパレスチナの子どもたちから宣誓供述書を集めていたと言いました。申し立ての被害者は年齢13歳から16歳のあいだでした。国際子供弁護は拷問で国連特別報告者に証拠を提出してきています。
◇米国はアラブ列国に国際原子力機関のイスラエル措置を取り下げるよう求める
オバマ政権は核不拡散条約に参加することをイスラエルに求める措置を引っ込めるようアラブ列国に求めています。提案は昨年国際原子力機関の会合で是認された拘束力のない法案をもとに事を進めようというものです。イスラエルは中東で核兵器を所有する唯一の国ですが、国家は公式にその計画を一度も認めてきていません。40年の拡散防止条約を疎んじることで、イスラエルは核兵器を排さなくてもいいし、IAEAにすべての核施設に探りを入れるのを許させなくてもいいことになります。月曜、IAEAの米国大使グリン・デービスはイスラエルのNPT(核不拡散条約)拒否を擁護しました。
グリン・デービス:「イスラエルがIAEAのオリジナルメンバーだったのを忘れないように。彼らは常に国際原子力機関に対し彼らの恩義に従ってきている。従って、挑戦、難題は、見方によれば核心の役目を越えると思うIAEAの命令を拡大しようと努めているアラブ側によって挙がっている主張によって持ち出されると私は考える。主権国家が条約に自国を結びつけて考えたいと思うかどうかの問題は、IAEAの領域の範囲外だ。」
デービスはその上続けて、核査察をじゃまするとイランをとがめる最近のIAEAの報告に照らしてイラン非難します。IAEAは、すべてのイランの核活動が平和目的かどうか確認できないでいると言っています。デービスは査察官2名のイランの締め出しを「エスカレート」と呼びました。
グリン・デービス:「IAEAによって出された報告に基づき、私たちは国家が査察官を排してきていると信じる。しかも、非常に悩ましい、非常に気をもませる。引き延ばし戦術をとって腕をまっすぐに突き出してIAEAの活動を防ぐイランによる企てとして、それは事実上のエスカレートでしょう。」
◇キューバは国家公務員50万人をレイオフするという
キューバは2006年に弟のラウル・カストロ議長が舵を取って以来最大のすさまじい経済改革と評されているものを明らかにしてきています。月曜日、キューバ政府は新しい職を見つけるのを促進するため民間企業に対し規制緩和をすると同時に、少なくとも50万人の公務員をレイオフするだろうと言いました。
◇公民権時代の著名な写真家がFBIの密告者だった
そして最近明らかにする文書が、キング博士の同行取材で知られる公民権時代の最高峰の写真家のひとり、アーネスト・ウィザーズ(黒人)が、FBIに雇われた密告者(情報提供者)でもあったのを示します。
メンフィスのコマーシャル・アピールによれば、ウィザーズは1960年代を通じて公民権活動家を監視するためFBIと親密に働きました。ウィザーズはFBIのメンフィス・スパイ局の二人の捜査官に、写真、身元情報、スケジュール作成の詳細を提供してきています。ウィザーズは、いくつかの行進でマーティン・ルーサー・キング博士の写真を撮りました、また10代の黒人少年エメット・ティル殺害の被告人裁判全体を報道する唯一の写真家でした。2007年1月、彼の死より何ヶ月か先に、エイミー・グッドマンがテネシー州メンフィスの彼のスタジオでアーネスト・ウィザーズにインタビューしました。彼は最も有名な写真のひとつ、キング博士が先頭に立つ最後のデモ行進となった、「I am a man」とある標識を手に持つ、大量のスト中の清掃作業員の写真について触れました。
アーネスト・ウィザーズ:「彼、マーティン・キングの最後の行進、クリーブランド・テンプルチャーチの外、ヘルマンドに彼らは行列する、そして彼らはまさにあの「I’m a Man」の標識を持っていた。それがどれほど印象的で歴史に残ることだったか、だが最後にはそれが一般的になっていくのが、私にはわかっていなかった。しかしそれはマーティン・キングの最後の行進だった。」
ウィザーズの言い立てられた関与は、彼の協力を吟味する機密扱いを解かれた文書の彼の名前をFBIが編集し忘れたために明らかになりました。
(以上、デモクラシーナウ!ヘッドライン 14 September 2010)
上の写真はどれもアーネスト・ウィザーズの写真
写真上:団結のデモ行進でクレイボーンテンプルの前に結集するスト中の清掃作業員たち
写真中:1966年テネシー州メンフィスの「March Against Fear(恐怖に立ち向かう行進)」の後にロレーヌモーテルでくつろぐマーティン・ルーサー・キング博士、Memphis Press-Scimitarを読む。
写真下:1968年4月8日、メンフィスの大通り、マーティン・ルーサー・キングの暗殺あとの追悼行進
http://www.panopticongallery.com/artist/ernest_withers/#Withers_01.jpg
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