見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2010/09/25

大富豪コーク兄弟の正体



◇パキスタンでCIA無人機攻撃がアメリカ人を殺害

ボブ・ウッドワードの新著は、パキスタン内部の米国の秘密戦争の一部としてパキスタンのCIA無人機攻撃が多少のアメリカ市民を含めて多くの欧米人を殺してきていると報告しています。元CIA長官マイケル・ヘイデンは、北ワジリスタンの部族地域での痛烈な攻撃から数日後、2008年11月にパキスタンのザルダリ大統領にアメリカ人殺害を打ち明けました。無人機攻撃で殺されたアメリカ人の名前は決して公表されてきていません。報道によれば、会合を通じてザルダリがブッシュ政権にパキスタン内部でさらに無人機攻撃を遂行することにゴーサインを下しました。「上層部を殺しなさい。付随的被害はあなた方アメリカ人を不安にさせる。私を不安にさせない。」とザルダリは言いました。ウッドワードの新著「オバマの戦争」はまた、CIAがパキスタンで非常に注意を要する内密の軍事行動を先導する現地アフガン人3000人の秘密の準軍事的組織軍を作り出し、コントロールして支払うのを暴露します。

◇イラクとアフガニスタンで請負人の死亡者が軍人を上回る

ここ数カ月、イラクとアフガニスタンで兵士より民間請負人のほうが多く殺害されているのをProPublicaが報じます。これはアメリカの戦場で法人の死傷者数が軍人の損失にまさるのが史上初なのを記録します。米国と契約して実際に役立つ民間人250人以上が1月から6月の間に交戦地帯で死にました。同時期に235人の兵士が死にました。ジョージ・ワシントン大学法科大学院スティーヴ・スクーナー教授は「一世代前、これら請負人の死亡者各員が軍の死亡者だったのはきわめてありそうなこと。兵の死亡者が落ちるほど請負人の死亡者が高まっている。それは気持ちがいい実態ではない。」

◇アフマディネジャド:911攻撃の陰にアメリカがいる

木曜日、国連でイランのアフマディネジャド大統領は、米国政府が9月11日の攻撃の責を負うべきだったのはほとんどの人が確かだと思うと言いました。米国代表団は抗議して退場することでコメントに応酬しました。アフマディネジャドはまたイラクとアフガニスタンの侵略でもアメリカを非難しました。
アフマディネジャド:「9月11日におよそ3000人が殺されたと言われていた、それに対して我々はそれは悲しみでいっぱいである。まだその上に、今までにアフガニスタンとイラクでは数十万の人びとが殺されてきており、無数が負傷し、帰るところがないでいる、また争いは今まで通りに続き、拡大している。」

◇国連サミットでブラジルが米国のイラク侵略を責める

ブラジルの外相、Celso Amorimが国連で演説して公然と米国のイラク侵略を非難しました。
 Celso Amorim :「2003年ルラ大統領がこのホールで初めて演説したとき、世界はイラク侵略の危険にさらされて生きていました。その挿話的な事件から私たちが教訓を学んだことを願います。政治的な目標を正当化するため仕立てられる情報の盲目的な信頼はしりぞけられなければなりません。これを最後にきっぱりと私たちは国際法の元に筋の通らない武力行使を禁じるべきです。」

◇イスラム教徒の従業員がますます増える雇用差別に直面する

空前の数のイスラム教徒労働者が雇用差別を訴えているとニューヨークタイムズ紙が報じます。連邦のデータが2005年から2009年の間に提出される不満の数が60%急増したことを知らせます。そして2010年に提出される不満の数はなおさら高くなると思われます。イスラム教徒は米国住民の2%より少ない構成とは言え、現在提出される宗教差別のクレームの約四分の一を占めます。平等雇用推進委員会のメアリー・ジョー・オニールは、「ぞっとするようなレベルの憎しみと反感があります。私はこれを31年間行ってきています、イスラム教徒の労働者に向けられるこのような毛嫌いを一度も経験したことがありません」と言いました。先月、平等雇用推進委員会はソマリア人移民160人を代表して精肉業会社JBS Swiftを訴えました。監督者と勤務者がイスラム教徒であるのを理由に彼らをののしり、彼らに血や肉や骨を投げつけた、また彼らの祈りの小休憩をじゃましたとあります。

◇バージニア州がほぼ100年で初めて女性を処刑

IQ(知能指数)72で精神薄弱の境界線上だったとの主張にもかかわらず、バージニア州は昨夜41歳のテレサ・ルイスを処刑しました。ルイスはほぼ一世紀でバージニアで処刑される最初の女性であり、2005年以降アメリカ合衆国のどこでも処刑される最初の女性です。保険金目当てに彼女の年下の愛人と一緒に夫とその息子(継息子)殺害をたくらんだため有罪と宣告されました。彼女は約13歳の知的能力で精神薄弱の境界線上だったので免れると、ルイスの支援者たちは終身刑を強く主張してきました。テレサ・ルイスの弁護士Jim Rocapは処刑後こう談話しました。
Jim Rocap :「今夜、バージニアで死の組織が美しく子供らしいテレサ・ルイスの愛情のこもった人心を失わせました。彼女の家族と友人にとって、Fluvannaの仲間の収監者にとって、バージニア州とアメリカ合衆国と世界中の支援者にとって、彼女の死はどうしようもない損失です。」

◇パキスタン人科学者が合衆国の刑務所で刑期86年を言い渡される

アフガニスタンで抑留の間にアメリカ人尋問官をねらって撃ったせいで、米国の判事はパキスタン人の神経科学者Aafia Siddiquiに86年の刑を言い渡しました。彼女の有罪判決はパキスタンで広く非難されてきています。Siddiquiは無罪であり、米国の拘留で虐待されてきているとパキスタンでは信じられます。Siddiquiは2008年7月アフガン警察によって逮捕されたと米国当局は言っていましたが、多数の人権団体はSiddiquiが2003年にパキスタン当局によって力ずくで逮捕され不明となった反体制派の人々で、アメリカ合衆国の命令通りに尋問され拷問されたと主張してきています。供述でSiddiquiは、米国の秘密刑務所で拘束されてきたと主張しました。パキスタンでAafia Siddiquiの姉Fauziaが86年の判決を非難しました。
Fauzia Siddiqui :「この判事からもっとましな見込みは決してなかった。彼は証明となります、アメリカの司法制度、アメリカが以前は誇ったアメリカの司法制度がもはや存在しないと、彼は今日、全世界に証明しました。」

◇米国はメキシコ人ジャーナリストに亡命者保護を認める

死のおどしの標的だったメキシコ人ジャーナリストにアメリカ合衆国は初めて亡命者保護をかなえてやりました。Jorge Luis AguirreはメキシコのニュースサイトLaPolaka.comの編集者です。今から2年前に麻薬暴力で殺された同僚の葬式のために車を運転する間に携帯電話に応じたときAguirreは最初の死のおどしを受けました。電話の掛け手は彼に「次はおまえだ」と言いました。出入国管理拘留施設で7カ月暮らした者を含めて、他にもいくらかメキシコ人ジャーナリストが現在米国に亡命者保護を求めています。

◇コロンビアの反乱軍司令官が殺される

ラテンアメリカからの別のニュースで、コロンビア軍が報道によればFARC(コロンビア革命軍)の最高指揮官Mono Jojoyを殺害しています。Jojoyはコロンビア東部にある主要な反乱軍兵士陣地の空爆で死んだと言われています。

◇FCC(連邦通信委員会)はワイヤレスを求めてTV White Spacesを開くことで可決

テクノロジーニュースで連邦通信委員会は、ワイヤレス・ブロードバンド・サービスを含めて無免許使用を求めて、チャンネルのないTV、いわゆる「TV White Spaces」を開くルールに決着をつけることを満場一致で可決しました。この進展はステロイド中毒のwi-fiと表されてきているものに成り行くこともありました。

◇ティーパーティー後援者デイヴィッド・コークが最も裕福なニューヨーカーになる

フォーブズ・マガジンによれば、ニューヨーク市長マイク・ブルームバーグはもはや一番裕福なニューヨーカーでありません。ティーパーティーの後ろ盾、デイヴィッド・コークが、2009年彼の所得が160億ドルから215億ドルに急上昇したあとに今のナンバーワンです。デイヴィッド・コークと彼の弟チャールズが、ティーパーティー運動と他の何ダースもの右翼運動に資金を提供し、そっと助けてきていることを、ニューヨーカー誌が最近明らかにしました。ニューヨーカー誌のジェーン・マイアーは、コーク兄弟が個人と法人税をばっさり下げることに価値を認める自由論者であること、最小の貧困者のための社会福祉貢献と産業界の監視監督とりわけ環境規制をずっと少なくと主張する、昔からの自由論者であると報じました。

(以上、デモクラシーナウ!ヘッドライン 24 September 2010)

写真は一番裕福なニューヨーカー、デイヴィッド・コーク

△ニューヨーカー誌によると、「コーク兄弟は医療保険改革から経済刺激政策までオバマ政権による多くの政策に反対するキャンペーンに多額の資金を提供しており、そのイデオロギー的ネットワークは政界でたこ足にひっかけてコクトパス(コークとオクトパス)と呼ばれるほどである。」
コーク・インダストリーズを経営するコーク兄弟は絶対的自由を主張する自由主義論を推進する全米トップの保守派活動家だが、あくまでも目立たないようにやっている。目下のところ全米を揺るがしているティーパーティー運動に密かに資金を提供して拡大させたのもコーク兄弟。

△フォーブス誌のアメリカ大富豪の番付表によると、
一位ビル・ゲイツ、二位投資家のウォーレン・バフェット、三位オラクルのラリー・エリソン、四位ウォールマートのクリスティ・ウォルトン、五位チャールズ・コークとデイヴィッド・コーク兄弟が並ぶ、七位ウォールマートのジム・ウォルトン、八位同じくウォールマートのアリス・ウォルトン、九位同じくウォールマートのS・ロブソン・ウォルトン、十位マイケル・ブルームバーグNY市長

△コーク・インダストリーズは60カ国に約7万人の社員を雇用する世界最大級の株式非公開の会社、基本的に家族経営企業である。
コーク・インダストリーズは株式非公開のため、財務表もその他の財務データも未公開だが、1960年創業以来、配当を再投資したと仮定して、スタンダードアンドプアーズ500種銘柄指数で企業価値は73倍になる。
コーク社の事業は、冷暖房エネルギー、製造用化学薬品、プロセス・汚染制御装置、肥料、木材・消費者向け製品、金融サービスを地域社会に供給する。
カンザス州ウィチタに本社を置き、インビスタをはじめ、多岐にわたる事業に従事するグループ会社を有する。
http://www.kochind.com/

1 Comments:

At 12:15 午後, Anonymous 履歴書の経歴 said...

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!

 

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