見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2010/11/17

コレラは平和維持軍のせい?





◇報告:アメリカの無人機攻撃でパキスタンの女子供が殺害される

パキスタン北ワジリスタンの近くでアメリカの無人機攻撃が少なくとも住民20人を殺してきています。被害者はアフガン国境を渡ってきた戦闘員を疑われるとパキスタンの諜報機関は言っています。けれどもアルジャジーラはミサイルがただ1つの家の内部の16人を殺したとき、死亡者の中に女性と子どもがいたと報じます。

◇アメリカはイエメンでのCIAの役割を押し広げるため軍事基地を考慮する

最新の経緯がイエメンでのアルカーイダ工作員狩りでオバマ政権の軍事作戦の拡大を明らかにしてきています。ウォールストリートジャーナル紙によれば、アメリカ特殊作戦部隊によって支援される、辺鄙な領域にイエメンの軍事基地を設立すべきとの提案をアメリカ合衆国は考慮に入れています。ホワイトハウスはまた、アルカーイダのメンバーを狩る特殊作戦隊の指揮権を中央情報局(CIA)の管理下に置く段取りを吟味しています。

◇ハイチでは国連の基地での抗議で2人が殺される

900人余りの住民を殺してきているコレラ発生をめぐって動揺が増大するなか、ハイチでは抗議する人と国連軍とのあいだで衝突が勃発してきています。15日月曜、Cap-Haïtienの市中の国連平和維持基地での抗議で2人が殺害されました。そこに駐屯するネパール軍はうっかりハイチにコレラ発生をもたらしたと非難されてきています。衛生の専門家が、コレラ菌株はハイチやカリブ諸島の特徴的でないがネパール兵の故国一帯にぴったりとマッチすると言っていました。1万4600人以上がコレラっぽい症状で治療を受けています、また患者(症例)は目下のところハイチの全10県(州)で報告されてきています。ポルトープランスのテント野営地で「国境なき医師団」のFrancois Servranckxは、コレラ突発が大きくなり続けると言いました。
Francois Servranckx :「ここポルトープランスの患者数は私たちのそれぞれの施設でなおますます増えています。ポルトープランスでは私たちは8つの異なる場所で働きます。今はもう、数日前そうだったような、毎日倍増してはいませんが、それでもかなりの重要な増加です。私たちは実際、週に千人余りが治療されるのを話題にしています。」
次の何年かで約27万人のハイチ人が病気になると国連は警告してきています。

◇グアンタナモの捕虜に対して英国が補償する

報道によれば、彼らの拷問と虐待を教唆するとしてグアンタナモベイの元捕虜12人をめぐり補償することで英国が同意してきています。7月、英国政府は捕虜の拷問の申し立てに査問(調査)に乗り出しました。公式の発表が本日もっとあとで待たれます。

◇アムネスティがE.Uに、引渡し、拷問を徹底的に調査するよう駆り立てる

CIAの引渡し便やヨーロッパの地で進行中の秘密刑務所について国際アムネスティが欧州連合に措置をとるよう働きかけている時にこの懲らしめがやって来ます。新しい報告でアムネスティは、ブッシュ時代の引渡しと拷問プログラムに関与につき責任をとることを加盟列国に持ち出すことができないでいるとアムネスティは言っています。国際アムネスティのジュリア・ホールはヨーロッパでの説明義務がオバマ政権に人の例にならうまでに圧力をかけるだろうと言います。
ジュリア:ホール:「ご存じでしょうが、事実上の論点はどれだけ米国が持ちこたえられるかです。このような決然とした代弁者によって、それについて騒ぎ立てる市民社会によって、どれだけ米国はあくまで拒むことができるか?もしE.Uがその代弁者に加わってくれるなら、それは米国がそれなら応じなければならないことになるもう一つの急所になるでしょう。また、私たちが唯一期待できるのは、彼らがよろしいとなることです。」

◇パレスチナ人が入植凍結で米国の誘導措置を非難する

不公平にたった3カ月だけ入植拡大を凍結することでイスラエルをなだめすかすため、米国の発憤材料のすさまじい一括提案をめぐってパレスチナ人が激怒を言葉に表しています。オバマ政権は報道によればイスラエルにおよそ30億ドルに値する高度のF35軍用機20機を提供することや中東和平追求の国連決議を拒否することを申し出ています。凍結は90日後必ずしも延長されるとは限らないものですし、占領下の東エルサレムには当てはまりません。イスラエルは占領下の領域の強奪を一時的に小休止することで同意するため報酬を与えられていたと、パレスチナの国会議員Hanan Ashrawi は言います。
Hanan Ashrawi : 「そのように、3カ月パレスチナの土地の窃盗を最小限度に抑えて先送りするために、イスラエルはあらゆる種類の戦略上の利益を獲得しています。これは容認できません。もしも私たちが入植の解体を求めることに着手するなり、もしも私たちが妥結に署名する局面に至るならば、彼らはイスラエルに何を差し出すつもりなのかと驚きます。」
イスラエル内閣は提案に関して票決する準備をしていますが、オバマ政権からの公式の書状を待っていると言っています。ワシントンでの記者会見でヒラリー・クリントン国務長官は詳細を提供するのを断りましたが、取引を後押しするとしてイスラエルのベニヤミン・ネタニヤフ首相を褒め立てました。
ヒラリー・クリントン国務長官:「中東に関して、これは非常に見込みのある新しい進展でネタニヤフ首相によるすばらしい骨折りです。本日詳しく述べたいとは思いません、でも、私たちはイスラエルもパレスチナも両方ともと非常に折り合いの付く交渉の関係にあり、2国家解決と一帯の包括的な和平に至ることができる交渉再開のための態勢を作り出すため集中的に努力すると私は申し上げるつもりです。」

(以上、デモクラシーナウ!ヘッドライン 16 November 2010)

◇コレラ発生の罪をきせる国連平和維持軍の兵士にハイチ人が敵対する

国連任務のため実際に役立つネパール兵士が国に疾病を持ってきたと、土地の人からの申し立ての最中に暴徒と軍勢が衝突する

(UKガーディアン紙 16 November 2010)

△写真はハイチ、Cité Soleil(太陽の街)の地震難民キャンプをパトロールする国連兵士(Photograph: Andres Martinez Casares/EFE)

http://www.guardian.co.uk/world/2010/nov/16/haiti-cholera-united-nations-peacekeepers