見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2010/12/28

世間は潜在力 わかってない


◇ WikiLeaksと9.11:もしもあったらねえ?

お偉方が封じ込めた、おそらくテロ攻撃を未然に防ぐほどの情報を、落胆した捜査官たちがリークしたいと思ってもよさそうなものです。

もしもWikiLeaksが2001年にずっと存在していたならば、9.11の結果は、おそらく未然に防がれていたのではないか? この考え方は考慮に入れる価値があります。

その組織(WikiLeaks)は情報源を明かさずにリーク文書を発表するという使命のため、絶讃もどぎつい批判も引きつけてきています、けれども私たちは、世界がまだその潜在能力を完全にわかっていないのではないかと思います。 説明させてください。

9月11日の前段階で私どものたくさんが何か壊滅的なことが計画段階の状態だったかもしれない徴候に気づいていました。けれども私たちは、てきぱきとずばり行動することを許さない硬直化した官僚政治のために働いていました。最近、私ども両方とも、もしも情報を聞き出すために信任を得ている機敏なやり方があったならば、事態はどれだけ違っていたかしらと思ってきています。

(LAタイムズ 15 Octomer 2010 by Coleen Rowley& Bogdan Dzakovic)
記事の全文はここに↓あります
http :// articles.latimes.com/ 2010/ oct/ 15/ opinion/ la-oe-rowley-wikileaks-20101015

△コリン・ロウリーはタイムズ誌の2002年最も影響を与えた人物に共同で選ばれた片割れで元FBI捜査官。

◇真実を述べる人ブラッドリー・マニングの拷問

ブラッドリー・マニングは昨年からWikileaksの秘密の暴露で疑惑の情報源だ。根拠のない戦争をしかけるために私たちの政治と軍の指導者らが手段に使う、秘密、捏造、ウソを覆うベールを取り払ってきている。実際に告発されてきていないうちに刑務所に監禁する彼の処遇は、非人道的(残酷)であり、多くの国々の模範と比較して、拷問だ。仮にジュリアン・アサンジがアメリカに引き渡されるとすれば、それは、たぶん彼が受けると予期できることだ。

(サロン 15 December 2010 by グレン・グリンウォルド) 
記事の全文はここに↓あります
http://www.salon.com/news/opinion/glenn_greenwald/2010/12/14/manning/index.html

△写真は、来年服役期間が終わって出てくるはずの企業家ホドルコフスキーに27日モスクワ地区裁判所が別件で有罪判決を下したことで支持者らが「プーチンなきロシア」を叫んで抗議する 彼はプーチンの政敵だ、ロシアにプーチンある限り彼は檻の中....

◇ロシアの石油大手ユーコスのホドルコフスキー元社長(服役中)らにモスクワの地区裁判所が有罪判決を下したことを受け、米ホワイトハウスは27日の声明で、ロシアの法運用のあり方への「深い懸念」を表明した。プーチン首相による政敵排除との見方があることを念頭に「法制度の悪用」の可能性を指摘。「米ロ関係の深化の妨げになりかねない」と批判し、事態を重視した。
ホドルコフスキー氏は2億トン超の石油横領、資金洗浄の疑いで、元大株主のレベジェフ氏とともに起訴されていた。2003年に野党への資金援助などが原因で、当時のプーチン大統領や政権と対立して逮捕された。ユーコスも解体・国有化され、プーチン前政権下の「政治的弾圧」を象徴する事件になっていた。
(日経新聞2010年12月28日)