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◇抗議するパレスチナ人の催涙ガス死をイスラエルが調査する
イスラエルのヨルダン川西岸地区防護壁に反対するビリン村での毎週の抗議でジャワヒル・アブ・ラフマー(Jawaher Abu Rahmeh)はイスラエル兵が発射した催涙ガスを吸い込んだ。
http://www.guardian.co.uk/world/2011/jan/02/israel-tear-gas-death-palestinian
◇抗議者の死はIDF(イスラエル国防軍)が最も危険なタイプの催涙ガスを使用する可能性を示す
ジャワヒル・アブ・ラフマーは12月31日金曜日の分離フェンスに反対するデモの最中にイスラエル国防軍が発射した催涙ガスの結果として翌日死亡した。
死因は催涙ガス吸引によって引き起こされた呼吸不全であるのを提出された診断書が示す。
死亡したジャワヒル・アブ・ラフマー(36歳)は、2009年4月にやはりビリンのフェンス抗議デモで兵士が発射した長距離催涙ガス弾を胸に受けて殺害されたバセム・アブ・ラフマーの妹だった。父親は5年前に死亡している。
イスラエル国防軍は英国および米国で半世紀前に開発されたCSとして知られる催涙ガスを使用している。それは世界中の軍隊や警察で使用される。近年では多くの研究がこのタイプの催涙ガスに疑問を投げかけている。CS催涙ガスの吸入によって引き起こされるいくつかの死が報告されている。
「CSガスによる被害の程度に影響を与える主な要因の一つは、空気中の粒子の量」だと定期的に分離フェンスに反対するデモに参加しているイスラエル人医師ダニエル・アルゴは言った。 彼はまた、群衆散布技法を使う警察や兵士によって引き起こされる活動家の被害傾向にも傾注する。
皮膚の病気に加えて、最近の目や肺の損傷がCS催涙ガスの使用に関連づけられることもあるとアルゴは言う。
イスラエルの治安当局者は日曜、「多くの欧米諸国がこのタイプのガスを使用する」と言った。
http://www.haaretz.com/print-edition/news/protester-death-shows-idf-may-be-using-most-dangerous-type-of-tear-gas-1.334858
◇ビリン村では分離壁に反対する毎週のデモが5年前から続いている。分離壁によって家と農地が不当に分断されたと村人たちは語る。2007年、イスラエルの最高裁は村人の主張を認め、分離壁の位置を移動して村人に170エーカーの土地を返さなくてはならないと判断を下した。イスラエル国防軍は最高裁の決定をいまだ実行してきていない。
http://www.zcommunications.org/bilin-protester-dies-from-tear-gas-poisoning-by-amira-hass
△写真は2010年12月31日ビリン村付近のデモの間に打ち込まれた催涙ガス容器をイスラエル軍に投げ返すパレスチナ人抗議者
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