ドローネの悪夢
パキスタンがアメリカに報復措置
パキスタンは米国・NATOとのすべての協力の見直しを命じた
これでアフガンのNATOへの補給ルートが絶たれる
写真は、足止めを食らうNATOに物資を運ぶ大型トラック(BBCの記事より)
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-15905777
◇イスラマバード共同:アフガニスタンに展開する米軍を中心とする国際治安支援部隊(ISAF)がパキスタン北西部の検問所を攻撃、同国兵士28人が死亡したことへの報復として、パキスタン政府は27日、南西部バルチスタン州のシャムシ飛行場を利用している米軍に対し、15日以内の撤収を求めた。
同飛行場は、イスラム武装勢力を爆撃する米無人機の発着に使われているとされている。米軍が撤収すれば、2001年9月の米中枢同時テロ後からパキスタンが続けてきた米国との協力関係が崩れ、米軍の「テロとの戦い」に影響する可能性が高い。
http://www.47news.jp/CN/201111/CN2011112701000643.html
◇パキスタン、対米協力など見直しへ ISAF誤爆による兵士死亡受け
パキスタン外務省と軍によると、ISAFのヘリコプターが26日、アフガン側から越境し、北西部の部族地域モフマンド地区にある検問所2カ所を攻撃。軍当局者らが匿名で語ったところによれば、負傷者した13人の中には重体の者も多数いる。
ISAFのアレン司令官は同日、事実関係の解明に全力を挙げると述べ、遺族らに哀悼の意を表した。
一方、パキスタン軍報道官はCNNとのインタビューで「検問所は国境から十分に離れていてはっきりと表示され、NATOの地図にも載っていたはず。モフマンドに武装勢力の潜伏先はない。われわれがすでに排除した」と述べて、攻撃を非難。過去の誤爆がISAFに対する大きな反発を招いたことを指摘した。
ムフタル国防相は、米国に対して南西部バルチスタン州のシャムシ空軍基地から15日以内に退去するよう要請したと述べた。この基地は、米中央情報局(CIA)による無人機攻撃の拠点になっているとされる。同国防相は、同国で今年5月、米軍特殊部隊が国際テロ組織アルカイダの指導者だったオサマ・ビンラディン容疑者を殺害した作戦以降、米国との信頼関係は損なわれていたと述べた。
パキスタンはさらに、NATOのトラックがアフガン駐留部隊に物資を届ける補給ルート2本を閉鎖した。国境付近の地元当局者によると、このうち1本では26日午前、NATOの物資を積んだトラックなど約50台が通行を阻止され、引き返した。NATOの通常の補給物資や燃料の約40%は同国経由で搬送されている。
(引用元:CNN 2011年11月27日)
http://www.cnn.co.jp/world/30004711.html
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