見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2015/02/03

公認の話は疑問だらけ

◇それは処刑のように見える
シャルリエブド:ヨーロッパからの報告
by ポール・クレイグ・ロバーツ

ネオコンのウイリアム・クリストルを除いて、読者はシャルリエブドの問題について私が持ち出した疑問を正しく認識してくれた。
http://www.paulcraigroberts.org/2015/01/13/charlie-hebdo-paul-craig-roberts/  
ヨーロッパ人がヨーロッパのヴィデオとニュース記事を送ってよこした。
1本のヴィデオは、非難された兄弟のひとりのIDが見つかったといわれている(真偽の疑わしい)クルマと殺人者が逃走したクルマを比較して、二台のクルマが異なることを主張する。見たところでは、IDが発見されたクルマは逃走車ではない。

ニュース報道の一部のように見えるもう一本のヴィデオは、デリの店舗の正面をおおう金属スクリーンが上がるのを待っている大規模な警官隊を明らかにする。これはAmedy Coulibalyが人質を押さえていると報じられるデリだ。

金属スクリーンが上がると警察はデリを狙撃する。撃ち返しはこないようで警察が誰に向かって撃っているのか不明瞭だ。ことによると、それは人質(4人)を殺害した警察による大量の射撃だったかもしれない。

警察は入ると右に曲がる。するとCoulibalyが警察が入ったと同じ方向から姿を見せる。彼はまるで射撃の進路にせっつかれたかのように走りながらつまづいている。彼は全く武器を所持していない。彼の両手は固く結びつけられているようだ。彼が倒れる、または警察の前のドアのところで射殺される、警察はその時、屈服した男にさらに多くの銃弾を発射する。

それは処刑のように見える。絶対間違いなく、それは銃撃戦ではない。Coulibalyは倒れたので、わけなく捕らえられ尋問されていてもよかった。代わりに、私たちにあるのは逮捕(生け捕り)と尋問に代わるあらかじめ録音してある告白の記録だ。イスラム教徒のフランスの諷刺マンガ家に対する殺人的な激しい憤りと、ユダヤ教の掟に従った食品を販売するデリでのCoulibalyの攻撃といわれているものの結びつき(連続性)は断言されるだけで説明されない。もし仮にCoulibalyがフランス人によって描かれた諷刺マンガを通して激怒したなら、なぜ彼はマンガ家のオフィスに殺人者といっしょにいなかったのか?なぜ彼は攻撃の理由と無関係なデリの行き当たりばったりの客を選んだのか?

公式のニュース発表とは無関係にひとたびこれを見ればどこもかしこも疑問だらけだ。

あれがテロ攻撃だとすれば、ワシントンとイスラエルには極めて重宝で都合がよい。フランスはアメリカとイスラエルの立場に逆らってパレスチナを認めたばかりだった。フランスのオランド大統領はロシアに対する制裁はやめなければならないと述べたばかりだった。パレスチナ人に同情するヨーロッパ人が上昇する中で、ワシントンの、そしてイスラエルの中東戦争への支持が減退していた。今ではフランスはワシントンの外交政策の傘の下に逆戻りして、ヨーロッパ人の同情がパレスチナからイスラエルにシフトしている。

私が博士号の資格を取得していた時代には博士論文提出の資格を得た学生はフランス語やドイツ語を読むためのスキルを立証する必要があった。時間と乏しい能力が私のスキルを失わせた、従って私にはその報道についてなんであれ自信を持って結論を述べることはできない。私にできるのはヴィデオが視覚的に示すことを報告するだけだ。

またヴィデオは、どうやって郵便受けに入れられたのかわからないやり方で私に届いた。ことによるとインターネット検索に精通した達人には見つけられるかもしれない。

このウェブサイトのために、私はヨーロッパからの報告を歓迎する。公式なニュース報道やそれに対する社会のリアクションについてよく知っており事情通のヨーロッパ人からの報告だと私は考える、そして当局の話の矛盾や未解決のままのものが明確に理解されて異議申し立てされる限り、このサイトの読者によって歓迎される。

知識のあるヨーロッパ人は一般に容認された意見からおおっぴらに意見が分かれることについて落ち着かないとの印象を私は持ち続けている。あなたが誰であるか私に知らせさえすれば、あなたはずっと匿名のままでいられる。あなた方の報告が私たちのと違うとして、反移民主義者を除いてヨーロッパ社会が公式の話を受け入れるとすれば、アメリカにいる私たちはまさしく知りたいと思う。

ヨーロッパ人が野心的で欺瞞的な指導者によって否応なしに追い込まれた戦争は、だまされやすいのろまなアメリカ人を追い込んだ戦争よりずっとヨーロッパの全住民に甚大な被害をもたらしてきた。ことによるとヨーロッパ人は政府の断言を進んで信じるとは言えないかもしれない。

そうでないなら、もっと多くの戦争は確実なことだ。

△ポール・クレイグ・ロバーツ博士は、財務相の経済政策次官補でウォールストリート・ジャーナル紙の准編集者だった。彼はビジネスウィーク、Scripps Howard News Service、Creators Syndicateのコラムニストだった。彼には多くの大学の役職があった。彼のインターネットコラムは世界中に及ぶ熱心な支持者を惹きつけた。ロバーツの最新の著書は「The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West」や「How America Was Lost」である。

http://www.informationclearinghouse.info/article40731.htm