見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの、見つけたとき、 それを作品にしたり、思わずなにかの形にして、人に 伝えたくなります。 見つけたとき感じた、しあわせ感覚が、ひとしずくでも 誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

December 03, 2015

ISISスパイに接触

◇ISISスパイの告白 
The Daily Beast 15 November 2015

彼は、みずから宣言したIS(Islamic State)に加わってジハード戦士の歩兵を訓練し、フランス人の二人組を含む外国人工作員を仕込んだ。ところで、アブ・カリド(Abu Khaled)は、いつでも喜んで話すと言う。

すっかりISISに留意するにもかかわらず、内部の仕組みについては、ほとんど知られていない。だが、ISとやらの保安部門のメンバーだと主張している男が内部の光景を提供すると申し出た。このシリーズはこのISISスパイとのインタビューからなる特筆すべき日に準拠する。

パート1:イスタンブールで面会

イスタンブール 納得させるのに時間はかかったが、私たちがアブ・カリドと呼ぶ男は、ついに身の上話を語ることになった。私たちがこの前、シリア革命の初期のもっと期待される日に互いに遭遇してから、あきあきするほど長い間のスカイプとWhatsAppによる議論がまずまずの彼の伝記を固めた。彼がISとやらの軍隊に加わり、イスラム国保安部門Amn al-Dawlaに勤務した時から、ジハード戦士の歩兵と外国人工作員を訓練した。現在、彼を要注意人物にする離脱者としてISISを出たと彼は言った。だが、彼はシリアを出たくなかった、そしてThe Daily Beastは世界の誘拐と斬首の中心地に私を行かせるつもりがなかった。かつて、ISISが出現する前、私はシリアの交戦地帯で彼を信用してもいいと思うほどよく彼に会った。しかしそれだけではない。二人が互いのまわりでもっとリラックスするようになったあと、彼が大胆にも「アメリカ人が身代金を払わないとは運がいいね」と言って必然的にISISの人質を取る問題が話題に上った。冗談だよと彼は言った。

彼が真実を語っているとすれば、実のところ誰が担当しているのか、彼らはどうやって行ったり来たりするのか、戦士と全住民の分類にどんな仕切りがあるのか、ISISが活動する方法について彼に並外れた粒状の情報があったことが私たちのデジタル活用からわかった。

シリア人の祖国の大きな帯状の土地を占領するISIS指導部に関して、実質上イラクや他の外国の精鋭集団の植民地風傲慢に等しかったと彼が言ったものを、アブ・カリドはじかに会得した。ひとりよがりの国の中で官僚機構の陳腐さや、ISISが人々を監視するためにまた互いに監視し合うために創設した多様な安全保障の異常な野蛮状態を彼は説明する立場にあった。彼はまた、少しも残虐行為やウルトラバイオレンスからひるまずに得意の絶頂にある全体主義カルトになぜそれだけ恩義を受けるままであるのか私に教えることができた。 

ISISの旗じるしのため、アブ・カリドは何百もの外国人補充兵と共に働いた、その幾人かは敵国の中に秘密のスパイの種をまくグループの奮闘の一部としてすでに彼らの故郷に戻っていった。

だが、アブ・カリドは戦いのさなかにあるアレッポ郊外に入手したばかりのアパートメントと妻を置いていきたくなかった。彼はこのトルコの港町への長い旅を危険覚悟でやってみたいと思わなかった。ISISを脱出して以降、ジハード戦士の元僚友と戦うために自分の78人の katibaまたは大隊を築き上げるのに忙しかったと彼は言った。

現代のトルコ史で最悪のテロ爆破が首都アンカラの通りでISIS工作員によって実行されたばかりだった、NATO加盟国で100人以上を殺害し、推定上のカリフの統治という中心核のイデオロギーの着想のひとつにさらにもう一度勢いをつけた。国境はすたれた、そしてISISはどこにいてもあなた方に近づくことができる、だれでも皆に知ってもらいたいということではあるが。アブ・カリドがまだISISのスパイで、新しい人質を集めるための作戦の一部だった可能性はいずれにせよあった。

私に本当のことを話しているなら、リスクはアブ・カリドにとってよほど大きかった。ISISは”不信心の国”の中までずっと彼を追跡してそこで彼を処罰するかもしれない。現実に10月末 Sanliurfaで斬首されたラッカ出身のシリア人活動家に対し、ISISはまさにそれをやった。そしてそこにはアブ・カリドが自分で訓練した、”敵の戦列に味方する”仕事口のためにシリアやイラクを出発したスパイがいた。

「保安部門に従事しているとき、すべてが支配される」と彼は私に告げた。「あなたはまったくISのなわばりを出ることができない。」すべて国境は彼が勤めた国の保安組織によって支配されたので、彼には特に厄介だっただろう。「オレがこの連中を訓練したんだ!ほとんどがオレのことを知っていた。」

「オレはイスラム教徒だった、そして今は(イスラム教徒からみた)異教徒だ。イスラム教徒から異教徒に、二度とイスラム教徒には戻れない。」支払う代価は死である。

このようなものすべてに説得力があるように聞こえたが、アブ・カリドがなんであれ確信を持ってわかったことをつかむために、私には何度も何度も彼に質問する機会を持つ必要があった。彼の判断のどのような矛盾についても尋ねられることを必要とした。私は彼のボディランゲージ、神経のたかぶり、イライラを見届ける必要があった。そしてそれは実物でしかできなかった。

結局、アブ・カリドは折れた。クルマとバスによるアレッポからイスタンブールまで行ってまた戻る750マイルの長旅をするために約1000ドル借りた。私たちは10月末に会った。そして長い三日間、ヨーロッパと中東のあいだの断絶上にある国際都市のカフェやレストランや大通りで、彼がタバコに次々と火をつけるときの煙のもや越しに、ビターなトルココーヒーをひとすすりし、私をまともに見る彼を私は観察した。そしてアブ・カリドは歌った。

「オーケー、生涯ずっとオレはイスラム教徒、でもイスラム法にのめりこんでないし、非常に信心深くはない」と彼は会話の早い時期に言った。「ある日、鏡の中の自分の顔を見たんだ。長いあごひげがあった。自分だとわからなかった。ピンク・フロイドのようだったよ。頭の中に誰かいるけどそれはオレじゃない。」

多くの回復中のジハード戦士には”脳障害”について完全な再現能力がない。だが、アブ・カリドは殉教を求める若く未熟な熱狂者ではなく、過去の軍事的鍛錬を含め、ISIS指導部が役立つと気づく天分の彼は教養のある多言語を話す中年のシリア国民である。

(中略)

彼の多くの同胞のように、彼はトルコ南部に拠点を置く5年間続いた戦争の大部分に時間をささげた。アメリカ主導の合同作戦Inherent Resolve(生来の不屈)が、ISISがその首都に保つ東部県ラッカへの空爆作戦行動を拡大して約一カ月後、2014年10月19日にISISの仲間に加わったと彼は言った。

アメリカは圧制者バシャル・アサドにずっと政権を握らせ続けるイランとロシアによって先導される世界的な陰謀の共犯者だと思ったのでアブ・カリドは仕方なく参加したという感じがした。アメリカがスンニ派とだけ戦争を行っていること、そしてほとんどあらゆる手段で大量殺人を犯したアラウィ派支配政権を放置してイランのシーア派軍がもとのままなのを他にどう解釈されればよかったのか?

またアブ・カリドは好奇心が強かった。「冒険も同然でそこに行った」と彼は言った。「どんな人がいるのか見たかった。正直に言って後悔しない。彼らを知りたかった。今では、彼らはオレの敵で、オレは彼らを非常によくわかっている。」

彼をISISの軍隊の中に入れる手順は入念に用意された。それがISISの支配下にあったとき、トルコとシリアの国境の町 Tal Abyadで、彼は検問所に近づいた。「どこに行くのか?と彼らはオレに聞いた。ラッカだと言った。彼らは理由を聞いた。ISISに加わりたいと言った。彼らはオレの荷物をチェックした。」

ラッカで一度だけ彼はすべてのシリア人が問い合わせしなければならなかったISIS行政ビルの名前、”ホムス大使館”に行かないといけなかった。彼はいわゆる”国境管理部”に移された後、そこで二日間過ごした。こういうことすべてが、もはや存在しないとISISが彼に教えた彼の国でのこと。

「カリフの統治の外で生きてきたので、彼らはオレを移民とみなした。」だからアブ・カリドは最初に市民権を与えられないといけなくて、アブ・ジャベルという名のイラク人によって行われる市民権面接に合格しないといけなかった。「なぜ、聖なる戦士になりたいと思うのか?」と彼は聞かれた。十字軍戦士・異教徒と戦うことについて彼はなにかおざなりのことを言ったのを思い出す。どうやらアブ・ジャベルの嗅覚試験に合格したらしい。

次の段階は教化だった:「オレは二週間イスラム法の法院に行った。授業を受けなければならない。彼らは人を憎む方法を教える。」アブ・カリドは笑って言った。非イスラム教徒はイスラム教信仰コミュニティの敵であるから死ななければならないとのISIS版のイスラム教を彼は教わった。「それは洗脳」と彼は言った。

この教化に責めを負うべき聖職者は外国出身の反知性主義の排外主義者の若造だった。「リビア出身の男がいたのを憶えている、彼はたぶん二十代中頃だろう。」そしてシリア人はだれでもどこにいたのか?

***

ISISとの最初の数週間に、アブ・カリドはドイツ人、オランダ人、フランス人、ベネズエラ人、トリニダード人、アメリカ人、ロシア人と知り合いになった。ISISの唱えるマントラが人びとに受け入れられるように、そして真正の信仰の管理者であると、”生き残って拡大する”ために、全員が新たに到着した。推測されるようにこのジハード戦士インタナショナルへの新規追加には会話体のアラビア語すらないので、多言語に通じたボランティア、例えばアブ・カリドは、特に評価された。彼は流暢なアラビア語、英語、そしてフランス語ができた、従って通訳としてすばやく押さえられた。「オレは2つのグループを受け持った。左にフランス人がいて、アラビア語からフランス語に翻訳していた、右にアメリカ人がいて、アラビア語から英語に翻訳していた。」と彼は言った。

アジテーションとプロパガンダの一部として、ISISはよくムジャへディーン(イスラム戦士)または外国の戦士を見せる、そして戻ることがないのをはっきりと表示しようとのもくろみで彼らのパスポートを儀式で燃やす。ブルージュであろうとバトンルージュであろうといずれにせよ彼らは、信仰と平和の世界、Dar al-Islamの住民になるために、戦争と堕落と不信心の世界、Dar al-Harbの国籍の一切を放棄した。だが、これは主として誇示のためだ。あらかじめ、ほとんどの新人が自分のパスポートを持ち続けるかまたは譲り渡すかどちらかだった。誰に譲り渡すのか?「人事管理部門」だとアブ・カリドは言った。

だが、比較的ゆったりする人事担当部局の方針が近日は変化した。かなりが巨大な損失の戦いに負けだしたとき、ISISはますます制限するようになり管理するようになる。

昨年クルド人の町コバニを得るための戦闘の前、カリフの統治には無敵のオーラがあった、そして救世主的な勝利の黒旗にくるまろうと世界中から人が殺到していた。だが、何ヶ月も続いたその戦闘で、アメリカの空軍力に支援されるクルド人民兵組織(クルド人民防衛部隊)はよく戦った。少なくともアブ・カリドが特徴を述べる限りでは、ISISはどのような戦術上の(いわんや巧みな戦略などでない)事前の考慮もなく、不必要に彼らの虐殺に何千人も送った。ジハード戦士軍は非シリア人がほとんどの戦闘員4000人から5000人を失った。「この数の二倍が負傷して、もう戦えなかった」とアブ・カリドは私に話した。「彼らは手や足をなくした。」当時、移民は砲弾の餌食として徴用されるのか?彼はうなずいた。昨年の9月、ISISの外国人新兵補充の高まりの絶頂で外国人の流入が彼らを迎え入れる者たちをも驚かせたと彼は言う。「ISISの仲間に加わるために毎日到着した外国人戦闘員をだいたい3000人くらい迎えた。毎日ってことだよ。それが今では、だいたい50人か60人くらいも迎えない。」

この突然の不足量は、シリアやイラクの範囲外の住民がどのように一番うまく大義にかなうことができるかについてISIS最高司令部による念入りな再考をもたらした。「最も重要なことは彼らが世界中で(現在は全く活動せず)将来の特命に備えている諜報員の支部を作ろうとしていること」だとアブ・カリドは言った。ISIS指導部は”自分の国にとどまってそこで戦え、市民を殺害し、建物(なんでも吹き飛ばせるもの)を吹き飛ばせと人々に要求した。あなた方は来る必要はない。”

アブ・カリドの指導による影響下にあるジハード戦士のかなりはすでに彼が説明する国、al-Dawlaを出て彼らの出身国に戻った。彼は30代前半の二人のフランス人を挙げた。二人の名前は知らないとアブ・カリドは主張した。「オレたちはその種の質問はしない。オレたちは全員、”アブなんとか”だ。ひとたび個人の経歴について聞き始めたら、これはひどくいらだたせる究極の危険信号だ。」

トルコでの合流からほぼ一カ月後に起こった11月13日のパリ・テロ攻撃の当然の結果として、私はアブ・カリドに接触した。現在アレッポに戻っている彼は、私に、第二次世界大戦以降最悪の非道、同時攻撃にこのフランス国籍の一方または両方がある点で関与していたことをかなり確信していると述べた。国際報道機関で公表される二人の写真を見るのを彼は待ちかまえていると言う。

その間に、彼は二人の身体的描写を申し出た。一人は北アフリカ、おそらくアルジェリアまたはモロッコ出身、はげ頭、身長と体重は平均的。もう一人は背が低くブロンドの髪とブルーの瞳のフランス人、おそらくイスラム教への改宗者、彼には妻と7歳の息子がいた。

それはISISに逆らうように見えるのが有益と感じる、まあそんな情報のように思えた。だから私はアブ・カリドに尋ねた、この二人について誰かに警告したかと。「そうだ」と彼は応酬したので、そのくらいにしておいた。

http://www.thedailybeast.com/articles/2015/11/15/confessions-of-an-isis-spy.html?via=twitter_page

0 Comments:

Post a Comment

<< Home