見つけた 犬としあわせ

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2016/10/16

ジャーナリズムが犯罪になる

◇憲法修正第1条に関してノース・ダコタの戦争はますます悪化する

ノースダコタ州の代理人ラッド・エリクソンはデモクラシーナウ!のエイミー・グッドマンに対する不法侵入の刑事告発を取り下げた、そしてその代わりに暴動に参加したことで彼女を告発しようと努めていると本日(2016年10月16日)デモクラシーナウ!が報じた。

どちらの型どおりの告発も、ダコタ・アクセス・パイプライン事業に反対する抗議についてのグッドマンの報道に関連性がある、事業はインディアンの不可侵の歴史的な敷地とノース・ダコタの水源、地球の気候に対する脅威について案じるアメリカ先住民が率いる連合体によって反対される。きわめて重大な国民一般の関心のニュース速報を報道するためにジャーナリストを不法侵入で訴えるのが報道の自由に対する紛れもないおどしであるのに、暴動の告発はもっと悪い、なぜなら報道記者としてグッドマンの問題の主眼点を犯罪行為としようと企てるからだ。

デモクラシーナウ!によって引き合いに出されるグッドマンの弁護士へのEメールの中でエリクソンは不法侵入でグッドマンに有罪判決を下すのは難しいことを認めた。だが、警備員が抗議者に刺激性スプレーを使用することや犬に攻撃をけしかけるのを詳細に記録する間、グッドマンはジャーナリストとしてふるまっていなかったので、彼女はもしかすると暴動を起こすことで告発されるとエリクソンはほのめかした。エリクソンはビスマルクトリビューン紙に、グッドマンは「要するに、抗議者だった。彼女が報道したすべてのことが抗議行動を正当化する立場からのものだった」と断言した。

憲法修正第1条が検察官に彼らの見解に基づく犯罪で人々を告発することを許さないとエリクソンのロースクールの教授はむろん彼に説明した。グッドマンが重要なニュースだと思ったから顛末を報道していたか、彼女が抗議者たちに共鳴したからか、または単に骨折りがいのある仕事をしていたからか、いずれにせよ彼女が報道記者としてふるまっていた事実に影響を及ばさない。エリクソンの法律上の理論の下に、もしかするとブル・コナーの公民権行進者の扱い方が不当だと示すつもりだったことが証明されたとすれば、1960年代のバーミンガムの抗議を報道する記者たちは権利憲章(憲法修正第1-10条)の保護を剥奪されていただろう。ジャーナリストの動機のこの種の審問は不採用とされなければならない、そして10月17日月曜、グッドマンを告訴するとのエリクソンの要請が地方裁判所John Grinsteiner判事の眼前に行く時にうまくいけばと期待される。

憲法上の権利センターのキャサリン・フランケがエリクソンの訴追者のおどしに答えて言ったように、アメリカ先住民が彼らの土地を守っている時、激しく攻撃されるのを撮影することは暴動を起こしていない、それはジャーナリズムと呼ばれ、修正第1条によって保護されている、それどころか、民主主義の社会において欠くことのできない最も重要な職務である。

Deia Schlosberg

その間、ドキュメンタリー映画制作者Deia Schlosbergが、ダコタ・アクセス抗議運動の撮影と関連して3件の重罪訴因でノース・ダコタのPembina郡で告発された:所有地の窃盗につき共謀罪、公共事業の窃盗につき共謀罪、公共事業の買収または公共事業に損害を与えることで共謀罪(ハフィントンポスト紙10月14日)。これらの告発もまた、Schlosbergが抗議に共鳴したとの検察官の推定に基づくようだ。州の検事Ryan Bialasは「抗議」ではなくて「犯罪行為」であると考えた。どうもノース・ダコタではジャーナリストが政治的意見を持つことは違法のようだ。

http://fair.org/home/north-dakotas-war-on-1st-amendment-goes-from-bad-to-worse/
写真はエイミー・グッドマン