だれのための安全確保?
なに、これ?!すごく気持ち悪い
写真:木の伐採がほぼ終わった様子の建設予定地N1地区。二つのヘリパッドが隣り合って造られる=17日、国頭村安波(提供、小型無人機から)
沖縄タイムス プラスより
◇広がる大規模伐採 高江周辺ヘリパッド工事
21 September 2016
東村高江周辺の米軍ヘリパッド建設工事の様子が、小型無人機ドローンから撮影した写真で確認された。N1地区では隣り合うヘリパッド二つ分の伐採がほぼ終了。同地区近くでは、旧林道と並行するように森を切り開き、新たな道が蛇行して走っている。H、G両地区に続く工事用道路とみられる。
沖縄防衛局は道幅3メートルと県に説明しているが、写真では幅6メートル近くあるように見える。距離はN1とH、Gを結ぶと直線でも2・6キロあり、今後も森の大規模伐採が続くことになる。市民がドローンで連日の撮影をすると、道路工事が毎日約200メートルほど進んでいることも分かった。
沖縄平和市民連絡会の北上田毅さん(70)は20日、県環境保全課を訪れ、この道路が赤土等流出防止条例の対象と指摘。工事中止を防衛局に指示するよう求めた。県は「条例に基づく事業はないと説明を受けている」と述べるにとどめた。
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/63040
◇ロープで抗議市民拘束 「首も絞まっちゃうよ」笑う警官
29 September 2016
沖縄県東村高江周辺の米軍北部訓練場内ヘリパッド建設に抗議する市民らを警察機動隊員らがロープで縛り、拘束した。中には、笑いながら「首も絞まっちゃうよ」と対応した警察官もいたという。市民らは「こんなやり方は初めて。絶対許せない」と怒りに震えた。
市民らによると、約20人が訓練場内で抗議行動。十数人がH地区わきの高さ10メートル以上ある急斜面の伐採地で座り込みなどしていた際に縛られたという。
女性は「首が絞められると訴えたのに、『声が出ているから大丈夫』と言われた。ひどい」と批判。拘束の際に左足首をねんざした50代男性は「救急車を呼んでと言っても対応しなかった」と憤る。引き上げる際に警察官が足を滑らせて、男性は切り株に腰を強打。「こんな危険な場所でこんな乱暴なやり方があるか。警察は市民を守るのが仕事のはずだ」と強調した。
ロープで縛る行為について28日夜まで沖縄県警本部にも報告はなく、一部の幹部からは「本当にそんなことしたのか?」と戸惑いの声も。日米地位協定で米軍に管理権があるにもかかわらず、県警が市民を事実上拘束する権限を行使できるかについて「微妙な部分がある」との指摘も上がった。
ある県警幹部は、事実を確認していないとした上で「基地内は米軍の同意がなければ逮捕できない。ロープで巻き付けるのは事実上の逮捕行為と取られる可能性もある」と疑問を呈した。
市民側の小口幸人弁護士は「ロープで縛ることは、身体の自由を拘束する危険な行為で、通常は逮捕・監禁罪に該当する。県警は『安全確保の措置』と言うが、こんな行為を直接許す法律はない。特別公務員職権乱用罪などに問われることもある」と県警の手法を厳しく指摘した。
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/64226
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