見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2020/06/10

ミネソタ市警を解体して再建


ミネソタ州ミネアポリスで先月25日に黒人男性が警官に首を膝で押さえつけられて死亡したことを受けて、ミネアポリス市議会議長は7日夜、同市の警察をいったん解体し、再建すると明らかにした。
すごいニュース!

◇トランプ、負傷した男性に対するツイートで抗議者への敵意を示す
ブルームバーグ 2020年6月10日 by Josh Wingrove

ドナルド・トランプ大統領は、ニューヨーク州バッファローで警官によって地面に押し倒されて重症を負った高齢の抗議者が転倒を大げさに誇張する“挑発者(おとり)”だったと証拠を示さずに断言、警察の残虐行為に抗議する全米各地のデモに接して再び不快感を露わにする。

火曜日トランプは、活動家でWestern New York Peace Center(非営利団体)の一員であることがわかっている抗議の参加者Martin Gugino(75歳)の先週の負傷についてツイート。どのような証拠も引用することなく、大統領はGuginoが時に暴力に乗り出す左派の活動家、“アンティファ(Antifa:アンチ・ファシスト)”の仲間だと示した。トランプは彼らをテロリストと決めつけた。
※最近トランプ大統領はアンティファについて「アメリカは“Antifa”をテロリスト組織として指定する」とツイッターに投稿、デモにおける暴力行為の激化の原因と名指ししていた。

撮影された動画は市内のデモ中にGuginoが警官に近づき、彼の携帯を持って警官に話しかけていることを示している、その後、地面に押し倒されて頭を打ちつけ、負傷した。


トランプのツイート:
警官に押しのけられたバッファローの抗議者はことによるとアンティファのおとりかもしれない。75歳のMartin Guginoは警察の通信機器を妨害するために警察の通信をスキャンしたと思われる後に押しのけられた。@OANN(過激派の保守系メディアによる) 彼が押しつけられるよりもっと激しく大げさに倒れたことにわたしは注視した。ねらいはスキャナーだったか。ことによるとセットアップかも?
(このトランプのツイートに6月9日21時34分時点で15万7601人がいいねしている) 

▽下記はアンティファについて(AFP時事通信のニュースより)

米ミネソタ州で黒人男性が白人警官に拘束されて死亡した事件を発端とする抗議デモをめぐり、ドナルド・トランプ大統領は1日、急進左派の活動家ネットワーク「アンティファ」について「米国はテロリスト組織として指定する」とツイッターに投稿し、デモにおける暴力行為の激化の原因だとした。
トランプ政権のロバート・オブライエン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)やウィリアム・バー司法長官も暴動を扇動している「過激派グループ」だとアンティファをやり玉に挙げている。テロ組織に指定されれば、アンティファは国際テロ組織アルカイダやイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」と同列に扱われることになる。

■アンティファとは何者か?
アンティファという名称はアンチ・ファシズム(反ファシズム)を意味し、1930年代初頭にアドルフ・ヒトラー率いるナチス・ドイツの台頭に立ち向かおうとした社会主義者らのグループに由来する。
米国の反ファシスト・グループは過去20年以上にわたり、さまざまな社会正義の問題について運動を展開してきた。今週ニューヨーク・アンティファは「われわれはファシズム、人種差別、性差別、同性愛者・トランスジェンダー嫌悪、反ユダヤ主義、イスラム嫌悪、そして偏見のない世界を信じ、闘う」とツイートしている。
ただ、アンティファの活動は基本的にネオナチや白人至上主義者グループへの対抗に的を絞っており、右翼の過激派を公の場から追放しカウンターデモを組織するというのが戦術の大半だ。
しかし、トランプ氏が勝利した2016年の大統領選で右派グループが活気づいたため、現在アンティファは右派との直接対峙や破壊的な抵抗運動に携わっている。
2017年1月20日のトランプ大統領就任式の際には、黒い服とマスクを着用したアンティファをはじめとする大勢の集団が首都ワシントンで抗議を行い、窓を壊したり車を燃やしたりした。
また、2017年8月にはバージニア州シャーロッツビルで白人至上主義者やネオナチのデモ隊と衝突し乱闘となった。それ以降、両者はポートランドやカリフォルニア州バークレーなど各地で衝突を繰り返している。
しかし米議会調査局によると、アンティファは本部や全国的な組織を持たない「分散的な、独立した急進的志向を持つグループや個人の集まり」で大半が非暴力的であるが「自分たちの信念を広めるためならば、一部のメンバーは罪を犯すこともいとわない」という。

■暴力をあおるのはアンティファ?
トランプ氏やその側近は別として、その他の米政府当局者や地方当局によると、米全土の都市で起きている暴力や破壊にはアンティファだけでなく、右派と左派の複数のグループが関与しているという。
米ダートマス大学の歴史学者で、「Antifa:The Anti-Fascist Handbook(アンティファ:反ファシスト・ハンドブック)」の著者マーク・ブレイ氏は米紙ワシントン・ポストへの寄稿で、組織体系が緩いために人数を確認することは不可能だとしつつ、「基本的に自分たちだけで驚くほどの破壊行為を成し遂げたアナキストやアンティファのグループはない」と述べている。

■トランプ氏はアンティファをテロ指定できるのか?
その可能性は低い。国内の暴力的な組織を、ISやアルカイダのような国際組織と同様にテロリスト指定することを認める法律は米国にはない。
国際テロ組織指定は強力で、該当組織への支持を表明しただけで逮捕、投獄が可能だ。この法律が国内の組織にまで拡大して適用されていないのには、正当な理由がある。そうした法律があれば、指導者が政治的な対立勢力にそれを適用しようという誘惑に駆られる可能性があるからだ。
バー司法長官はアンティファが暴動を扇動していると指摘しているが、捜査を米連邦捜査局(FBI)の合同テロ対策タスクフォースの手に預けるのには限界がある。バー氏は、暴動に参加するための州間の移動など、連邦法違反が焦点になると示唆している。
ただ、アンティファのようなグループには国際的なネットワークがあり、米政府がそれを口実にテロ指定を適用しようとする可能性はある。
(AFP=時事)

△破壊、略奪、大半が便乗犯 「極左扇動」の証拠は限定的
米各地に広がった人種差別抗議デモに伴う破壊や略奪についてロイター通信は3日、騒ぎに便乗した者による犯行が大半を占めると当局が分析していると報じた。トランプ大統領ら政府高官が主張する「極左集団による扇動」を示す証拠は限られているという。
国土安全保障省情報部門が作成した分析の一部をロイターが閲覧したところ、暴動にアンティファが関与した可能性に言及しているものの、具体的証拠を示していない。一方、アンティファと対立する白人至上主義者らがインターネットを通じて暴力行為を呼び掛け、デモ参加者と治安組織との対立をあおっていると指摘しているという。
(時事通信)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020060400703&g=int