見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2020/07/01

コロンブスよりプリンスの像


プリンスの故郷ミネソタで、今あるクリストファー・コロンブスの代わりにプリンスの像を立てようという署名運動が再燃しているって!
素敵です でも、このキャンペーンはすでに終了しちゃっています
集まった署名の数は12,417 わたしも署名に参加しました
写真はプリンスのBlue Angel Cloud 2

◇ミネソタ州のコロンブス像をプリンスの像に置き換える請願に着手

“黒人と先住民を無力にしたいと思った男を称賛するよりは、わたしたちに霊感を与えてくれたコミュニティの仲間のリーダーシップを称えたほうがよい”

JUNE 23, 2020 by ALEX YOUNG

最近、テネシー州の住民は、現在州議会議事堂に陳列されている元秘密結社KKKの首領ネイサン・ベッドフォード・フォレスト(Nathan Bedford Forrest)の胸像をテネシーの真の地元のヒーローであるドリー・パートン(※)を称える大きくて美しい像に置き換えることを州当局に求める請願に乗り出した。さて、ミネソタの市民グループが州議会議事堂の敷地に立っているクリストファー・コロンブスの像を取り除くことを目的に同様の申し入れをしている。代わりに彼らはプリンス・ロジャー・ネルソンの像を立てたいと考えている。

請願書には「全米各地で市政府は白人至上主義者、奴隷所有者、黒人の命を脅かした人々の像を取り除くことを選択しています。ここミネソタではアメリカの黒人や先住民を殺害し、レイプし、奴隷にした男、クリストファー・コロンブスの記念碑を降ろす要求を地域社会が再燃させています」とある。「わたしたち署名者は、コロンブスがミネソタに住んでいる人が記憶に留めておく価値観を象徴するとは考えていません。黒人や先住民を無力にさせたいと願った男を称賛するよりは、わたしたちに霊感を与えてくれたコミュニティの仲間のリーダーシップを称えたほうがよい。」
なぜ、これが大切なのか?
請願書は「プリンスはミネソタの価値観を象徴し、コロンブスは象徴していない」と入れて、率直に言い添える。

皮肉なことに、この請願書は実際にはミネアポリスのジョージ・フロイド殺害と全米の人種不安を確実にする前の2017年に始められた。しかしながら、近ごろ、請願書はこれまでに約1万件の署名を有して新たな活気をわが物としてしている。

もちろん、コロンブスとは異なり、プリンスは生涯にわたりミネソタで暮らし仕事をしたミネソタ生まれの人。火葬された彼の灰はミネソタ州チャンハッセンのペイズリーパーク、かつての自宅とスタジオに在住する。コロンブスが数十万ではないにしても多くの先住民族を拷問し虐殺した集団虐殺のマニアだったのに対し、プリンスはたよりになる社会的正義の擁護者だった。クリエイティブな美的感覚の鋭い自由を求めて闘いながら黒人の女性ミュージシャンを登用しその能力を高めもした。彼はまた人種や政治の問題を強調するために一様に自分の音楽を使用した。実際、彼の最後の歌、「ボルチモア」は、警察の手にかかった黒人男性の死に傾けたものだ。

信じられないことに、プリンスには彼の故郷の州にまだ像はない、しかしコロンブスにはある。請願書に署名することでこれを変えよう。

関連ニュースでプリンスが最も愛用したギターのひとつ、Blue Angel Cloud 2が週末にオークションにかけられ56万3500ドル(約6000万円)で落札された。



※ドリー・パートン、新型コロナ治療法の研究費として約1億円を寄付 
米カントリー音楽界の大御所アーティストのドリー・パートンがカントリーミュージックの聖地として知られる米テネシー州ナッシュビルのヴァンダービルト大学メディカル・センター(VUMC)に研究費として100万ドル(約1億円)を寄付したことが明らかになった。
全米屈指の医療機関である同病院では新型コロナウイルスの治療法の発見に向けた研究が進められている。パートンは2020年4月1日、「私の昔からの友人であるNaji Abumrad博士は長年ヴァンダービルトで研究に携わっており、コロナウイルスの治療法を見つけるための研究にエキサイティングな進展があったと知らせてくれた。その研究に貢献するため、そして余裕のある人々にも寄付するよう促すため、私はヴァンダービルトに100万ドルを寄付します」と自身のTwitterで発表した。
米国で国民的人気を誇るパートンは、金銭的な貢献以外にも、コロナの影響で外出できない人々のためにベッドタイムストーリーを読み聞かせる動画シリーズ『Goodnight With Dolly』を開始するなど積極的に活動を続けている。
また、最近多くのカントリー・アーティストたちが力を結集し、日夜COVID-19のパンデミックと戦うVUMCの医療スタッフを称賛し感謝を伝えることを目的としたGratitunesキャンペーンを発足させた。音楽の力でストレスや不安を和らげ、元気になってもらえるようなユーザー作成型のプレイリストが病院に提供されるほか、ウェブサイトで寄付を募っている。

△フォーブズジャパンによると、
米国テネシー州の議会では白人至上主義団体、KKK(クー・クラックス・クラン)の創設者の胸像を州議会の議事堂から撤去するか否かを巡り論争が起きている。
ジョージ・フロイドの死を受けて発生した抗議デモにより、米国各地では、南北戦争当時に奴隷制度の存続を主張した人物らの記念像を取り壊す動きが起きている。テネシー州では白人至上主義の新聞編集者エドワード・カーマックの像が取り壊された後、KKKの創設者で南軍の将校だったネイサン・ベッドフォード・フォレストの胸像を残すかどうかで民主・共和党の議員らが対立を深めている。
テイラー・スウィフトは12日、ツイッターに投稿した長文で、南軍将校のフォレストが残忍な奴隷商人で数十人にも及ぶ黒人兵士を虐殺した人物だと主張した。
テネシー州は7月13日をネイサン・ベッドフォード・フォレスト記念日と定めているが、民主党はこれを廃止するよう求めている。しかし、共和党のビリー・リー州知事や現地の共和党議員らは記念日の存続を支持する。
テイラー・スウィフトはさらに、先日のデモで倒された白人至上主義の新聞編集者エドワード・カーマックの像を完全に撤去するよう求めている。カーマックは黒人の地位向上を目指した女性アイダ・B・ウェルズのオフィスを焼き討ちさせたことで知られている。