見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2023/09/20

中学1年生による日本中学生新聞

 

9月15日古賀茂明さんのTweetより

『日本の司法は自民党政権の用心棒なのか』

辺野古基地建設でも

臨時国会不招集違憲訴訟でも

福島原発事故訴訟でも

理不尽な判決で政府を擁護する最高裁

地裁にまで蔓延する政府忖度方針

大阪地裁文書不開示判決で

赤木雅子さんは床に崩れ落ちた


9月13日の社説「国会不召集判決 民主国家といえるのか」で東京新聞は、「不当に召集を引き延ばすのは権力の乱用に等しく、国会という議論の場を封じるのは議会制民主主義の原理に反する」として国会を開かなかった当時の安倍政権と、違憲と判断しなかった最高裁(裁判官)を批判した

日本が議会制民主主義の手本としてきたイギリスでは、日本と同様に議会を開かなかったイギリス政府の判断を最高裁が「違憲・無効」と断じている

今回の最高裁判決では5人の判事のうちひとりが、「内閣は合理的期間内に召集を決定する法的義務を負う」「その期間は20日あれば十分であり、特段の事情が認められない限り(召集要求の拒否は)違法である」と反対意見を述べた

彼の名前は「宇賀克也判事(裁判官)」、今回の判決に限らず、わたしたち国民は国民審査の制度を使って憲法判断をしない判事をやめさせることもできる

憲法53条は「衆参いずれかの四分の一以上の議員が要求すれば内閣は臨時国会召集を決定しなければならない」と定めている

(9月16日東京新聞‘ぎろんの森’)


夫の自殺の原因を知りたいと森友学園関係文書の改ざん事件の真相を求めて赤木雅子さんが厳しい闘いを強いられています

「赤木雅子さんの法廷闘争」と題して、前川喜平さんが書いている

国に損害賠償を求めた裁判は一昨年の12月、国側の「認諾」によって証人尋問もせず終結した。

改ざんを命じた佐川宣寿財務相理財局長に損害賠償を求めた裁判では昨年の11月、大阪地裁が請求棄却の判決を出した。国家公務員が職務で与えた損害に対しては国が賠償責任を負い公務員個人は負わないという理屈だ。

しかし、公文書改ざんという犯罪行為を命じることのどこが「職務」なのだ?佐川氏の責任を不問に付すことは正義に反する。佐川氏に命じた者も追求されなければならない。

改ざんに関し財務相が大阪地検に提出した文書の開示を求めた裁判では14日大阪地裁が請求棄却の判決を出した。この事件は誰も起訴されずに終わったのに、今後の捜査に支障があるから不開示だという国の言い分をそのまま認めた。裁判官の「良心」が疑われるひどい判決だ。判決を聞いた雅子さんは椅子から崩れ落ちたという。

雅子さん頑張れ!僕は雅子さんの戦いをどこまでも応援する。

(9月17日東京新聞‘本音のコラム’より)


中学1年生がたった1人で立ち上げた「日本中学生新聞」

「中学生による 民主的視点から書かれた 新しい読みもの 誰にも遠慮することなく 書きたいことを書く」とある 

記事が読めるnoteのフォロアーは458人

https://note.com/chuushin/all

わたしも、応援するよ!

トップの画像は新聞を発行した中学1年生、川中だいじ君


ジャーナリストの白坂和哉さんのTweetより

日本にこんな中学生がいることに深い感動を覚えた!

中学1年生の川中だいじ君は『日本中学生新聞』を発刊し、単身で政党や政治家らを巡る取材を続けている。

特に各党へのアポなし訪問のくだりは興味深い。各政党の特色が如実に現れ出ている。

自民党は警備が厳重で建物内にすら入れず、一方、れいわ新選組はスタッフが親切に応対したとか──


川中君の政治や社会を見つめる眼差しは至極真っ当である。

『唯一の被爆国で原発事故国なのに、なぜ核兵器禁止条約に署名や批准をしないのか?』──岸田首相はこの中学生の疑問にきちんと答えられるか?


そんな川中君は、学校で「大阪都構想」や「消費税」について話したら先生に𠮟責を受けたという──理由は『そういう一方的な話をしたら、他の意見が尊重されへん・・・』


この国は肝心な政治教育や社会教育について完全に誤っている。

教育現場がすっかりおかしな事になっている。

それでも、川中だいじ君は自分の道をしっかり歩んでほしい。

僕はいつでも君の力になろう!


https://friday.kodansha.co.jp/article/331461

△フライデーの記事より

「僕は日本が唯一の戦争被爆国で原発事故被爆国であるにもかかわらず、なぜ岸田首相が核兵器禁止条約に署名や批准をしないのかがすごく不思議でたまりませんでした。 

それで、5月に行われるG7広島サミットの取材申請が3月にあると知り、そこが岸田首相に取材できるチャンスだと思って、記者として質問するために『日本中学生新聞』を創刊しました。 

G7サミットのオンライン申請では顔写真付きの証明書の貼り付けが必要だったのですが、僕は健康保険証しか持っていなかったので、どうしたらいいか外務省のG7管轄に問い合わせしたんです。そしたら、『学生だから』『実績がないから』といった理由で申請さえもさせてもらえなかったんです。 


記者会見を見ていていつも不思議なのは、日本の記者クラブ制度。調べてみると、外国には記者クラブ制度ってないそうなんですね。日本では戦前からずっと続いている古い制度らしいですが、変えてほしいです。 

 

こうした日々の発信から、まだ中学1年生にしてSNSなどで誹謗中傷を受けることもあると言う川中さん。

「僕、『反維新』とか『反日』とか言われることがあるんですよ。Twitterでも『赤』とか『共産党の顔』とか言われたりするけど、どんな顔やねんと思います。

僕はもっとみんなに政治に興味を持ってほしいだけで、どこのアンチでもないし、どこの支持をしているわけでもない。不偏不党です。僕はおかしいと思うことはおかしいと誰にも遠慮することなく書く。それが民主主義だと思っているので」


今後の目標は「衆議院選挙の大阪1区の候補者全員の取材をすること」で、将来の夢は「ジャーナリストか政治家」と語る川中さん。一方で、現状のこんな問題意識を語ってくれた。

「中学校では政治の話をできる友達はほとんどいないですね。政治に関心がある子はほとんどいなくて。そもそも親が選挙に行かない子もいて、それが子供にも引き継がれてどんどん若い子の投票率が下がっているのが現実じゃないかなと思います。 

僕が日本中学生新聞の活動で一番伝えたいのは、政治が生活のほとんどを決めているということ。僕は原発も怖いですし、80%の確率で南海トラフが起きると言われる中で、原発が爆発などしたらどうなるんだろうかとも思います。 

今言われている貧困がこのまま続くのかも心配です。 

そうした中でできるのは、やっぱり投票率を上げること。『投票率を上げること=国を良くすること、生活を良くすること』だと思うから。党派を限らず、もっと若い人にもアプローチしてほしいんですけどね。