見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2024/04/21

ドイツが阻止した“パレスチナ会議”


 #ヤニスヴァルファキス :

ドイツはグラスゴー大学の学長、@GhassanAbuSitt1が“パレスチナ会議”に参加するためドイツに入国するのを阻止しただけでなく、彼が予定していたスピーチをビデオで送信しようとした場合、法的措置を講じると脅した。ドイツの友人たちに質問:あなたたちの名のもとになのか?

 

◇4月13日、アルジャジーラ:

ベルリンで開催された“パレスチナ会議”がドイツ警察により強制的に停止させられた ラファ攻撃に反対していた「ユダヤ人」を拘束


ドイツ警察がベルリンの“パレスチナ会議”の会場に突入、生放送を中断し、約250人の参加者に退場を求めた。

ドイツのパレスチナ会議に登壇予定だったGhassan Abu-Sitta博士は入国を拒否された際、スピーチの録画をパレスチナ会議に提供すれば罰金または一年の懲役だと脅された。

ガザで負傷者の治療をしていた博士は、証人を脅して黙らせるのは、まさに犯罪の共犯者の所業だとドイツを批判。

 

◇red.@redstreamnet

ベルリンで“パレスチナ会議”が始まる前に900人のドイツ警察が議場を封鎖。バリケードで入場を阻止した。この会議はパレスチナやユダヤ人の団体と市民社会活動家によって組織され、イスラエルによるガザでの民族大量虐殺におけるドイツの役割を強調することが目的だった。全体で2500人の警察官が配備された。


#ヤニスバルファキス(元ギリシャ財務大臣):

ドイツの警察がベルリンの会場に押し入って“パレスチナ会議”を解散させたため(1930年代風に)、わたしはこのスピーチを行うことができなかった。

ドイツの警察が下記の言葉を禁ずることで、ドイツがどのような社会になりつつあるか、あなた自身で判断してください。 x.com/yanisvaroufaki…


Friends、

脅迫にもかかわらず、この会場の外の装甲警察にもかかわらず、ドイツのマスコミの多種多彩にもかかわらず、ドイツ国家にもかかわらず、ここにいることで悪者扱いするドイツの政治制度にもかかわらず、ここに来てくれたことに心から感謝します。

「ヴァルファキスさん、なぜパレスチナ会議なんですか?」と最近ドイツ人ジャーナリストがわたしにたずねました。なぜって、かつてハナン・アスラウィが言ったように、「彼らの苦しみについて教えるのに沈黙させられた人びとをあてにできない」からです。

ですが、別の理由もあります:それは誇り高く、礼儀正しい国民、ドイツ国民が、みずからの名のもとに行われた新たなジェノサイド、共犯関係を支持しているとみなされることで、冷酷な社会への危険な道に導かれているからです。

わたしはユダヤ人でもパレスチナ人でもありません。でも、ユダヤ人とパレスチナ人に囲まれていっしょにここにいること、つまりJewish Voices for Peace(平和のためのユダヤ人の声)やUniversal Human Rightsと、平和と世界共通の人権を求めるわたしの声を融合することを、信じられないほど誇りに思っています。今日、ここにいっしょにいることは、共存が可能であるだけでなく、すでに共存がここにある証拠です。

*****


今日、わたしたちは、ヨルダン川から地中海まで、ユダヤ人とパレスチナ人、ベドウィン、キリスト教徒、すべての人たちに平和と世界共通の人権をどうやってもたらすかについて、考えを異にする人たちとなかなかの民主的で相互尊重の議論をしたいと願っていました。

悲しいことに、ドイツの政治システム全体がこれを許可しないことを決定しました。CDU-CSUまたはFDPだけでなく、SPDや緑の党も含めた共同声明の中で、驚くべきことに民主社会主義、左派を掲げる左派党のふたりの指導者が、意見の相違があるかもしれないこのような文明的な議論はドイツでは決して催さないことを確実にするために力を合わせました。

わたしは彼らに言います:あなたたちはわたしたちを黙らせたい。わたしたちの活動を禁圧するほどに。わたしたちを悪魔化し、非難するほどに。それゆえに、わたしたちはあなたがたの非難に、わたしたちの非難で応じるしか選択肢はありません。あなたがたがこれを選んだのです。わたしたちではありません。


・あなたがたはわたしたちを反ユダヤ主義の憎悪と非難する

➡戦争犯罪を犯すイスラエルの権利とイスラエルのユダヤ人の自衛する権利を同一視することで、わたしたちはあなたがたを反ユダヤ主義のベストフレンドと非難します。


・あなたがたはテロを支援するとわたしたちを非難する

➡アパルトヘイト国家に対する正当なレジスタンスを一般市民への残虐行為と同一視することであなたがたを非難します。パレスチナ人、ユダヤ人入植者、わたしの家族、だれであれそれを犯す者をわたしはこれまでもこれからも非難します。

➡80年間閉じ込められてきた開放型の刑務所の壁を取り外すガザの人びとの役割(義務感)を認識しないことであなたがたを非難します、そしてベルリンの壁よりも弁護できない、Wall of Shame(恥の壁)を取り外すというこの行為をテロ行為と同一視することであなたがたを非難します。


・ハマスの10月7日のテロを矮小化するとしてわたしたちを非難する

➡イスラエルの80年間のパレスチナ人に対する民族浄化とイスラエル--パレスチナ全域でのきびしいアパルトヘイト体制の構築を矮小化していることであなたがたを非難します。

➡あなたがたが支持すると主張する2国家解決策を破壊する手段としてネタニヤフがハマスを長期にわたり支援するのを矮小化しているとあなたがたを非難します。

➡ガザ、ヨルダン川西岸、東エルサレムの人びとに向かってイスラエル軍が放つ前例のないテロ行為を矮小化しているとあなたがたを非難します。


・今日の議会の主催者たちをあなたがたは「ガザ戦争の背景に逆らって中東での平和共存の可能性について話し合うことに興味がない」と非難する。本気ですか?正気を失ってしまったのか?

➡アメリカに次ぐ最大の兵器供給国であるドイツ国家を支持することであなたがたを非難します。その兵器は、ネタニヤフ政権が2国家解決を不可能にし、ユダヤ人とパレスチナ人とのあいだの平和的共存を不可能にする大計画の一環として、パレスチナ人を虐殺するために使用するものです。

➡すべてのドイツ人が応えなければならない適切な疑問、「ホロコーストに対するあなたがたの正当な罪悪感が消されるまで、どれだけのパレスチナ人の血が流れなければならないのか?」に、まったく答えないことであなたがたを非難します。


そして、正当なものであれ悪意のあるものであれ、疑問をさらに明確にするために、わたしたちは常に答える用意ができています:


わたしはハマスの残虐行為を非難するか?


誰が加害者であろうと被害者であろうと、わたしは個々のすべての残虐行為を非難します。わたしが非難しないのは、少しずつ怒りがこみ上げてくるが容赦のない民族浄化プログラムの一部として計画されたアパルトヘイト体制に対する武力によるレジスタンス(抵抗運動)です。言い換えれば、わたしは一般市民に対するすべての攻撃を非難すると同時に、命を危険にさらして壁を取り壊す人たちはだれだって称賛します。


イスラエルは国の存続のために戦争に乗り出しているのではないか?


違います、そうではありません。イスラエルはおそらく世界で最も技術的に高度な軍隊と数々の米軍機関の支援を有する核保有国です。ハマスとは釣り合わない、ハマスはイスラエルに重大な損害をもたらせてもイスラエル軍を打ち負かす能力はまったくなにもなく、長年にわたるアメリカとEUの支援で組み立てられたアパルトヘイト制度下でイスラエルがパレスチナ人のゆっくりと進められるジェノサイドを継続し続けることを阻止することすらできない組織です。


反ユダヤ主義についてはどうか?


それは常にはっきり見える現在の危険をもたらすものです。根絶しないといけません。

なぜパレスチナ人たちは平和的手段で彼らの目的を追求しないのか?


彼らは平和的手段でやりました。PLO(パレスチナ解放機構:イスラエル支配下にあるパレスチナを解放することを目的とした統合機関。国連においてパレスチナ人の唯一の代表機構として認められる)はイスラエルを承認し、武力闘争を放棄した。彼らがそれによって得たものは何だったか?絶対的な屈辱と組織的な民族浄化。それがハマスを育て、イスラエルのアパルトヘイト下でのゆっくりとしたジェノサイドに対する唯一の選択肢として多くのパレスチナ人の見解を高めたのです。


Friends、


ふたつの過ちがひとつの正義を生むわけではないこと、戦争犯罪をまんまとやりおおせることをイスラエルに認めるのはドイツのユダヤ人に対する犯罪の遺産を和らげることにはならないとドイツの民主主義者に伝えるためにわたしたちはここにいます。



#ヨルダン川西岸のパレスチナ人がイスラエルのアパルトヘイトの壁を壊し始めた。

イランの反撃が蜂起する意欲を扇動している。



#BrianEnoが投稿したアルジャジーラのオピニオン記事

 

◇イスラエルで演奏したまえ、ただ知らなかったふりはしないでくれ

アルジャジーラ 16 Mar 2024 コラムニスト Andrew Mitrovica


BDS(https://bdsmovement.net/)の呼びかけに心を留めないニック・ケイブやレディオヘッド、他のミュージシャンらは、もはやイスラエルに関する空虚なレトリックを隠れみのにすることはできない。


10月7日以降、占領下のガザのこの世の終わりの残存地でこれほど卑劣な致死率をともなうジェノサイドを止めるためにたくさんの執筆者が変える力のある著名な政治家たちに懇願するたくさんのコラムを執筆してきたが、無駄だった。


オーストラリアの吟遊詩人、ニック・ケイブ、あるいはイギリスのバンド、レディオヘッドに、最終的にブライアン・イーノやロジャー・ウォーターズたち一行の嘆願に耳を傾けて、アパルトヘイト国家での演奏をやめてくれと懇願するよりもむしろ、ここでのわたしの目的は彼らの正当性に異議を申し立てることだ、今やテルアビブで演奏するという選択を擁護するための弁論は信用に値しないものとされる。


*****

2017年にニック・ケイブはボイコットの組織的運動に味方するイギリスの音楽学者、彼のヒーローであるブライアン・イーノに宛てた手紙の中で、「パレスチナ国民が被った不正義」の責任を負うイスラエル政府の支持者ではないとあくまで言い張った。


それにもかかわらず、距離を置いているイスラエル政府のように、ケイブは「イスラエルのボイコットは本質的に反ユダヤ主義とみなされうる」と主張することで、BDS運動の信用を傷つける持ち合わせの流言を再利用した。

ケイブはイスラエルを「本物の活気に満ちて機能する民主主義」と称賛したが、イスラエル人が選んだ政府が犯した「残虐行為」に関しては「普通のイスラエル人」を免除する。


レディオヘッドのリードシンガー、トム・ヨークは、実にひどい人権侵害の百科事典的記録に鑑みて、2017年にこの人気バンドがイスラエルに行かないよう懇願した映画監督のケン・ローチをはねつけた際にこの根拠をほぼそのまま繰り返した。

「ある国で演奏することは、その国の政府を支持することと同じではない」とヨークは答えた。「ぼくらはトランプと同じようにネタニヤフを支持してないが、それでもアメリカで演奏している。」


ヨークのBDS拒否には、ケイブの中傷には欠けているまじめさ然とした感じがある。

「ミュージック、アート、学術的な世界は、国境を築くことではなく国境を越えること、閉じられた心ではなくオープンな心、人間性や対話、表現の自由についてのものである」と彼は書いた。

ヨークのこぎれいな独白には甘ったるさがにじみ出る。ガザは意図的なもくろみによって廃墟と化した。この廃墟を造ったイスラエルの建築家らは、国境を越えること、オープンマインドや人間性を共有すること、対話や表現の自由など、ちっとも気にしない。


ネタニヤフ首相や彼の不快な内閣は大部分のイスラエル人の明確な同意、承認、激励を得て、ガザと占領下のヨルダン川西岸を破壊している。


世論調査は一貫して、“普通のイスラエル人”の大多数がガザ消去を意味するジェノサイドの悪意に満ちた側面のすべてを支持することを示している。絨毯爆撃。家屋、病院、モスク、教会、学校、大学の全面的な破壊。強行軍。食料、水、燃料、医薬品の封鎖はパレスチナ人を飢えさせて服従させ降伏させる邪悪な青写真だ。


ケイブとヨークは決定的な不誠実さを明らかにする偽善でもって彼らの無知、無分別をいっそう大きくした。


*****

まあ、ミスター・ケイブ、ミスター・ヨーク、気が向いたらまたイスラエルで演奏したまえ。この新たな“歴史の恐ろしい瞬間”に誰が加担したか、そして君らが彼らに向かって歌うことを選んだことについて、知らないふりはしないでくれ。


https://www.aljazeera.com/opinions/2024/3/16/play-in-israel-just-dont-pretend-you-didnt-know


◇イスラエルのメッセージ:「パレスチナ人に食事を与えるな」

ガザの援助活動家ワールドセントラルキッチン7人の殺害はイスラエルの残忍な「交戦規定」の直接の結果である。

(アルジャジーラの記事)