見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの、見つけたとき、 それを作品にしたり、思わずなにかの形にして、人に 伝えたくなります。 見つけたとき感じた、しあわせ感覚が、ひとしずくでも 誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

June 18, 2007

さわやかに欧州を去るベッカム


スペイン1部リーグのレアルマドリードが17日の最終戦でマジョルカを下し、4年ぶり30回目のリーグ優勝を果たしました。
なんといってもこれを心から喜んだのはレアルマドリードでの試合が最後となる、そしてレアルで苦渋をなめた、デビッド・ベッカムだったはずです。
試合終了後ベッカムは、「すごくうれしい。家族も来てくれているし、本当に信じられない」とコメントしました。
ビクトリア夫人はもちろんスタンドで、友人のトム・クルーズ、ケイティ・ホームズといっしょに夫を見守っていました。アメリカに移籍後は、ビクトリアは女優で親友のケイティ・ホームズといっしょに子供服のブランドを立ち上げるという話を聞いています。いろいろ才能豊かなんですね。
「ジダン、フィーゴ、ラウル、ロナウド、そしてロベカルと一緒にプレーがしたくてレアルに来たんだ」と話すベッカムは、4年間のチーム在籍で157試合に出場。でも、移籍直後の2003年スペイン・スーパー・カップで優勝して以来、レアルでタイトルを獲得したことはありませんでした。
2003年6月に華のマンチェスターUから「世界のアイドル」として「銀河系軍団」レアルに加入。フロントがベッカム路線を打ち出してチームは空中分解します。ずいぶんと悪者扱いされました。家族のことでチームから離れるなどの単独行動や派手な私生活ばかりが取りざたされ、無冠が続いた3季は優勝を逃す原因とまで言われました。ベッカムには初めて味わう挫折や屈辱があったはずです。ファンには納得のいかない、長いことベンチウオーマーをやらされもしました。
今季就任したカペッロ監督の構想から外れ、米MLS・LAギャラクシー移籍を決意すると、「シーズン中に移籍を決める選手など必要ない」とさらに冷遇され、カルデロン会長からも「ハリウッドスターにでもなるんだろう」と非難されました。イングランド代表でもクラブでも定位置を奪われ、MLS行きを決めると練習からも外されました。それでもベッカムは負けませんでした。真摯に練習に励みました。
家族が支えだったそうです。代表戦のテレビ中継に彼の姿がないのを見て、「パパは出ないの?」と言った息子の言葉に出直しを誓ったそうなんです。
そうして出場機会が増え始めた2月から、チームも上昇気流に乗り始めます。ファンから見ると、彼が出れば、必ずやることやってくれてましたから。そして、逆転優勝の原動力となった男に、ついに彼をはずしていたカペッロ監督も、「一番の失敗はベッカムの力を見誤ったこと」だと非を認めます。そしてレアル側からも150億円の違約金を用意して移籍を覆そうとのオファーがありました。
「4年間いろいろなことがあったが、すべてが報われた」「新たな戦いに精いっぱいのぞみたい」
さわやかに欧州を去るベッカムの言葉でした。
そうそう、最終戦で突破口となるゴールのアシストをしたキャプテンのラウルは「チームを去る偉大な選手を優勝で送り出そうと一丸になった」と、ベッカムの存在が起爆剤になったことを明かしました。ラウルもとてもうれしそうでした。2点目のゴールが決まったとき、キーパーのカシージャスが感極まって涙をぬぐっているのが印象的でした。そのときスタンドで観戦していたクレーコートの王者ナダルもまた感極まっていました。彼はマドリニスタです。
また、やはりレアルを去る、ロベカル(ロベルト・カルロス)の胴上げもあって、サイコーの締めとなりました。ロベカルのあの豪快なロングシュートを見れないのは寂しい限りです。TVでは放映しないでしょうから。ベッカムのアシストや、まさに「そこに落とす!」感動もののキックが見れないのもですが。アメリカのサッカーなど見たくないですから、でも絶対に放映はするよな。

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