バングラディシュという名の鯉
◇ベネズエラのチャベス大統領は17日、リヤドで開幕した石油輸出国機構(OPEC)首脳会議で演説し、米国がイランを攻撃すれば、一時1バレル=100ドル目前に迫った原油先物相場が、200ドルまで上昇する可能性があると警告した。
大統領は原油相場に関し、100ドルの水準は「適正だ」と指摘。「米国が愚かにもイランを攻撃したり、ベネズエラを侵略したりすれば、100ドルはおろか200ドルに到達するかもしれない」と述べ、改めて米国批判を展開した。
◇ベネズエラのチャベス大統領は15日、仏テレビ局のインタビューに対し、原子力発電に向けた核開発を行っていると言明した。大統領はこれまでも核開発への意欲をたびたび表明、2005年10月には核開発の研究に取りかかったと発表していた。
大統領は「ブラジル、アルゼンチン同様、ベネズエラも平和利用目的の核エネルギー開発を始めた」と指摘。ベネズエラは世界第4位の石油輸出国だが、核開発の理由について、大統領は石油依存度を低下させるとともに、気候変動を緩和させるためと述べた。
また、大統領は「われわれはイランを支持する。イランが核爆弾を製造しているとは思わない」と強調し、核開発をめぐり孤立が深まるイランを擁護した。
◇米国とロシアの国民の6割以上が核兵器の廃絶を支持していることが米メリーランド大学などが両国で行った世論調査で明らかになった。北朝鮮やイランの核開発で核拡散防止条約(NPT)体制の弱体化が指摘されて久しいが、米露の2大核保有国でも国民レベルでは大多数が核廃絶を求めていることが確認された。
9日発表の調査結果によると、検証体制が確立された場合、核兵器全廃への合意を支持するかとの質問に、米国で73%、ロシアで63%が支持すると回答した。また、自国政府の核廃絶努力の強化を望む人は、それぞれ79%と66%だった。
核兵器の臨戦態勢解除についても、検証体制の存在を条件に、米国の64%、ロシアの59%が支持を表明した。調査は9月に米国で1247人、ロシアで1601人の成人を対象に行われた。
(毎日新聞 2007年11月11日)
強烈なサイクロンがバングラディシュの南部と中部をものすごい勢いで突き進み、ずたずたにした後、少なくとも2000人が報告された死者の数だと当局は述べる。(BBCニュース)
バングラディシュというとジョージ・ハリソンが浮かぶ世代なんですけど。バングラディシュの救済コンサートというのは、ライブエイドとか、ミュージシャンがコンサートの収益金を世界の貧困やエイズなどの支援が必要なことにあてる活動が大々的に行われる発端だったようにも思います。
むかし、鯉を飼っていて、たまたま買った新入りが餌をまいても上がってこなくて水槽の底でじっと動かなかったのを見て、それに土色をしていたこともあり、イメージとしてそくバングラディシュ!が浮かび、そいつを「バングラディシュ」と呼ぶことにした。そしたら数日で死んでしまった。一度も餌を食べずに、たった一度だけ水槽の下から上にむかってスイっとやっただけで。なんだか心が痛んだ。だからこのサイクロンのニュースでもその鯉のことを思い出した。
写真は、BBCの記事より、サイクロン直後の結果とゾウが道路からバスをどけるのに役立てられる様子。
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