アルマーニの「New Butt」
◇デイヴィッド・ベッカムがイングランドに戻ってくる。といっても移籍とかの話ではない。ベッカムはロサンゼルス・ギャラクシーを離れることはまったく考えていない。英紙「ザ・サン」によれば、負傷のためアメリカでのシーズンの大部分を棒に振ったベッカムは、調子を取り戻すためにイングランドでトレーニングを行うとのことだ。だからといってベッカムの古巣、マンチェスターUのサー・アレックス・ファーガソンのもとに戻るわけではない。アーセン・ベンゲル率いるアーセナルの練習に参加することが予定されている。
トッテナムやワトフォードもベッカムの受け入れ先として名乗りを上げているようだ。おまけに、ベッカムは11月21日にはイングランド代表としてユーロ(欧州選手権)2008予選のクロアチア戦にのぞみ、非常に困難な状況となった本大会出場をかけて争う。
◇13日付の英紙サン(電子版)は、イングランド代表MFベッカムが所属する米MLS・LAギャラクシーのオーナー、ティム・ライウィキ氏が、今季オフ中のベッカムのイングランドプレミアリーグへのレンタル移籍を否定したと報じた。米国1年目は負傷で不本意な結果に終わったベッカムだが、来年4月まで母国クラブへのレンタル移籍の希望を示唆している。
(サンケイスポーツ11月14日)
◇世界最古のサッカークラブが今年、創立150周年の節目を迎えた。イングランド北部のシェフィールドを本拠地とするシェフィールドFC。先月下旬に国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長らが出席して記念式典を開いたほか、今月8日には昨季のイタリア・セリエAを制したインテル・ミラノ(ユースチーム)を招いて親善試合を行った。
シェフィールドFCの公式ホームページによると、創立は1857年。2人のクリケット愛好家が、自分の体力を冬のシーズンオフの間も維持するためにサッカーを導入しようと話し合ったのがきっかけだった。
ルールを明確に規定したことで興味を集め、1862年までに周辺地域に15のクラブが次々に立ち上がった。翌年に世界最古のサッカー協会であるFA(現イングランドサッカー協会)が設立されることになる。
さて、そんな歴史と伝統を誇るイングランドだが、欧州選手権予選最終戦のクロアチア戦(21日)に向け、暗雲が立ちこめている。すでに自力通過の可能性は消滅しているが、逆転突破には勝利が絶対条件。だが、FWルーニーが9日の練習中に足首を痛めて全治4週間と診断され、さらに、DFの要のファーディナンド、テリーがそれぞれ、累積警告、ひざの故障で欠場。自身の進退を含めて窮地に立たされているマクラーレン監督は元主将のベッカムを再招集した。
アルマーニのこの下着の広告料だけで46億円というベッカムだが、イングランドの誇りをかけて戦うのがベッカムの価値だろう。「アルマーニの新しいケツ」はもちろん魅惑的だけれども、あのシュート、あのコーナーキックがあればこその「ケツ」じゃーないか。
写真はジョルジオ・アルマーニの「New Butt」、 デイヴィッド・ベッカムが下着のモデルに!その写真の一枚です。うーん、悩ましいかも。タトゥーがいいよね。
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