見つけた 犬としあわせ

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2008/01/20

慈善活動にめざめたセレブたち


◇ジョージ・クルーニーが平和大使に
国連は18日、人気俳優ジョージ・クルーニー(46歳)を平和大使に任命したと発表した。スーダン西部ダルフール地方の人道危機解決を訴えてきたクルーニー氏の担当は平和維持。今後、同地で活動するAUアフリカ連合・国連合同部隊の展開促進などを呼びかけていくとみられる。
ジョージ・クルーニーはダルフール紛争の実態を紹介するドキュメンタリーを制作。安保理で同地の窮状を説明したこともあり、潘基文(パン・キムン)事務総長は「ダルフールに関する行動結集にかける情熱」を任命理由に挙げた。
(時事通信1月19日)

◇生活改善などの国連の取り組みを広く訴える国連平和大使には、俳優ジョージ・クルーニーのほかに、ノーベル平和賞受賞作家でホロコースト生還者のエリー・ウィーゼル、中国系アメリカ人のチェロ奏者ヨーヨー・マ、米国の俳優マイケル・ダグラス、アフリカの霊長類研究で著名な英科学者ジェーン・グドール、ヨルダンの故フセイン国王の娘ハヤ・ビント・アル・フセイン王女、イスラエルの世界的指揮者でアルゼンチン出身のダニエル・バレンボイム、ブラジルのベストセラー作家、パウロ・コエーリョ、日本人バイオリニストの五嶋みどり、8人が任命されている。
国連の統計によると、ダルフール地方では少なくとも20万人が紛争と飢えと病気で亡くなり、220万人が住む家を追われている。
(AFP通信 1月19日)

◇人権運動などにも力をいれているクルーニーは、特にスーダンのダルフール紛争について世界中の関心を集めるための活動などを行っており、現在もスーダンにいるという。彼はブラッド・ピットらと共に 「Not On Our Watch」という慈善団体を主宰し、スーダン難民を支援するための資金集めなども行っている。

◇ドバイ国際映画祭が昨年12月9日に開幕した。4回目を迎えるこの国際映画祭は、ジョージ・クルーニーとシャロン・ストーンをゲストに迎え、これまでにない盛り上がりぶりを見せた。
オープニング作品に選ばれた「マイケル・クレイトン」をひっさげてドバイ入りした主演のジョージ・クルーニーは、記者会見で中東の政治的な質問を浴びせられることになった。
1時間に及ぶ会見では、ダンフール紛争からアメリカの外交政策、アメリカ映画におけるアラブ人描写についての質問が何度も繰り返され、壇上で対応するクルーニーの姿は映画スターというより、外交官に近かった。
「アメリカ人はときにパニック状態に陥ることがある。でも、アメリカ人はパニックを修正することにも優れている」と、クルーニーはジョージ・W・ブッシュ大統領の中東政策について謝罪した。
「いま、私たちは過去数年間にわが国が犯したいくつかの過ちを正す過程にある。」