見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの、見つけたとき、 それを作品にしたり、思わずなにかの形にして、人に 伝えたくなります。 見つけたとき感じた、しあわせ感覚が、ひとしずくでも 誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

January 27, 2008

イスラエルの集団懲罰




ガザのエジプトとの国境壁を誰かが何カ所か崩して、そこから大勢のパレスチナ人がエジプトへ出られたとき、「やったー!」って感じで気分が清々した。
でもそのすぐあとにまたイスラエルが「許せない」とばかりにガザを急襲して、ハマスだか普通の市民だかを殺した。

◇23日、欧州議会副議長のルイーズ・モルガンティーニは次のようにコメントした。「壁が倒壊するとき、常に自由の感覚がある。」
「この数時間に何千人ものパレスチナ人がラファの国境の倒れた壁の隙間から、イスラエルがガザ市民に対して行った封鎖を突破していったのは、すべて真の抵抗の行いであり、人々の自由の肯定である。」
24日、エジプトの軍隊と警察は壁のほとんどを閉鎖したが、パレスチナ人の出入りは許されている。ムバラク大統領は、「パレスチナ人をエジプトに入れるように軍に命じた。なぜなら、パレスチナ人は飢えているからだ。武器をもたないかぎり、エジプト軍は必需品を買ったパレスチナ人をガザに戻すことになっている」と語った。エジプトの外務省報道官もガザで人道的な危機が続くかぎり、ラファの国境を開けておくと言っている。
警備にあたるエジプトの将校が「すべてがうまくいくように願っている。ここで起きてる光景を見て、しあわせだ」と答えたのを、イタリア紙の特派員が伝えている。
26日、緊急支援物資をガザに運び込んで、封鎖に抗議するイスラエルの平和団体連合は、「力の政策は失敗した、オリは破られた!封鎖の完全な解除を」と意気盛んだ。
連動してこの日、世界各地で封鎖に抗議する行動がとられた。ローマ、モデナ、ボローニャ、ナポリ、ミラノ、パリ、ポワチエ、トゥールーズ、ストラスブルグ、ボルドー、ナント、オルレアン、クリーブランド、ボストン、フィラデルフィア、サンフランシスコ、ロンドン、モントリオール、ケープタウンなどなどだ。
冒頭の欧州議会副議長モルガンティーニの声明はこう続くーー。
「壁が壊れるとき、常に自由の感覚がある。生きていくのに不可欠な食糧や医薬品などを買うためにエジプトに殺到した男性や女性のガザ南部から届く映像は、ほかでは見られない。4日間の完全封鎖と停電、イスラエルによる非人間的な包囲の自然な成り行きとして、この姿があるからだ。アッバス議長が正しく公言したように、責任はイスラエルの政策にある。閉じ込められ、人間性と国際法を完全に無視して集団的に懲罰するオリから人々が完全に消耗しながらも国境を超えたのはイスラエルの政策のせいなのだ。」
「私はオルメルト政権がこのメッセージを受け取ることを願っている。ガザの封鎖を終わらせ、急襲や軍事作戦を終わらせることだけが、どちらの人々にも安全を保障して和平の達成を尊重するのに必要な調和をもたらすのだ。」

1月25日ヘッドライン デモクラシーナウ!
◇エジプトがパレスチナのガザ地区との国境横断に断固たる措置をとる
ガザの進行中のイスラエルの急襲と全面封鎖から、ほっと安心の息抜きと救済を求めるパレスチナ人の殺到に、エジプトの部隊が断固たる措置をとりはじめている。
戦闘員らがラファの国境壁の数カ所を爆破して以来、ガザの人口150万人の半分ほどの人々がエジプトに流れ込んできている。今日早くにエジプトの治安部隊が群衆を押し戻そうとして水の大砲を使った。今日後ほど国境を非常線などで包囲する計画だとエジプトは述べた。全住民は生き延びようと努めているだけだと、ガザ居住者は言った。
ガザ居住者:「私たちは食べ物と、ガザに供給電力を持ち込むためのディーゼルエンジンを手に入れるために来た。私たちは食べたいし飲みたい、それだけです。」
イスラエルのガザへの急襲が続くとき、国境に絶望がわく。前夜、ラファ国境近くでハマスの戦闘員だと申し立てられる4人をイスラエル戦闘機が殺害した。ここ10日間にイスラエルは40人以上のパレスチナ人を殺してきている。イスラエルが燃料、食糧、医療救援物資を制限するとき、援助当局者らは人道危機について警告し続ける。イスラエル人数人が負傷しているパレスチナのロケット弾攻撃を止めるため措置を講じているのだとイスラエルは言う。ダボスの世界経済フォーラムで、イスラエルのシモン・ペレス大統領はガザは要するに「自分で自分を封鎖」しているのだと述べた。

イスラエル大統領シモン・ペレス:「われわれは封鎖していない、ガザがガザを封鎖している。彼らが発砲をやめた瞬間、どんな問題もなくなる。決してわれわれが彼らに向かって発砲を始めたのではない。われわれへの発砲をやめる瞬間、停戦となるのだ。」
ダボスではまた、アラブ連盟外相ムーサ事務局長がイスラエルの集団懲罰(虐待)を非難した。
アムル・ムーサ:「イスラエルはこの地区とその全住民を押し込めて締めつけてきている、彼らを飢えさせ、エネルギーや薬剤や食料、どんなものも与えるのを止めた、そしてこれは占領する強国としての彼らの負いめ(恩義)に反する。ご存じのようにガザとパレスチナ自治領はイスラエル軍の占領下にある、そしてこれは国際的な人道法に従うか、適用されるべきことである。イスラエル軍による重大な人道法の違反がある。その結果、住民らはカイロに行くことを除いては生き延びることができなかった、だからエジプトは彼らは助けてきている。もちろん、私たちはほかにもできることはする。」

◇武装勢力は壁の爆破後にブルドーザーで道をならし、車も通過できるようにした。住民らはエジプト側のラファのほか約40キロ離れたシナイ半島北部のアリーシュにも向かい、封鎖のために不足している乳製品や砂糖、炭酸ソーダ、たばこ、ガソリン、セメントなどを買い込んだ。
3回往復したという教師のアブムハンマド(45歳)は「まるでお祭りのようだ。生活苦の悲劇が毎日続くが、久しぶりに喜劇を体験できた」と皮肉を込めて語った。
イスラエルは昨年6月にハマスがガザを武力制圧してから、境界を全面封鎖し、人道物資以外の供給を大幅に制限している。ガザでは燃料不足のため数時間の計画停電が毎日続く。建築資材や機械のスペア製品などは輸入を禁止され、労働者は働き場を失った。
(朝日新聞2008年1月25日)

写真は、RafahToday.orgより1月26日の様子。離ればなれになっている親戚にエジプトで再会し抱擁している人たちの姿も見える。このサイトには見るのもつらい写真がたくさんある。でもそれがパレスチナ人、特にガザの人たちの現実だと思うと、なにもしないでいる自分が恥ずかしくなった。
写真はクリックすると拡大版で見ることができます。

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