見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2008/06/24

イラン攻撃は中東を火の玉にする


◇ジンバブエの野党指導者ツァンギライ議長が大統領選から撤退
ジンバブエでは、何週間と続いているツァンギライの民主変革運動(MDC)の党員らに向けられた暴力の結果として、大統領選投票で第一位の最有力野党候補モーガン・ツァンギライが第2位の現職ロバート・ムガベとの今週27日の決選投票から撤退している。少なくとも野党支持者86人が殺されてきており、数千人以上が負傷してきている。日曜、ツァンギライは彼の撤退を発表した。
モーガン・ツァンギライ:「現在の功を奏する周囲の状況は信頼できる投票を行うことを許さない。民兵組織、戦争のつわもの、ムガベ自身にも、現実に非常に殺される可能性に面と向かわせる来たる決選投票で私に投票するのはぼんくらだとわかっている。」
ジンバブエの選管当局は、6月27日の大統領選決選投票はツァンギライの撤退にもかかわらず進められると言っている。

◇国際原子力機関IAEAのエルバラダイ事務局長がイランが攻撃されるなら辞めるとおどす
IAEAのトップのエルバラダイはもしイランが軍事攻撃されるなら辞職するとおどしている。
エルバラダイ事務局長:「この時期に結局イランに対する軍事行動となるなら、私の仕事を続けられなくなる。」
イランは重大で差し迫った危険を呈さないし、イラン攻撃は中東地域を火の玉にしてしまうとエルバラダイは言った。エルバラダイのコメントは、イスラエルが大規模な軍事演習を行ったことをニューヨークタイムズが暴いて数日後に起こった、これはイランの核関連施設への爆撃を想定したリハーサルであると思われると米国当局(ペンタゴン)は述べる。国連でロシア大使 Vitaly Churkinは、イスラエルの攻撃に対し警告した。
Vitaly Churkin:「記事が事実かどうか私にはわからないが、原則問題として、もちろん私たちはこの情況での力の行使へのいかなる骨折りや企ても、きわめて逆効果となると考える。いま私たちには、まもなく初めて、サラナ氏のテヘラン旅行のすぐ後に続いて何らかの外交のはずみがあり、6カ国によってテヘランに提案された新たに拡大されたパッケージがある、そのカウンターレスポンス、希望に満ちた外交サインがあると私は信じる。」
米国大使Zalmay Khalilzadは、イランが国際社会を無視すると、さらなる処置が講じられることになると言ってイランをおどした。
Zalmay Khalilzad:「国際社会がこの問題を非常に深刻に取り扱うこと、そして国際社会を無視し続けるとさらなる処置が必要となることを、イラン、イラン政府は明確に理解する必要がある。」

◇ハリド・シェイク・モハメッド 水責め100回
非難されるべき現場、秘密の刑務所をCIAがポーランドで稼働したとニューヨークタイムズは報じている。彼らは911の首謀者と申し立てられるハリド・シェイク・モハメッドと他の捕虜(囚人)をそこに拘留した。秘密の刑務所で拘留される間にモハメッドは2週間の期間に100回水責めの拷問を受けた。モハメッドの尋問を監督したのは正式な尋問スキルもなければアラビア語も話さない長いこと麻薬捜査官のデュース・マルティネスだった。マルティネスはそのあとでCIAを離れている。彼はいま、尋問に関してCIAにアドヴァイスした2人の元軍の心理学者によって運営される会社、Mitchell Jessen & Associatesで働く。マルティネスはまたタイの秘密の刑務所に拘留されたAbu Zubaydahも尋問した。

◇NATO軍がパキスタンのゲリラに集中攻撃を浴びせる
アフガンとパキスタンの国境で緊張がエスカレートしている。伝えられるところではロケット弾と火砲攻撃の報復として、日曜、アフガンのNATO軍がパキスタンのゲリラに集中攻撃を浴びせた。先週、パキスタン内の民兵組織を攻撃するため国境に軍隊を送るとアフガンのハミド・カルザイ大統領は威嚇した。これより前に今月、パキスタンの国境駐屯部隊へのアメリカの空爆が11人のパキスタン兵を殺した。

◇告発が却下されたことでハディサの居住者たちを踏みにじる
イラクからのニュースで、ハディサの24人の一般市民を殺した2005年の大量虐殺にかかわり合う海兵隊員のほとんど全員が自由の身になることでハディサの居住者たちは米軍に踏みにじられると報じられる。8人の海兵隊員は当初から罪を問われたが6人に対しては刑事告発が取り下げられた。7人の海兵隊員が無罪放免にされた。Yousef Aid Ahmedは新聞McClatchyに語った、「私たちは法律と法廷に期待をかけたのに、次々に無実とわかる。これは組織犯罪です。」

◇ダルフールに部隊を展開させろとミア・ファローがブラックウォーター社をせきたてる
女優で活動家のミア・ファローが民間軍事請負会社ブラックウォーターに部隊をダルフールに送れとせきたてている。スーダンでできる役割を議論しようとブラックウォーターにアプローチをかけていると彼女はフィナンシャルタイムズ紙に語った。ミア・ファローは人権団体Dream for Darfurと共に働きかけを行う。スーダンにブラックウォーターを展開することで多くの人々が留保するかもしれないのを彼女は認めたが、難民に対する暴力の脅威がすべてのオプションを探らねばならないことを意味すると彼女は言った。一方、米国に支持されるソマリア連邦移行政権はソマリアの沿岸をパトロールするのにフランスの民間軍事会社Secopexを雇っている。

◇コロンビアのエクアドル攻撃の生存者たちをニカラグアが庇護する
20人以上を殺した3月のエクアドル領土内FARCのキャンプ地へのコロンビア軍の攻撃で生き残った3人のコロンビア人女性をニカラグアが庇護している。ルチア・モレットは、コロンビアのウリベ大統領が裁判にかけられるのを見たいと言った。
ルチア・モレット:「どこに行こうが、私たちは彼を糾弾するつもりです、でも私たちの命は危険な状態です。私たちがしゃべるのではとウリベはこわがっています、彼に対して始められることになる裁判で私たちは告発の目撃者になりうるからです。彼が行ったすべてのせいで、3月1日の大量殺戮のせいで、いつか彼が被告の席につくことになるからです。」
ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領は国家テロを遂行するとしてウリベを非難した。
ダニエル・オルテガ:「テロと戦っていると彼は言う、それどころかテロリストは彼だ、コロンビア国民に対してテロを犯すのみならず、隣国に対しても犯すからだ、そしてこの場合はエクアドルだ、エクアドルではこの3人の女性が殺されかけ、他の同僚たちが殺された、そして彼らは死体をボゴタに運んだ。」
(以上、デモクラシーナウ!6月23日ヘッドライン)

写真はアフガンのオピウム(ケシの花)、タリバーンがケシ畑の農夫に課税。2007年タリバーンがオピウム売買のためアフガンのケシ栽培の農夫から推定1億ドル稼いだと、国連は言う。(BBC NEWS 24 June 2008)