見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2008/06/29

次の911で共和党が勝つシナリオ


◇アラスカ沖の原油漏れでエクソンに課せられた損害賠償金を米最高裁が減らす
1989年アラスカ沖でのエクソンの原油タンカー、ヴァルデス号の原油流出のためエクソンモービルが支払わねばならない刑罰の損害賠償金の額を最高裁が大幅に減らしている。プリンスウィリアム海峡の漁場海域に1100万ガロンの原油を漏らした事故で、エクソンは刑罰の損害賠償金50億ドルを支払うべきだと当初アラスカ州地裁は裁定していた。2006年、刑罰の損害賠償金は半分に減額された。水曜、最高裁がまた刑罰の損害賠償金を減額して、当初の地裁の判決の10分の一、5億ドルだけ支払うようエクソンモービルに命じた。
(利益をむさぼるエクソンには50億ドルの支払い能力があるうえ、漁場海域への原油漏れは計り知れない痛みを人類を含め多種多様の生物にもたらすものだろう。
・米石油大手エクソンモービルが5月1日発表した1ー3月期・第1四半期の決算は、純利益が前年同期比17%増の109億ドル=約1兆1300億円だった。記録的な原油価格の高騰で探査・生産の上流部門の利益が押し上げられた。ibtimesより)

◇子どもをレイプした罪での死刑判決を最高裁が終わらせる
もうひとつの判決で最高裁は子どものレイプの罪で死刑判決を取り除いた。5対4の判断で、囚人を死刑にできるのは殺人かまたは国家犯罪のみだと判事らは言った。この裁定は、子どものレイプで有罪とされた後に死刑判決を受けているルイジアナの2人の男性を含め、6州で裁判をくつがえす。
(以上、デモクラシーナウ!6月26日ヘッドライン)

◇NASAの科学者が人類に対する犯罪に努めると石油幹部を喝采
月曜、NASAの気象科学者のトップ、ジェームズ・ハンセンは、世界が大気圏での温室ガスで危険レベルをとうに超えてきており、地球は警告を発する時に近づいていると警告した。「非常に異なった進路にどんどん進まないと、私たちはトーストにされる。これが最後のチャンスだ。」とハンセンは言った。彼はまた新たな石炭火力発電所の建設を妨げろと政府に求めた。全米公共ラジオ(NPR)でのインタヴュー中にハンセンは、気候変動について間違った情報を広めることで彼らの役割に努めていると石油会社の最高経営幹部を喝采した。
ジェームズ・ハンセン:「科学的に理解されていることに異議を唱え続けて相反することに資金を供給し続けるなら、そして結果、地球の多数の種を破壊して人類自身に莫大な悪影響を与えることになる、警告を発する時を通りすぎるのを私たちに押しつけるなら、これら最大手のエネルギー会社のCEOは人類に対する犯罪で有罪である。」
地球温暖化はすでに始まっていたと警告するためにジェームズ・ハンセンが初めて議会の前に登場したのが今から20年前だった。ハンセンの最初の証言の年、1988年は、世界が記録的な暑さに見舞われた年だった。それ以来14年、世界はもっと暑くなっている。

◇マケインの顧問:米国に対するテロ攻撃はマケインのためになる
大統領選のニュースでは、米国本土での新たなテロ攻撃はマケインの立候補のためになるだろうと雑誌で語った後、ジョン・マケインの主要な政治戦略家が謝罪している。チャールズ・ブラックはフォーチュン誌に「彼にとって確かにそれは大きな強みになるだろう。」と語った。同インタヴューの中でブラックは、パキスタンのベナジール・ブット元首相の暗殺がマケインを助けたと言った。

◇TV局のニュースがイラク戦争の報道規模を縮小する
主要TV局が週日夜のニュースキャストの中でイラクとアフガニスタンの戦争の報道規模を徹底的に削減してきている。今年に関して言えば、イラク報道規模について3大ネットワークの夜のニュースキャストがウィークデイ合計181分なのを明らかにしている。ネットワークあたり週あたりのイラク報道規模は約2分ということになる。3大ネットワークのアフガニスタン戦争の報道規模には、ほんの46分が費やされている。

◇イラク評議会メンバーが米兵2人を殺す
話変わって、イラクからのニュースでは、サルマンパクの町出身の地元のイラク評議会メンバーが月曜、2人の米軍兵士を殺害した。他に4人が負傷した。この狙撃は町の評議会集会の外で起こった。

◇清涼飲料水のためのハイチへの金に米国が障害となる
ハイチの政権交代を押しすすめるためのてことして、ハイチに清涼飲料水を提供するつもりの金を米国政府が差し控えていると人権団体の連合は非難している。1998年にハイチ政府が国の水と公衆衛生システムを改造するのを助けるためアメリカ大陸間開発銀行は5400万ドルを承認した。10年後、水プロジェクトはまだ手つかずのままである、米国政府がずぶといほど積極的にローンの支払いを妨げようと試みたからだ。報告によると、米国政府は民主的に選ばれたハイチの大統領ジャン・ベルトランド・アリスティードの放逐を盛んに要求していた2001年にプロジェクトを狂わせた。アリスティードは結局、2004年に米国が支援するクーデターで転覆させられた。
(以上、デモクラシーナウ!2008年6月24日ヘッドライン)