グルジアにいたのはチェイニーの副官
先日のCNNの「プーチンの独占インタヴュー」においてロシアの首相プーチンが指摘した、グルジア戦争勃発直前にアメリカの現政権のこのような命令をくだせるほどの人物の「命令で動いていたアメリカ市民がグルジアにいたのは明らか」、に反応したかのような記事があったので紹介します。
◇ホントかウソか?
戦争前に、なぜチェイニーの副官がグルジアにいたのか?
By James Gerstenzang
戦争が始まる前、チェイニーの補佐がグルジアにいた。損害の大きな南オセチアの反逆者との戦闘となったあと、ロシア軍との戦闘になった交戦にグルジアのサーカシビリ大統領の軍隊が従事する直前、ディック・チェイニー副大統領の国家安全保障担当主席補佐がグルジアでしていたこととはなんだったのか?
副大統領のオフィスの言うところによるのでなく、あなたが考えられそうなこと、たとえばグルジアの軍事作戦を正式に認めるというチェイニーの世界を考慮するとかが浮かぶとしてーー。
なるほど、初代ブッシュ大統領の政権を通じて冷戦が終わりになりながらもペンタゴンを支配した男はモスクワとの対決を復活させる用意をするとみなされると言ってもよい程度まで、ロシアに勇敢に対抗することになるとき、チェイニーは政権内の強硬論者の筆頭になってきている。
政府の支援の表明として記念の本に署名するため、先週ワシントンのグルジア大使館を訪れたのはチェイニーだった。
しかも、国家安全保障問題担当のチェイニーの代理補佐、ジョセフ・R・ウッドが戦争が始まる直前、グルジアにいた。
だが、ちょうど知らされたばかりの副大統領のグルジア訪問を、入念に計画するいわばチームの一部として彼はそこにいたのだと副大統領のオフィスは言う。(準備や予定表づくりを始めるため、旅行より先に大統領や副大統領が訪れる先の各現場に警備部門、政策、情報、報道などの補佐を送るのはホワイトハウスにはよくあることだ。)
来週、労働者の日の共和党全国大会で演説をした後ただちにチェイニーがアゼルバイジャン、グルジア、ウクライナ、イタリーにあわてて行くのを月曜、ホワイトハウスは明らかにした。
それゆえに、副大統領のオフィスからのチーム、米国の安全担当官やその他が戦争が始まる数日前にグルジアにいたというのだった。
言われているような、冷戦の復活を説明する軍事作戦に関係がなかったと、副大統領のオフィスは言った。
(LAタイムズ 27 August 2008)
写真はグルジアの治安部隊。反政府活動に対して強硬な大統領は、言われているような毒ガスも部下に使わせるのでしょうか。ところで、彼らの暴動毒ガス用ギア、これもアメリカ軍の余剰品? どこかカワイイーー。
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