ボブ・マーリーで悪運を追い払う
◇セルビアでボブ・マーリーの像の除幕式が行われる
バルカン半島の平和のしるしとして、ロックフェスティバルを通じてレゲエ伝説・ボブ・マーリーの像の除幕式がセルビアの小さな村で行われてきている。
Banatski Sokolacでの真夜中の式典のために、クロアチアとセルビアのミュージシャンたちがロックファンの仲間に加わった。
1981年に亡くなったマーリーは、「彼の音楽で平和と寛容をはかどらせた」と主催者たちは言った。
最近セルビアは偶像視される映画のキャラクター「ロッキー」の像を立てた、おまけにボスニアのモスタールにはブルース・リーの像がある。
・縁起が悪い
セルビアの別の村では、「ターザン」で最もよく知られる俳優ジョニー・ワイズミュラーの像を建てた。
セルビア人ミュージシャン、Jovan Maticとベテランのクロアチア人ロックスター、Dado Topicが、ロックヴィレッジのイベントでマーリー像からおおいを取った。
それはギターを抱え拳を高く持ち上げる、挑戦的なポーズの彼だった。
クロアチア人アーティストDavor Dukicによって創られたマーリーの像は、ジャマイカ生まれのスターのヨーロッパで初の記念碑だと主催者は主張する。
2005年に立てられたボスニアのブルース・リーの銅像は、1990年代のすさまじい内戦によって深刻化した人種の分裂に反対するシンボルとみなされた。
悪運続きを追い払うための努力で、昨年セルビアの村Zitisteはシルベスター・スタローンが演じたロッキーの像を建てた。
一連の洪水と地滑りが、ある人びとに「村は悪運をもたらされた」、縁起が悪いんだと信じさせた。
(BBC NEWS 24 August 2008)
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