見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2008/10/28

じゃじゃ馬ペイリン


この時期の米軍のシリアへの越境攻撃が気になります。27日シリアの外相は訪問先のロンドンで記者会見し、これは「アメリカ政府の決意に基づく犯罪で、テロ攻撃」だと強く非難している。「白昼の攻撃で誤認ではない。」なお、CNNによると、米軍関係者が米軍ヘリと特殊部隊が攻撃を行ったことを認め、標的はアルカイダとのつながりが疑われるイラク人「アブ・ガディア」だと言っているが、シリアの外相は「アメリカのウソ」と釈明を受け入れる気はない。米軍ヘリ4機の攻撃で子どもを含む民間人8人が殺されている。

◇スキンヘッズがオバマ殺害を計画
二人の男が法廷に出廷して、民主党大統領候補バラク・オバマ殺害のおどしで起訴されたと連邦捜査官は言う。

二人はまた未登録の銃・ライフルなど小火器所持と認可された銃の売人から盗みを共謀したことでも告発されていた。

二人組はダニエル・コワート20歳とポール・シュレッセルマン18歳と名指して呼ばれた。

ネオナチのスキンヘッズが100人以上の黒人を標的にする盛んな殺害活動でオバマ氏を暗殺しようと計画していたと法廷の記録は申し立てる。

男性らはテネシー州クロケット郡で先週逮捕された後、月曜、同州ジャクソンの法廷に初めて出頭したとATF(アルコール、タバコ、小火器と爆発物)取締局の捜査官が言った。

ATF当局は、逮捕の間に捜査官らがライフルと銃身を切り詰めたショットガン、ピストル3丁を押収していると言った。

二人の男はまだ最初の抗弁に入っていないが、今週後半には再び出廷することになっている。

・しろうと臭い

申し立てによると二人組は銃砲店で銃を盗み、そのあと不特定のアフリカ系アメリカ人が優位を占めるハイスクールで盛んな殺害活動を行おうと計画したという法廷の記録をAP通信が引用した。

二人の男が88人の黒人を撃って、他に14人の首を切る計画を立てていたとナッシュビルのATF現地取締局の特別担当官ジム・カヴァナウはAP通信に伝えた。白人至上主義者の社会では88と14は象徴的数字だ。

最終的標的をオバマ氏として、全米の盛んな殺害活動を行おうと努めていたとカヴァナウ氏は言った。

「彼らはそれができるとは信じていなかったが、なんとかして殺してしまおうとしたということだ。」

白のタキシードとシルクハットで正装してオバマ上院議員に向かってできるだけ早くクルマを走らせて窓から彼を撃つつもりだったと二人の男が言うのを法廷の記録は引用した。

この陰謀はどうもしろうと臭く、特に確かなバラク・オバマへの脅威には思えないが、二人の男にはある種の黒人学生に対する攻撃を行う手段と意図があったとアメリカ当局者らが信じるのは明白だと、ワシントンにいるBBCのアダム・ブルックスは伝える。

オバマ陣営にはこの報道に対する初期段階のコメントはなかった。

(BBC NEWS 28 October 2008)

写真は今回起訴された自称「白人至上主義者」の片割れ。
話変わって、マケイン陣営の主要顧問たちがサラ・ペイリンは「手に負えなくなっている」と外部に漏れるほど不信感をあらわにしているようです。
ただしペイリン関係者たちは、単に記者の質問への彼女の応答のまずさによるものだとの見解を示している。だが、さすがに先週コロラド州の飛行場で記者団を前に話が止まらなくなったことに言及して、自分をコントロールするのに苦労していることは認めた。