ジョスリンに天使が降りてきた
◇抵当流れ処分にされるマイホーム最前線:ある母の苦闘
by Steven Greenstreet ANP(American News Project)17 October 2008
今日、ブロガーや活動家たちが介入できなければ、ジョスリン・ヴォルテールは家を失うことになります。水曜、ANPは、バラク・オバマとジョン・マケインの最後の大統領候補討論会の場所、ニューヨーク、ヘムステッドの住民の経済的苦境について伝えました。ジョスリンのニュースはとりわけ、ウェブ上での支援のほとばしりに影響を与えました。ジョスリンは、ANPがゴールドマンサックスにまでさかのぼるのをつきとめている、略奪を目的とするローンの犠牲になりました。ゴールドマンサックスはロイド・ブランクフェインがCEOのウォール街の企業で、昨年7000万ドル以上かせぎました。私たちはこのニュースを追い続けます。
▲ここまでの顛末はこちらのヴィデオでご覧ください。
http://newsproject.org/node/154
◇金曜日は歴史に残る日でした。午前11時、ジョスリン・ヴォルテールはこれまで20年間住んだ家、4人の子どもたちを育てた家、クイーンズヴィレッジの彼女の家を失う予定でした。急騰する抵当付き融資の支払いを続けることがどうしてもできないジョスリンには、彼女の家が競売にかけられるという事実、ぞっとする戦慄が待ちかまえます。
午前9時5分、私たちはコードピンクのメンバーリストに緊急の基金呼びかけを送信しました。それに対する反応を見たとき、私たちのアゴはあんぐり(びーっくり)。寄付金5ドル、25ドル、500ドル、1000ドルもありましたよ!私たちは1時間以内に1万ドル以上集めました。そして支援の美しいメッセージといっしょに寄付金はどんどん増え続けます。
ジョスリンは感動して涙をこぼしました。そして午前11時、私たちの即時保証の1万5000ドルによって、抵当付き融資銀行員らが競売を止める気になったのです。
私たちはやりました!!!政府が富裕層を救済するため何十億と私たちの税金を奪っているのに、私たちは絶望した母親を救済するため結集しました。あなた方のおかげです、私たちは一日で650人の寄付者から3万ドル以上を集めて、ジョスリンに愛と同情をどっさり与えました。金融家ではなく、政府には個々の災難に直面する私たちの家族を救済して欲しいという、まさしく行動規範を私たちは形に表しました。
ジョスリンはまだ財政面と感情の両面でケタはずれのハードルに直面します。彼女は湾岸で兵役についていた海兵隊員の長男を亡くした深い意気消沈から立ち直らなければなりません。再び働き出せるように健康を取りもどさなければなりません。収入を増やすため人に貸すには家を修理しなければなりません。そしてまだローンを再交渉して抵当付き融資の月額支払いをしなければならないのです。
でも、あなた方のおかげで、ジョスリンにはいま別のチャンスがあります。略奪を目的とする貸し手との闘いを助け、彼女のローンを再構築する、すばらしい公共の利益のための弁護士を私たちは見つけました。そして抵当付き融資会社に1万5000ドル電送した後、月額の支払いと経済的に独立し彼女が立ち直るのを助けるため、私たちは機能し続けるこの基金を活用するつもりでいます。
拒否するのでなく、彼女を精神的に高揚させたがる人々に囲まれているといま彼女は感じています。そして彼女は自分の体験を他者を助けるのに役立てたがっています。裁判所の階段で開いた記者会見で、十数台のカメラに包囲されたジョスリンはこう言いました。「同様の災難に直面する全員が黙っていてはいけません、恥ずかしがってはいけません。前に進んで助けを求めなさい。私はそれをして、奇跡が起こりました。この天使たちが私を助けにやって来ました。私たちはみな力を合わせて助け合わなければなりません。」
あなた方がその天使です、そしてコードピンクの私たちは、あなた方の寛大さ、あなた方の同情、メインストリートのアメリカ人のために立ち上がろうとするあなた方の自発的意志におそれ敬っています。この先、ジョスリンが求めてきたとき、私たちは力を合わせましょう、そして我らが政府を動かしてウォールストリートではなくメインストリートに同じ救済をさせるのに、私たちは力を合わせましょう。
奇跡を起こしてくれてありがとう。
(CODEPINK Women 18 October 2008)
写真のグラフィティはニューオリンズのバンクシーの作品。カトリーナで廃墟化したニューオリンズのストリートにはバンクシーの痕跡が多数見られます。以下で見ることができます。
写真はクリックすると拡大版で見ることができます。
http://www.banksy.co.uk/outdoors/horizontal_1.htm
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