見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2008/12/28

ガザ殺戮



イスラエル総選挙にらみ大規模攻撃強行

◇イスラエル軍は27日、ガザ地区でのイスラム原理主義組織ハマスの拠点を狙った集中的な空爆後も散発的な攻撃を継続した。AFP通信によると、死者は少なくとも225人、負傷者は約700人に達した。

ハマス在外指導者のメシャル氏は中東の衛星テレビ局アルジャジーラに対し、「第3次インティファーダ(パレスチナ民衆蜂起)を呼び掛ける」と反発しており、衝突拡大の懸念が強まっている。

イスラエルのバラク国防相は「戦いは長く困難なものとなるだろう」と述べ、軍事作戦の長期化を示唆。ロイター通信によると、イスラエル軍高官は、ガザ地区に地上部隊を投入する可能性があると語った。
(時事通信 2008年12月28日)

◇イスラエルが大規模空爆を行ったパレスチナ自治区ガザは27日、路上に多数の遺体が放置され、子どもたちが泣き叫ぶ「地獄絵」と化した。民家も含め多くの建物ががれきとなり、救急車だけでなく市民も車に負傷者を乗せて、病院へ殺到。200人を超えたと報じられる死者数は、さらに膨れ上がる可能性がある。

ガザの学校は午前と午後の二部制で、空爆は午前の部の児童の下校時間に重なった。路上で被害に遭った子どもたちも少なくないとみられる。怒号と悲鳴が交錯する中、一般市民もがれきの下に埋まった人たちを助け出そうとする。道路は寸断され、救急車も思うように動けない。

フリーランスの記者ハミドさん(42)によると、ガザの病院では、遺体や重病人が廊下にまで横たえられた。救急治療室では、複数の医師が1人当たり7人前後の患者を同時に治療している。「この病院だけで死者は100人以上いる。みんなショックが大きすぎて、話をできる状態じゃない」とハミドさん。次々と重傷者が運びこまれ、病院の正門付近から建物まであちらこちらに血だまりができた。
(毎日新聞 2008年12月28日)