アラブ世界の線引きをし直す
リビアの最高指導者カダフィ大佐は外国に出かける際は女性ボディーガードを引き連れていた
写真は友好国イタリアのローマに到着した2010年8月29日のもので女性ボディガードは「カダフィ・ガールズ」と呼ばれた(EPA=時事通信より)
"国境なき中東 アラブ世界の線引きをし直す"というバナーが目を引くアルジャジーラのウェブサイトから
◇エジプト人が国家警察署を襲撃
抗議する人たちが国家保安ビルに突進して権利侵害に関する書類が処分されていると主張する。
エジプトの抗議する人たちが複数の国家公安ビルに突進して書類を差し押さえ国家の人権濫用の疑惑をとじこめるファイルを取り返そうと試みる。
人員50万人の国内保安機関は、前大統領ムバラクの30年の統治に対する異議を鎮圧しようと謀る間にかなりの最悪の状態の人権侵害から非難される。
ムバラク支配下の非常事態法制によって自由裁量を与えられたエジプトのSSI(State Security Investigations:国家防衛取調)は前の体制の最も強力な象徴の一部だ。
ムバラクと彼の政府の崩壊にもかかわらず多くの抗議指導者がその機関が旧体制を保護することや変革の足をひっぱろうと試みることで相変わらず活動中のままだと言う。
SSIは少なくとも10万人を抱える影響力を持ち、すごい密告者のネットワークを持つと保安当局者がAFP通信社に話した。
"広範囲にわたって実践される"拷問
以前、拷問は政治犯とテロ行為容疑者に運命づけられたのに、ささいな犯罪の容疑者にも広く実施されるようになったと活動家は言う。
大ニュースで首位を占めデモの導火線になった直近の事例が、昨年アレクサンドリアの通りで2人の潜入警察官によって死ぬまでたたかれた28歳の男性ハレド・サイド(Khaled Said)だった。
携帯電話で収録されてインターネット上で広くばらまかれた拷問の画像によって、ほかの評判の事例には2007年警察署で棒きれでカマを掘られたEmad el-Kabirを含める。
2006年以来合計7人となる警察官が拷問だの非人道的な取り扱いで判決を下されてきているが、SSIからはこれまでに一人として拷問で起訴されてきていない。
(引用元:アルジャジーラ 05 March 2011)
http://english.aljazeera.net/news/middleeast/2011/03/201135211558958675.html
◇サウジアラビアが抗議集会を禁止する(引用元:アルジャジーラ 05 March 2011)
最近のシーア派の抗議に引き続いて"治安を混乱させる試みを封ずるため"あらゆる措置を行使すると内務省が断言する。
英国の新聞インディペンデントによれば、1万の人員が陸路で危険領域に派遣されていてDammamや他の都市に入る幹線道路をふさぐ。
先週海外から帰国したあとにアブドラ国王は国民のためとして370億ドルを明らかにした。
http://english.aljazeera.net/news/middleeast/2011/03/201135143046557642.html
写真はサウジアラビアのアブドラ国王
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