シリアで記者が行方不明
◇シリアで衛星TV記者不明 東日本大震災も取材
カイロ共同:中東の衛星テレビ、アルジャジーラは11日までに、反政府デモが続くシリアを訪れた同テレビの女性記者ドロシー・パルバズさん (39)が4月29日以来、行方不明になっていると発表した。同記者は3月、東日本大震災で、青森県八戸市や盛岡市などで取材していた。
シリア政府は反政府デモを武力弾圧、厳しいメディア規制を敷いている。アルジャジーラは「シリア政府が拘束している」と報道した。
アルジャジーラによると、同記者は米国やカナダの市民権を持ち、4月29日に取材のためカタールから空路でシリアの首都ダマスカスに到着、行方不明になった。同テレビは「記者の身の安全を懸念している」との声明を出した。
一方、シリア紙アルワタンは10日、同記者について「観光ビザで取材しようとした記者の入国を当局が拒否、記者は目的地を言わずに出国した」と伝えている。
(引用元:東京新聞 2011年5月11日)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011051101000101.html
◇アルジャジーラのジャーナリストが2週間行方不明
2週間前にダマスカスに到着して以来、行方不明のアルジャジーラのドロシー・パルバズは、現在テヘランにいると聞かされる。
ドロシー・パルバズは目下のところ2週間行方不明で、彼女はイランに国外退去させられたとシリア当局は言っている。
イラン、アメリカ、カナダの市民権を所有するパルバズは、シリアでの抗議を取材するため、4月29日ダマスカス空港に到着して以来ずっと行方不明でいる。
シリアの役人らは、39歳(ドロシー)はシリアの首都で拘束されていて釈放されるだろうと先にアルジャジーラに話していた。
「今度は彼女がテヘランで拘束されているとの情報を私たちはもらっている」と水曜、アルジャジーラのスポークスマンが声明で言った。
「私たちはドロシーに面会する機会と即時解放を求めてイラン当局から情報を要求しています。4月29日に彼女がドーハを発って以来、私たちはドロシーと接触してきていないので、彼女の安否を強く心配しています。」
火曜に出された声明では、パルバズが期限が切れたイランのパスポートで違法にシリアに入ろうと試みて、その後イランに引渡されてきていると、ワシントンDCのシリア大使館は言っている。
5月1日、パルバズは「テヘラン行きのカスピアン(カスピ海)航空7905便までイラン領事に付き添われた」と声明は言っている。
5月2日、パルバズの所在についてなにひとつ知っていなかったので、真相を調査するようシリアを駆り立てたと、イラン外相Ali Akbar Salehiはアルジャジーラに語った。
パルバズの家族もまたジャーナリストを解放するよう要求してきている。
「ドロシーはとても大事にされている娘であり、妹、婚約者です、そしてまた献身的なジャーナリストです」と、週の頭に出された声明で家族は言った。
パルバズは2010年にアルジャジーラに合流した経験を積んだジャーナリストだ。
彼女はブリティッシュコロンビア大学を卒業してアリゾナ大学で修士号を手に入れる、そしてハーバードとケンブリッジの両校でジャーナリズム特別研究員の地位を保有する。
彼女は先にSeattle Post-Intelligencerのためコラムニストや連載記者の職についている。
(引用元:アルジャジーラ 13 May 2011)
http://english.aljazeera.net/news/middleeast/2011/05/201151393742208446.html
写真は可憐で実直そうなドロシー、行方不明になる少し前、彼女が震災の取材で日本にいたなんて!
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