ハマス排除法案が可決
権力なく、治安もなく、警察もない、東エルサレムが麻薬のスーパーマーケットになってきているという...
写真は、夜明けの祈祷に行く途中 イスラエル軍兵士によって撃たれ 死亡した大学生
◇イスラエル軍がパレスチナ人大学生を殺害
PNN(パレスチナニュースネットワーク)13 July 2011
ラマッラ:本日早くに、ナブルスにほど近いal-Fari’a難民キャンプで、22歳のイブラヒム・サーハン(Ibrahim Sirhan)が占領するイスラエル陸軍に撃たれて殺害された。
An-Najah大学の技術工学科学生イブラヒム・サーハンは、本日夜明けイスラエル陸軍が難民キャンプで行動を阻止する間に殺された。
おじのイスマイル・サーハンが甥は撃たれたとき朝の祈祷に行く途中だったと言っているのをロイター通信が引用している。
イスラエルの日刊紙ハーアレツ(Haaretz)は、イスラエル軍が逮捕を遂行するため難民キャンプに立ち入ったため、陸軍兵士と居住者の間に衝突が続いて起こったと報じる。一触即発の石投げがイスラエル兵に向けて投げられたと報じられたが、石投げの正確な詳細はいまだ詳らかでない。イスラエル兵はひとりも負傷していない。
逮捕に抵抗した時、イブラヒム・サーハンの身体の下端に向けてのみ発砲したとイスラエル軍は主張する。サーハンは救急車によって避難させられたが、病院に到着する前に亡くなった。
パレスチナ当局が9月に国連で国家として地位宣言する準備をする時、イスラエルとパレスチナ当局のあいだで現在緊張が波立っている。
夜明けの急襲を通じて合計7人の逮捕となった。
http://english.pnn.ps/index.php?option=com_content&task=view&id=10428&Itemid=56
◇米上院がパレスチナ当局から基金をはずすことで可決
PNN(パレスチナニュースネットワーク)11 July 2011
米上院は、木曜日(7日)、もしもパレスチナ自治政府が引き続き9月の国連で国家としての地位を求める計画をはかどらせるなら、パレスチナ当局への支援を停止するとした法案に賛成して可決した。
「平穏で安泰、相互理解の内に並んで生存するイスラエルというユダヤ人民主主義国家と実行可能な民主的パレスチナ国家」を形づくるために当事者間に交渉再開を要求する投票は、賛成407、反対6で決まるも拘束力のない議決だった。
法案は紛争に対して交渉での解決を要求すると同時に、重要な焦点はファタハとハマス間の最近の結束取引にあった、ハマスに関してそれは非常に懐疑的である。
法案はまた、もしハマスにも同様に行政府に入るのを可能にするなら、引き続きパレスチナ当局に資金助成をするかどうか問いただす。
上院を通過したと同じ法案で下院の議決が続くことになる。
パレスチナ統一国家はファタハ単独では成し遂げられない。ガザで圧倒的な支持を得ているハマスとの和解を得ずして、「統一」の名を手にすることはできない。米国の要求はその統一を妨げるものだ。
http://english.pnn.ps/index.php?option=com_content&task=view&id=10415&Itemid=61
写真は、ヘロインの繁殖地と化している東エルサレムのストリート
◇東エルサレムがヘロインの疫病神に苦しむ
アルジャジーラ 20 June 2011
「これまでやめようとは思わなかった」とアブ・サラフがクリニックのサークルで自分の話を聞かせる。「ハシーシ、ヘロイン、コカイン、14年間の売買の結果として自分の人生をコントロールできなくなっていた。職なんてひとつもなかった。家族に話しかけるなんてとんでもなかった。」
彼の話および私たちが座り込みに参加しているクリニックは、パレスチナの麻薬問題がどれほどどんどん危機的状況になっているかのあらわれだ。東エルサレムとその周辺地区は貧困と治安の欠如により無防備になってきており、中毒の繁殖地になってきている。
隣接したエジプトやレバノンと異なり、パレスチナには歴史に残る麻薬取引ぐるみのコネクションはない。特に、たちまち広がるヘロインによってその出現は突発的で華々しかった。1986年の300人と比べると、現在は東エルサレムに6000人余りの常用者がいるとAl Quds大学は見積もる。
(続きの記事は右枠にあるリンク「NewsFanzine」にて配信の予定)
http://english.aljazeera.net/indepth/features/2011/06/201162874544676539.html
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