"やらせ"と"物忘れ"だらけ
今朝のムッとするニュース
◇エネ庁が原発記事を監視 11年度はツイッター対象新聞やNHKの世論調査の結果、あれも「やらせ」かいな?!
経済産業省資源エネルギー庁が2008年度から報道機関の原発関連の記事を監視する事業を行っていたことが26日までに分かった。本年度は東京電力福島第1原発事故を受け、「ツイッター」やブログなどのインターネット情報を監視するための補正予算を計上している。
08~10年度に実施されたのは「原子力施設立地推進調整事業(即応型情報提供事業)」。計約4千万円で外部委託し、電力会社幹部が理事などを務める団体が受注してきた。(共同)
(引用元:東京新聞 2011年7月26日)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011072601000019.html
◇今夏の電力供給:揚水発電、2割過小評価
揚水発電の設備容量と供給力
経済産業省がまとめた今夏の電力需給見通しで、電力7社が水力発電の一種である揚水発電による電力供給力を発電能力を示す設備容量より約2割 (535万キロワット)少なく見積もっていたことが25日分かった。原発停止による電力不足で需給見通しに注目が集まる中、専門家からは「供給力を低く見積もる根拠を示すべきだ」との指摘も出ている。
揚水発電は、水力発電所の下流と上流に貯水池を造り、夜間に余っている電力を使って下流から上流に水をくみ上げ、日中の電力需要のピーク時間帯に放水する仕組み。
電力需給見通しは9電力会社の報告を基に経産省がまとめた。9社が公表した設備容量は計2621万キロワットだが、需給見通しは今年8月の供給力を2割少ない2086万キロワットと設定。最も差がある東京電力は設備容量1050万キロワットに対し、供給力は約3割少ない700万キロワットにとどまる。関西電力も設備容量506万キロワットに対し、供給力は449万キロワットと1割程度少ない。
東電は毎日新聞の取材に「夜間のくみ上げ量に限界があるため」と説明している。
ただ、専門家によると、揚水発電は一般の水力発電に比べ雨量に左右されないため、設備容量通りの供給力を発揮しやすい。さらに、原発が停止しても、夜間の余剰電力は原発以外の発電で代替できる。経産省の需給見通しで九州電力と北陸電力は供給力と設備容量が一致している。
(引用元:毎日新聞 2011年7月26日)
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110726k0000m020171000c.html
◇玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)の再稼働を巡る「やらせメール」問題を受け、九州電力が過去に国や佐賀県などが主催した原発関係の6件の住民説明会やシンポジウムなどで、毎回、社員や関連会社員ら数百人に参加を呼びかけていたことが25日、九電の内部調査でわかった。
会場までバスで送迎したり、社員に休暇を取らせて参加させたりしていた。九電は組織的な動員が常態化していたことを認め、29日に経済産業省に報告する方針。
調査結果によると、動員が明らかになったのは、〈1〉玄海原発3号機へのプルサーマル発電導入に関する公開討論会やシンポジウムの3件(2005 年2月~同12月)〈2〉川内原発(鹿児島県薩摩川内市)3号機増設に関する公開ヒアリングなど3件(09年1月~10年5月)。
九電は、社員や関連会社員、協力会社員らに口頭や文書の回覧、電子メールなどで周知し、参加を要請していた。会社ごとに参加人数を割り振り、動員を呼びかけた数は毎回数百人規模に上ったという。いずれも原子力部門の上層部の指示によるものとみられる。
(引用元:読売新聞 2011年7月26日)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110726-OYT1T00042.htm?from=main1
トップの写真はノルウェーの犠牲者を追悼するオスロの大集会
http://www.bbc.co.uk/news/
下の写真は25日、8週間の再拘留で送還されたあとに裁判所から出るブレイビク
(Photograph: Jon-Are Berg-Jacobsen/AFP/Getty Images)
身柄拘束の延長を審議する法廷で挑戦的なアンネシュ・ブレイビクはもっと多くが死ぬと被告席から得意そうに話す
(引用元:ガーディアン紙 25 July 2011)
http://www.guardian.co.uk/world/2011/jul/25/anders-behring-breivik-terror-cells
◇76人(オスロ警察が死者の数を修正)の犠牲者を出したノルウェーでの爆弾、銃乱射テロの犯行を認めているアンネシュ・ブレイビク容疑者は25日、オスロ地方裁判所での審理で自分が「欧州全域に下部組織」を持つある組織の一員だと述べた。ただ、同容疑者はテロの罪は認めなかった。
非公開での審理を担当した裁判官は審理後に同容疑者が「イスラムの支配」から欧州を守るとともに、強力なメッセージを送りたかったと述べたことを明らかにした。
同裁判官は通訳を通じて、同容疑者は罪を認めなかったものの、22日午後にオスロ市内で8人が死亡、30人が負傷した爆弾攻撃を行ったことを認めた。また、ウトヤ島で若者を中心に68人が死亡し、多くの負傷者を出した銃乱射テロを行ったことも認めた。
また、ブレイビク容疑者が、二つのセル(下部組織)に所属する共犯者がいたと語っていることを明らかにした。容疑者の弁護士は「供述の信ぴょう性を判断するのは不可能だ」としている。容疑者は当初、1人で攻撃したと述べていた。
同容疑者はこの日の審理で、攻撃は政治的動機によるものだとし、与党・労働党がノルウェーに多様な文化を拡げようとしているとし、同党にはノルウェーでの「イスラム支配」の責任があると強調した。また、同党とその党員に最大限の損失を与え、明確なシグナルを送ろうとしたと述べた。同容疑者は、ウトヤ島で開かれていた同党青年部の年次大会を襲撃の場に選んだ。できるだけ多くの人を殺すことを狙ったわけではないが、労働党への将来の加入を阻止したかったとしている。
政治的に過激な行動がほとんど見られないスカンジナビア諸国は、ノルウェーでの戦後最悪の事件となった今回のテロにショックを受けている。ブレイビク容疑者は、犯行直前にネット上で公開した声明で、法廷を劇場に変えることを計画。犯行前から法廷での発言の準備をしていた。
ノルウェーのメディアによると、同容疑者が審理を自分の主張を広めるための場にしてしまう恐れがあったため、警察は裁判所に対して非公開とするよう求めたという。
(引用元:ウォールストリートジャーナル日本語版)
http://jp.wsj.com/World/Europe/node_279387
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