見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2011/08/20

もちろん肉牛だけじゃない


◇茨城県鉾田市の収穫前の早場米から放射性セシウムが検出された。汚染されている値は国の暫定基準値の10分の1程度だが、東京電力福島第一原子力発電所の事故後にコメから放射性物質が検出されたのは全国で初めてという。

茨城県が19日に発表した資料によると、16日に鉾田市内の3カ所から収穫前のコメを採取して予備調査を実施。その結果、1カ所から1キログラム当たり52ベクレルの放射性セシウムを検出した。国の暫定基準値は同500ベクレル。残りの2カ所からは検出されなかったという。同県はこれまで、潮来、鹿嶋、神栖の3市で収穫後のコメについて検査を行ったが、放射性セシウムは検出されなかった。

茨城県では2011年産米の安全性を確認するために、国が示した放射性物質調査の基本的方針に基づき44ある全市町村で調査を実施。通常は収穫した後の玄米について検査しているが、空間放射線量率が平常時の毎時0.1マイクロシーベルト以下の範囲を超える13市町村では予備調査として収穫前のコメも検査している。予備検査の結果で、1キロ当たり200ベクレルを超えた市町村については重点調査を行うとしている。

農水省は、コメの放射性物質の検査方法について、関東・東北地方の17都県を対象に収穫前と収穫後の2段階で検査する方針を示しており、1キロ当たり500ベクレルを超えたコメには出荷制限をかけることになっている。茨城県の10年産米の生産量は39万2800トンで全国5位だった。

(引用元:ブルームバーグ 2011年8月19日)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920018&sid=ai7Qd5YmxmJY

◇お米の問題 玄米好きの人には申しわけないが
 by 武田邦彦(中部大学)

野菜は一つ一つの産地を詳細に見ることは難しい。仕方がない。
卵は平均一日17グラム食べる。産地に気を配って買うことが難しいのではないか。一日に食べる量も多くない(許容)。
そこで、お米と肉に集中的に気をつければ、だいたい大丈夫かなと思い、この前、表にした。
牛肉は外国産、豚肉、鶏肉は産地が分かるものを買っていればいいかな。
でも、お米が汚染されてくると困る。

5000ベクレルまでの土地にお米を植えている。だいたいそのうち、3~5%が玄米に入るので、250ベクレル以下のお米がそろそろ出回ってくると思われる。
これに対して(対策としては)、古米を少し買っておく。
保存は難しいが、お米は量を食べるから、汚染に気をつけたほうがいい。
古米を買っておいて時間稼ぎをする。時間稼ぎは重要で、一番最初はひどく汚染したものが出てくるかもしれない。それがだんだん流通していくうちに淘汰されて、あまりひどいものは出てこなくなる。なので、今年の最初の新米はやめたほうがいい。
だから、ちょっと様子を見るための、古米を保持しておく必要があるだろう。

もちろん、新米で北海道や鹿児島、新潟、秋田は大丈夫ですから、これらを中心に買う。
どうしても汚染されたものを買うとしたら、100ベクレル以下の関東のもの。
ただ、幸いなことに、お米にセシウムがたまる時は、80~90%が胚や糠(ぬか)にたまるので、汚染米が出てきたら、玄米好きの人には申しわけないが、当面、白米を食べて、それも、炊く前によく洗うことにチャレンジされてはどうでしょうか?

現実に汚染米が出てきたら、このブログで計算したり、洗い方でどのくらい減るか、調べておきたいと思います。

(引用元:武田邦彦ブログ 平成23年8月5日)
http://takedanet.com/2011/08/
写真は、福島第一原発3号機 使用済み燃料プールはどこ行った? 
かなり遠くまで飛び散ったとも言われる
10シーベルト(1万ミリシーベルト)って異常に高い放射線量を計測したところってどこだっけ! 
日本人は心配しないといけない