見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2013/05/24

オバマとコードピンク


写真は2011年6月、
ワシントンDCのジェファーソン・メモリアルでトーマス・ジェファーソンに扮するTighe Barryと踊るコードピンク創設者メディア・ベンジャミン



◇無人機政策と他の国家安全問題に関する演説の最中にオバマ大統領が妨害される

グアンタナモベイ閉鎖について話す23日木曜の重要な外交政策の演説の間に、オバマ大統領が妨害された。複数のメディアによれば、妨害はコードピンク(反戦活動団体)の創設者、メディア・ベンジャミンだった。

ベンジャミンは少なくとも3回大声で叫び、オバマの演説を中断させた。2度目の中断はオバマをいらつかせた。「言論の自由の一部は、あなたは話すことができる、けれどもあなたが聞いて私が話すこともできる」と拍手に対して言った。そしてオバマはこう付け加える。「私をさえぎった若い女性に対して規則をゆるめるのをいとわない。なぜなら、情熱的なのは価値があるから。すなわち、私たちなのでは?私たちの創設者が予見した重要なことなのでは?」

(引用元:ワシントンポスト 23 May 2013)
http://www.washingtonpost.com/blogs/post-politics/wp/2013/05/23/code-pink-founder-medea-benjamin-heckles-obama-repeatedly/

◇米メディアによると、大統領の演説をさえぎったミディア・ベンジャミンは、会場を退場させられるまで、キューバ・グアンタナモ米軍基地の収容施設からテロ容疑者を即日解放し、無人機攻撃を中止するよう訴え続けた。(時事通信) 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130524-00000042-jij-n_ame

◇オバマ米大統領は23日演説し、国際テロ組織アルカイダとの戦争は山を越えたとの認識を示し、2001年の同時多発テロ以降のテロ対策の指針となってきた法的・道徳的な枠組みを大幅に変更することが必要になったと訴えた。

大統領は、テロ組織を解体し米国をテロから守る努力は継続しなければならないが、テロとのグローバルな戦いを永遠に続けるわけにはいかないと指 摘、「テロとの戦いは終了させなければならない。民主主義はそれを求めている」と述べた。米政府高官によれば、今回の演説はオバマ大統領が2月の一般教書演説以降構想を練ってきたもので、同大統領の国家安全保障観を示す最も包括的なもの。

大統領はこの中で、無人機による空爆を擁護する一方で、その使用に新たな規制を設けるべきだと主張するとともに、キューバ・グアンタナモ米軍基地にあるテロ容疑者収容所の縮小を再開し最終的には閉鎖する方針を明らかにした。無人機については、テロに対する万能薬のように利用することにくぎを刺し、無人機による空爆に関する基準を強化すべきだと主張した。

オバマ大統領が今週承認した無人機攻撃に関する新たな政策指針では、これまでの「米国の国益に重大な脅威」に替えて、「米国民に対し継続的かつ差 し迫った脅威」となるテロ容疑者だけを標的とするとうたわれた。この結果、攻撃許可の基準が引き上げられるケースが出てくるとみられる。

米政府高官によれば、同指針では無人機作戦を遂行する優先的な政府機関として軍を指定しており、オバマ大統領はイエメンやパキスタンでの中央情報局(CIA)による無人機作戦を徐々に廃止していく意向のようだ。また、政策指針では、無人機攻撃の実施に当たっては、民間人が巻き込まれて死亡したり負傷したりしないことが「ほぼ確実でなければならない」とされ、実施要件が厳しくなる。

しかし新たな指針では、CIAによるパキスタンやイエメンでの無人機攻撃を廃止する具体的な工程表は示されていない。

大統領は演説で、グアンタナモ収容所に収監されているテロ容疑者のイエメンへの移送に関する自主規制を解除する方針も明らかにした。移送手続きが完了したものの、同収容所に収監されたままのイエメン人は、現在56人いる。2009年12月のイエメン発米国行き航空機の爆弾テロ未遂事件を受けて、米政府はイエメン人の移送を停止している。グアンタナモ収容所の収監者は166人で、このうち移送手続きが完了しているのは86人。

しかし、オバマ氏には大きな障害が待ち受けている。議会では過半数の超党派議員が米国への移送に反対しているほか、議会は他国への移送にも厳しい条件を課している。さらに、共和党議員の多くは同収容所の閉鎖に反対している。
(引用元:ウォールストリートジャーナル)