見つけた 犬としあわせ

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2013/07/06

見せしめに処罰


◇NSA暴露をめぐりオリバー・ストーンがエドワード・スノーデンを擁護

チェコ映画祭で歯に衣着せぬ映画監督は内部告発者を"ヒーロー"と認め、"アメリカ合衆国は繰り返し憲法修正第4条に違反している"と主張

決して論議にうろたえる人ではないオリバー・ストーンが、昨日、進行中のNSA論戦に猛然と取り組み、アメリカ人内部告発者エドワード・スノーデンを擁護して彼をアメリカの大規模監視プログラムをあばいた"ヒーロー"と認める。

「オバマが、このジョージ・ブッシュ流の盗聴技術を改革することより、スノーデンを追いつめることに関係があるのは不名誉」と、チェコ共和国のカルロヴィヴァリ国際映画祭でオスカー受賞監督は聴衆に語った。

スノーデン(30歳)は、アメリカ合衆国の連邦訴追から亡命を求めているモスクワの空港のトランジットゾーンに住んでいる。彼は20カ国に亡命申請をしたと思われる、これまではむなしく(ベネズエラが亡命受け入れを表明)。その間に、彼の暴露は外交危機を引き起こす。ここ数日、ドイツ、フランス両国の指導者がNSAの監視プログラムを"容認できない"と説明してきている。

「我々がすべて知っておくべき秘密をあばいたのだから、私にとってスノーデンはヒーローだよ、アメリカ合衆国は繰り返し憲法修正第4条に違反している」とストーンは言っている。「彼は当然、歓迎されて亡命を提供されるべきだよ。でも、どの国もアメリカ合衆国におどされるから、彼には隠れる場所がない。」

ストーン(66歳)は彼の新しいTVシリーズ、ショータイムの"オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史(邦題)"のエピソードを発表するため映画祭にいた。

映画監督のスノーデンへの口頭の支持はまったくその人らしい。ここ数カ月に、ストーンはまたウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジに味方して自分の役割を投入してきてもいる、ロンドンのエクアドル大使館が活動拠点のアサンジを訪ね、まもなく公開の2本のハリウッド映画のアサンジの描写を批判する。「言論の自由のためにジュリアン・アサンジは大したことをした」とストーンは言ってきている。「そしていま彼はコンセプト乱用によって見せしめに処罰されている。」

guardian.co.uk, Friday 5 July 2013