見つけた 犬としあわせ

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2014/10/31

スウェーデン パレスチナ国家承認へ

◇スウェーデンが今日、パレスチナ国家承認へ 
スウェーデン政府は本日パレスチナ国家を正式に認めるものと思うとエルサレムの官僚は述べる;イスラエルはこの決定を知らされていた。 
ハーアレツ紙 30 Oct. 2014 
スウェーデン政府が今日パレスチナを正式に国家として承認すると思われるとエルサレムの上級当局者がハーアレツ紙に語った、そしてスウェーデンはこれを昨日イスラエルに知らせてきたと述べる。 
今月上旬、スウェーデンの新政府の宣誓就任の間に政府の外交政策に関する声明の一部としてスウェーデンがパレスチナ国家を承認するとステファン・ローベン首相は言った。イスラエルは激怒してイスラエルの官僚がこの動きに辛辣に抗議した会議にスウェーデン大使を召喚した。 
エルサレムの激怒に応じて、ローベンとマーゴット・バルストロム外相は、そのような承認は「明日の朝たまたまなるものではなく」、ただイスラエル政府との対話後のみに起こると言った。 
しかしながら、月曜スウェーデン議会の外交問題委員会の議論の間、ローベンはパレスチナの国家としての承認はもうじきだと述べた。水曜、イスラエルは承認が予想よりずっと早く授けられることに気づいた。 
スウェーデンの動きにもかかわらず、近隣国は先例に従うことを急いでいない。昨日、ストックホルムでのスカンジナビア諸国とバルト諸国の指導者のサミットの記者会見で、デンマークの首相(Helle Thorning-Schmidt)は現段階で彼女の国はパレスチナを承認しないと言った。「私たちはまた2国家解決案を支持するが、むしろ別の方向づけのほうを選んでおり、それを傍観する」と言った。 
ノルウェーの首相(Erna Solberg)もまたノルウェーはイスラエル・パレスチナ和平協定が整う前にパレスチナを認めるつもりはないと述べた。 
http://www.haaretz.com/news/diplomacy-defense/1.623505 
◇スウェーデン政府は30日、パレスチナを正式に国家として承認した。停滞するイスラエルとの和平協議の再開を促し、2国家共存の実現を後押しする狙いがある。
パレスチナの国家承認をめぐっては、ポーランドやハンガリーなど東欧諸国がEU加盟前に承認。世界で130カ国以上が承認しているが日本や米国、EU主要国の多くは承認していない。
同日会見したバルストロム外相は、「パレスチナとイスラエルの若者に希望と信念をつくることに貢献したい」と目的を語った。今後5年間で、現在の5割増しの15億スウェーデンクローナ(約222億円)を財政支援する方針も示した。
(朝日新聞 2014年10月30日)
http://www.asahi.com/articles/ASGB000W5GBZUHBI02Q.html 
◇スウェーデン政府は30日、パレスチナを正式に国家承認した。バルストローム外相が記者会見で明らかにした。欧州連合(EU)主要国でパレスチナを国家承認するのは初めてで、イスラエルとの和平交渉の行方や他の未承認国の動向に影響を及ぼす可能性がある。
外相はパレスチナが国際法上、国家承認に必要な領土、国民、政府を備えていると指摘。承認の狙いとして「停滞した和平プロセスに新たな勢いを与える」ことや、パレスチナの立場をイスラエルに対しより対等に近づけ、交渉を促進することを挙げた。時期尚早との批判については「むしろ遅すぎることが危険だ」と反論した。
(時事通信 2014年10月30日)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014103001045 
△イスラエルのメディアは30日、スウェーデン政府がパレスチナを国家承認したことを受けて、イスラエル外務省が駐スウェーデン大使を協議のために召還したと報じた。
パレスチナを国家として承認する動きが拡大すれば、イスラエルは中東和平交渉をめぐって大きな圧力を受ける可能性があり、警戒している。
(共同通信)