見つけた 犬としあわせ

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2014/12/03

イスラエル化する世界

◇新しい戦略を学ぶためにアメリカの警察がイスラエルを訪れる
17 November 2014

世界で最も疑問に思われる警察部隊からサイバー犯罪やテロ対策を学ぶためにシカゴの警官たちがテルアビブの第三回国土安全保障会議に出席した。

最も軍事装備を施された警察部隊を有する国のひとつ、アメリカ、イリノイ州シカゴの警察官らが”最先端の治安を維持する戦略とテクノロジー”を学ぶために最も抑圧的な警備機関のひとつがあるイスラエルを訪問した。

アメリカの代表団はシカゴ警察Garry McCarthy警視によって率いられる、警察官をイスラエルに行かせたユダヤ人連帯基金(Jewish United Fund:JUF)によると、彼は会議で演説をした。

会議の間、サイバーセキュリティ、緊急時への備え、テロ対策、そしてたとえば港や空港、列車やパイプラインなどを含め、幾つかのエリアに注意が向けられた。

両国は最近、警察部隊が住民に対して行使する抑圧的で狂暴化した行動様式のために違反取締のレーダーのもとにあった。

たとえば、ミズーリー州ファーガソンでの事件に関してアメリカの警備機関は非難されていた、8月、警官ダレン・ウイルソンが武器を持たない十代のアフリカ系アメリカ人、マイケル・ブラウン君を射殺したあと、突然起こった大きな抗議と暴動を重装備した警官が追い散らした。

6回撃たれる前にブラウン君が両腕を高く上げていたと目撃者たちは主張する。だが、ウイルソンはブラウンが逮捕に抵抗したあと自分のいのちを案じたと主張する。

暴動を”制御する”ためにファーガソンに出動した警官らは、自動小銃や迷彩服、近距離の(戦闘用)装備を使用するのが検分された。イラクやアフガニスタンから戻る退役軍人らは警官が前記の国々で彼らが交戦中のときより必要なものを持たされ、武装していると断言して当局を糾弾した。

「警察官は武器を持たない怒った一般市民に向き合っていて、米兵は全員が重装備の兵器を用いる正規軍や反政府グループと戦っていることを忘れないようにしよう」と退役軍人らは共同声明で述べた。

一方で、人権や公民権への尊重の欠如ゆえに常に疑義を唱えられるイスラエルの治安部隊は、パレスチナ人に対して用いる抑圧の行動様式を理由に常に批判されていた。

パレスチナ人が石を投げるとはいえ、イスラエル治安部隊はデモを分散させるために催涙ガス、ゴム弾、そして実弾でさえ使う。イスラエルの警官や兵士らがどうやって子どもや武器を持たないパレスチナ人を襲うかは多数のヴィデオが立証する。

そしてごく最近、イスラム教の世界で最も神聖な用地のひとつであるアルアクサモスクに近づくのを政府の手先が妨害したあと、イスラエル治安機関は多数のパレスチナ人と幾つかの衝突を華々しくやってみせた。

しかしながら、イスラエルの行動様式を学んでいる国はアメリカだけではない。JUFによると、60カ国以上の機関がイスラエルの首都における安全保障会議に代表を送った。

http://www.telesurtv.net/english/news/US-Policemen-Visit-Israel-to-Learn-New-Strategies-and-Methods-20141117-0066.html

△写真はミズーリー州ファーガソンの軍隊化する警察(ロイター通信)