永遠に失われる古代遺産
◇危険にさらされ 顧みられない世界遺跡
衝突、政略、不和、戦争の結果として、世界で最も美しい古代文化遺跡の一部が軽視されるかまたは破壊されることになる。
THE NEWS HUB 24 May 2015
シリアの国の約半分を支配するとみなすとして、IS(イスラム国)は今ではシリアのさらになぎ倒された跡を征服していると私たちは見ており、その国にあふれるどのような文化的および考古学的に重要な遺跡も、確かに彼らは破壊して略奪する。彼らはほどなくパルミラの古代ローマ遺跡を支配する。美しいイラクのハトラ遺跡があてになるとすれば、これらの美しい古代廃墟はそのうち同じ運命に遇うかもしれない。
政略や戦争がそのような美しい人間性の古代からの動かない奇跡が一方では顧みられずにたいてい目に見えなくて価値が認められていないこと、そして他方では故意に破壊されてたいてい永遠に失われることを引き受けているのはまったく気の滅入ることでいたましい。これらの私たちの過去の不思議なシンボルを将来のために取っておくのは言うまでもなく、もっと心に留めて支えるとぜひ言い張ってください。
上の写真は古代パルミラの廃墟に迫る日の出
https://www.the-newshub.com/arts-and-culture/endangered-and-neglected-world-heritage-sites
◇世界遺産のサヌア旧市街を爆撃
ハフィントンポスト紙 2015年6月13日
6月12日、世界遺産に登録されているイエメンの首都サヌアの旧市街の一部が、サウジアラビア主導の連合軍による空爆で破壊された。イエメン国営サバ通信の報道を毎日新聞などが伝えている。
イエメンでは3月以降、ハディ政権とイスラム教シーア派武装組織フーシとの戦闘が激化。フーシに対するサウジ主導連合軍の空爆が続いている。
サヌアはシバ王国の都市として紀元前10世紀ごろから栄えた古都。城壁に囲まれた旧市街は石造や日干し煉瓦造りの6、7階建ての建物が多く、中世の街並みが色濃く残っている。連合軍の旧市街への直接攻撃は初めてとみられている。
http://www.huffingtonpost.jp/2015/06/13/sanaa-saudi-bomb_n_7575018.html?ncid=tweetlnkjphpmg00000001
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