見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2018/02/26

ペップの黄色いリボン

◇ペップ・グアルディオラ:マンチェスター・シティ監督は政治的なリボンを付けるために責任を負わされる
Feb 24, 2018

政治的なメッセージ、すなわち“黄色いリボンをつける”ためにマンチェスター・シティ監督ペップ・グアルディオラがイングランドサッカー協会(FA)によって責任を負わされた。

FAのユニフォーム(服装一式)と広告に関する規定に違反したと理事会は述べた。グアルディオラは11月に彼の出生地カタルーニャで収監された政治家を支援するためにリボンをつけると言った。

元バルセロナとスペインのミッドフィルダーは3月5日月曜18:00までに処分に応じなければならない。

昨年12月中旬にFAはこの問題についてグアルディオラと話をして2度正式な訓戒が与えられた、これは無視された。

彼が他の場所でそれをつけるのはけっこう、FAカップ5回戦のウィガン戦で彼がまたピッチサイドでリボンをつけたとき処分が誘発された。

カタルーニャ独立運動の2人の重要メンバーはマドリード政府が違法だと考えた10月の独立の是非を問う投票のあと保釈なしに拘留された。

グアルディオラは11月に次のように言った:「一日刑務所に入るのがすでにあんまりだとすれば、いいか彼らはいまいったいそこに何日いるのか。」
「誰でも承知しているように、きっと遅かれ早かれわたしはリボンをつけるのをやめることができる。」
「刑務所にいるすべての政治家、彼らが刑務所を出られてすぐに家族と共に家に戻れて彼らにふさわしい人生を送り続けることができればと願う。」

BBC Radio 5 live sports news correspondent Richard Conway

リボンについて昨年12月にFAがグアルディオラと話すことに着手したことはわかっている。問題はピッチサイドでそれをつけること、彼らはそれが規則違反だと言っている。

2度正式な訓戒が出され、彼はどうしてもそれを無視した。FAカップのウィガン戦で彼がリボンをつけたとき処分のきっかけとなった。

間違ってるかもしれないが、これに関して大騒動が起ころうとしていると感じる。

グアルディオラの信念の強さと彼にとってカタルーニャ運動の重要性を考慮すれば、彼が“FAユニフォームと広告規定A4”に簡単に引き下がるとは感じない。

UEFAチャンピオンズリーグで黄色いリボンをつけるのはけっこうだ。規則違反のきっかけとなるには政治的シンボルが不快だと思われなければならないとUEFAの規則は言っている。土曜を除いて、彼は火曜、水曜にはリボンをつけることができるということだ。

http://www.bbc.com/sport/football/43174407

◇名将ペップ、「政治的メッセージ」で処分対象に
イングランドサッカー協会(FA)はマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が「政治的メッセージ」を発したとして同監督を処分対象として調査することを23日付で発表した。

「ペップ・グアルディオラは政治的メッセージ、具体的には黄色いリボンを身につけた。FAのユニフォーム・広告に関する規定に違反するものだ」とFAは発表を行っている。

グアルディオラ監督は昨年11月以来、試合や記者会見の際に胸に黄色いリボンをつけた姿を見せている。これは同監督の故郷であるスペインのカタルーニャ州で独立運動を行ったとして投獄されている政治家への支持と政府への抗議を表すものだ。

FAは12月にグアルディオラ監督と面談し、2度の警告を送っていた。だが同監督がリボンの着用をやめることはなく、今月19日に行われたFAカップ5回戦のウィガン戦でも身につけていたことで処分対象とする決定が下された。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180224-00257824-footballc-socc

◇故郷で起きた暴行事件にグアルディオラ監督が怒り 
「スペインは現実を隠そうとするだろう」

バルセロナは昨年10月1日に激震の一日を過ごした。カタルーニャではスペインからの独立の是非を問う住民投票が行われたが、スペイン政府は独立阻止のために対抗措置。警官隊が住民と衝突する事態に発展し、バルセロナは試合開始25分前に本拠地カンプ・ノウでのラス・パルマス戦を無観客試合とする異例の措置をとった。

カタルーニャ人というアイデンティティーに重きを置く元バルセロナ監督で現在はマンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は強硬措置に出たスペイン当局を痛烈に批判している。地元ラジオ局「RAC1」と「カタルーニャ・ラジオ」でのインタビューで語ったもの。

「われわれはスペインが嫌いと彼ら(政府)に考えてもらいたくはない。スペインは素晴らしい国家だ。その文化、スポーツ、街もそうだ。しかし、自分たちの将来を自分で決めたいと願う人々が存在することを理解する必要がある」

名将はカタルーニャ人としての立場を明確にしたうえでメディアで報じられている警官隊による市民への暴行に怒りを露わにした。

「首相はこの問題に答えなければいけない」
「スペインは現実を隠そうとするだろう。しかし、世界中のメディアは報道している。私はエル・パイス(地元紙)が警官隊が負傷したと報じているのを読んだ。何によって怪我したんだ? 投票によってか? これは真逆だろう。カタルーニャ地方で禁止されているゴム弾で彼らは人々を傷つけているのに。彼らは女性の指を骨折させているんだ。今日の映像からは反論不能だ」

海外メディアは、警官隊が警棒とゴム弾で市民を攻撃している映像を繰り返し放送している。そうしたなかスペイン紙によって伝えられた警官と市民との衝突報道を真逆のものだと言い切った。

「首相はこの問題に答えなければいけない。彼は全スペイン人の首相なのだから。なぜ英国のようにできないのだ。彼らは我々よりも民主主義という点においては数世紀先に行っている。何よりも、我々はカタルーニャが独立を求めているのか、そうではないのか、まだ分からないのだから」

グアルディオラ監督は故郷で起きた衝突事件に対するスペイン政府の対応に怒りを滲ませていた。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171002-00010009-soccermzw-socc

△バルサは独立賛成派

「クラブのOBグアルディオラも積極的に独立を支持しているよ。独立推進派の議員がスペイン政府に拘束されたときには、バルサBのカタルーニャ人監督ジェラール・ロペスも『私たちカタルーニャ人を、犯罪者のように扱うのは許されない』とSNSで抗議した。そもそも本拠地カンプ・ノウでは、前半17分14秒に独立コールするのが慣例だからね」 

かつて地中海で覇を唱えていたカタルーニャだが、「1714年」にバルセロナが陥落。心ならずもスペイン支配下になった。その歴史的背景から独立コールをその時間に行っている。

バルサには、カタルーニャの盟主としての立場があるのだ。

独立問題は燎原の火の如くスペイン全体に広がっている。反乱罪で逮捕状が出されていたプチデモン元首相はベルギーで当局に出頭。身柄がスペイン当局に引き渡された場合、大きな反発が起こる。

◇カタルーニャ独立派前議員に拘束令状
2月22日毎日新聞
スペイン北東部カタルーニャ自治州の独立問題を巡り、スペイン司法当局は21日、反逆容疑などでの出頭命令を拒み、スイスに出国したとして極左系独立派のアンナ・ガブリエル前州議会議員の拘束令状を発付した。令状はスペイン国内でのみ効力があり、スイスに拘束、引き渡しなどを要請しないとしている。スペインのメディアが伝えた。カタルーニャ独立問題では、プチデモン前州首相ら5人が同様の出頭命令を拒み、昨年10月からベルギーに滞在している。(共同)