見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2018/11/08

ガザで抗議する若者の写真

◇ガザのパレスチナ人抗議者の“象徴的”な写真がウィルスのように伝わる
シャツを脱いだガザの抗議者の写真はフランス革命の“民衆を導く自由の女神”の肖像画にたとえられる。

アルジャジーラ 25 Oct 2018

片手でパレスチナの旗をつかみ、もう一方の手で投石器を頭の上で振り回すガザのシャツを脱いだ若い抗議者の写真は、フランス革命の肖像画、民衆を導く自由の女神との類似点を指摘された。

10月22日にトルコAnadolu AgencyのMustafa Hassounaによって撮影された写真はイスラエルの封鎖に対する抗議の真っ只中から立ち上がるように見える二十歳のパレスチナ人 A'ed Abu Amroを現わす。彼は背後の防弾ジャケットを着た記者や仲間のデモ参加者にくっきりと対比すると思われ、全部が燃えるタイヤからのぼる黒煙の背景に対比する。写真は5000回以上ツイートされている。

Abu Amroはガザ市のal-Zaytoun地区に住んでいる。

彼は毎週金曜と月曜に友人と一緒に抗議する。

「ぼくのこの写真がウィルスになったのに驚かされている」と彼はアルジャジーラに話した。「ぼくは毎週ベースで時にはもっと多く抗議に参加する。ぼくの近くにカメラマンがいることさえ知らなかった。」

ガザ北部のBeit Lahiyaで撮られた写真を友人たちが彼に送ったとAmroは言った、翌日、それがソーシャルメディアで共有されているのを見つけた。

「写真を撮らせるために抗議に行くんじゃないが、これはぼくを励ましてデモに参加させ続ける」と彼は言った。

「ぼくが持っていた旗はぼくが同行した他のすべての抗議運動で常に持っているのと同じ旗です。もう一方の手に旗を持たないで投石するほうが楽だと言って友人たちはからかうけど、ぼくはそうすることに慣れた。」

「殺されるなら、同じ旗にくるまれたい。ぼくらは帰還の権利を要求していて、ぼくらの尊厳と将来の世代の尊厳のために抗議している。」

ほぼ7カ月のあいだ、ガザ地区のパレスチナ人は、70年前から家族が追い出された生まれ故郷に戻る権利を要求してイスラエルとのフェンスの端から端へ抗議した。

抗議者はまた、飛び地の力を失わせる11年のイスラエルの封鎖の終焉を要求している。

3月30日に始まった「帰還の大行進」以来、イスラエル軍は包囲された沿岸の飛び地でジャーナリストや救急医療士を含む少なくとも205人のパレスチナ人を殺害して、1万8000人以上が被害にあっている。

SOAS大学教授のLaleh Khaliliは火曜日に“海路でガザ封鎖を破る13回目の試み”と書いてツイッターで写真を共有した。彼女は1830年の7月革命をたたえるためウジェーヌ・ドラクロワによって描かれた絵画、民衆を導く自由の女神の画像を入れる2度目のツイートでそれをフォローアップした。7月革命はフランス・ブルボン王朝の最後の王シャルル10世を失脚させた。

あの象徴的な絵画で、自由を象徴している女性はバリケードと倒れた死体を越えて民衆を導く、そしてフランス国旗になったフランス革命の旗、三色旗を手に持つ。

幾人かのユーザーはこれにたとえることに同意した。

また他には、フランス革命を描く別の絵、ダビデ対ゴリアテとトロイア戦争でトロイア人に逆らうギリシャ人を支えるギリシャの海の神、ポセイドンとの類似点に注目した。

https://www.aljazeera.com/news/2018/10/jamal-khashoggi-case-latest-updates-181010133542286.html