見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2020/03/21

'trace, test and treat'

これはオリンピックの新しいロゴ?
安全な距離を置く… ほんの気晴らし。
3月11日付 ワシントンポスト紙の記事より
◇韓国はコロナウイルスに対して民主主義がうまく成功できることを示す

対ウイルスで韓国の最も効果的な武器は検査をどんどん拡大することだった。政府の計算によると、韓国は現在一日に1万5000人を検査している。10日の朝までにアメリカでは約6500人が検査を完了したのに比べて1月3日以降21万人の韓国人が検査されていた。もちろん、韓国の検査は陽性と確認された患者の急増を招いた。その数7513人。だが、死者はわずか54人、死亡率0.71%であると報告する。(記事の一部抜粋)
https://www.washingtonpost.com/opinions/2020/03/11/south-korea-shows-that-democracies-can-succeed-against-coronavirus/

↑疫病対策には国家の権限強化が必要と言われるが、韓国では逆に民主主義が強化され、オープンな検査と合議で不安をなくし、官民の助け合いで医療崩壊などなしに着実に成果を上げていると報じた。

「民主主義は個人の自由と政府の責任との間で釣り合いを取る。尊厳を約束され、信用して真実をゆだねられるから、わたしたち市民はよりよい生活を送る。わたしたちの価値観はどんなにわたしたちを無防備にするかではない。どんなにわたしたちを強くするかだ。わたしたちがしなければならない唯一のことは民主主義に恥じない行動をすること、約束をちゃんと果たすこと」だと記事はまとめる。

△イギリスBBCもまた韓国のコロナとの戦いを報じている。
Trace, test and treat (発生源を追跡、検査して処置する)の3Tを掲げ、毎日2万人近くを検査し、医療崩壊もなく、着実に感染を抑えようとしている現状を伝えた。

3月12日付 BBC Newsより
◇韓国のコロナウイルス:どれだけ‘追跡、検査、処置’するかが命を救うと言ってもさしつかえない

韓国の迅速な検査の取り組みは苦い経験の結果である。

「わたしたちは新型感染のリスクとその影響を2015年の中東呼吸器症候群(Mers)の経験から学んだ。」Mers流行中に韓国では36人が死亡した。
それは国に感染症への準備はたらきかけの再評価を余儀なくさせた。韓国の疾病対策センター(CDC)は最悪の事態に備えて特別な部門も設置した。この場合はその準備が報われたようだ。

「当然の結果として隔離になる的確な検査を用いて早期患者の発見が死亡率を低くでき、ウイルスの拡散を防ぐことができると思います」とKwon教授は述べた。「過去から学び、事前にシステムを準備することは…この新種の大きな災害を克服する真のパワーかもしれません。」

模範とされる国

韓国では検査キットの不足はまったくない。検査キットを作ることで4社が認可を与えられている。つまり、この国には週に14万個のサンプルを検査する能力があるということだ。

韓国のCovid-19(新型ウイルス)検査の精度はおよそ98%であるとKwon教授は考えている。他の国々が自分の国のコロナウイルスの急激な発生と戦うと思われる時、非常に多くの人々を検査できる能力は韓国を模範とされる国にした。

だが、失敗もあった。

最悪のウイルスに冒された都市、大邱(テグ)で病院のベッドを待って少なくとも2人の患者が死亡した。最初の受け止め方はウイルスに感染したすべての人を病院のベッドで隔離することだったが、現在、医師たちは軽度の症状のある人たちを住宅センターで治療し、救命救急を必要とする人たちのために臨床上のベッドを残す知識を身につけた。

「すべての患者を隔離して治療することはできません。軽度の症状のある人は家にいて処置を受けるべきです」と韓国国立医療センターの感染症専門医であるKim Yeon-Jae博士がわたしに語った。

「最終目標戦略を死亡率を下げることに変えるべきです。なお、まさに巨大な患者の数に遭遇するイタリアのような他の国々も戦略を変える必要があります。」

https://www.bbc.com/news/world-asia-51836898