パインギャップから目が離せない
これまでも罪なき一般市民を数多く犠牲にしてきたことで実績のある、アメリカの戦闘機B52がイラクで爆弾を投下できないようにするため、違法とはいえ、基地に潜り込み、B52に欠かせない支援車両に細工をしようとした、イラク攻撃に反対する世界の圧倒的多数の市民と気持ちを同じくする英国の市民たち。そして米軍を支援する国オーストラリアの、国民の目から隠されている基地に、やはり違法とはいえ、潜入して市民査察を行い、秘密を暴こうとしたオーストラリアの市民たち。法というものがちゃんと働いて生きてるものならば、どうして彼らに罪をなすりつけて罰することができるというのか。イラクへの攻撃と占領こそが違法なのはいまや誰の目にも明らかなのに。
先日、英国では、陪審員たちが全員一致で無罪にしました。
さて、これまでに適用されたこともないような時代遅れの法律を持ち出してきて裁こうという魂胆のオーストラリアのパインギャップではどうなるか、目が離せません。
被告のひとり、ドナ・マルハーンが、連日ネット上にその日の展開を書いて世界中に知らせてくれています。以下は5月30日の彼女のニュースの一部です。
「オーストラリア放送協会の法律部門が、フィリップ・アダムスがやるラジオ・ナショナルのレイト・ナイト・ライブ・プログラムに対して、私たちとのインタビューも入っている裁判の話を放送しないように勧告したというのを、今日午後になって知らされました。プロデューサーは心から気落ちしている様子で、裁判が終わり次第できるだけ早く放送するつもりだと言っていました。でも、今夜の番組も興味深いものになるはずです。兵器を損傷しようと共謀した容疑の裁判で先週英国の裁判所で無罪判決を勝ち取った<B52の2人>の片方とのインタビューが放送されます。」
写真はパインギャップのサイトのバナーからいただきました。
http://pinegap6.livejournal.com/
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