見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2010/03/01

"とんでもない"はお互いさま



◇イランの反逆者が「米国の関連を認める」

イラン政府と戦うイスラム教スンニ派グループのメンバーと言われている人物が、TVで放映された告白のなかで、彼のグループが米国から援助を受けたと言ってきている。

キルギスタンで「高い地位のアメリカ人」と合流する途中にイラン当局が彼を逮捕したとジュンダラのリーダー、アブドルマーレク・リーギは金曜日国営TVで言った。

伝えられるところでは、イラン軍用機がドバイからキルギスタンに向かう便をイラン空港に強制着陸させた後、リーギは逮捕された。

「私たちと共同するとアメリカ人たちは言って、私に軍事装備をタダでくれるつもりだ」と、リーギはあらかじめ録画してあるTVの声明でペルシャ語で言った。

「アメリカ人たちはまた、イランに近いアフガニスタンの国境沿いの基地を私たちに提供すると約束した。」

米国当局者は2009年3月頃にパキスタンで彼と会い、「私たちが参加した最後の大仕事の後」、また合流しようとしていたと彼は言った。

7人のイラン革命防衛隊司令官と幾人かの部族指導者を含む42人を殺害した2009年ピシンの町の攻撃に責任があるとジュンダラは主張した。

”とんでもない偽り”



もっと早くに米国当局は、リーギが彼の逮捕のちょうど24時間前に米軍基地を訪れていたとのイラン外相による主張を簡単に片づけた。

「リーギが逮捕されるより先に米国の軍事施設にいたとのイランの主張はとんでもない偽り」と、ペンタゴンの報道官ジェフ・マレルは言った。

ワシントンがジュンダラとかイランで戦う反政府グループを支援したとの非難は「イランのプロパガンダ以外の何物でもない」と彼は言った。「ジュンダラを考案するとか支援するとかで私たちが何らかの役割を演じたとの申し立てもまた、笑うべきイランの作り話の長いリストのなかのひとつにすぎない。」

イスラム共和国政府の反対勢力を支援することで不安を駆りたてると、イランは繰り返し、米国、英国、イスラエルを非難してきている。

アフガニスタンとパキスタンの国境沿い(イラン南部)シスタンバルチスタン州でかなりの人口をなすイランのスンニ派バルーチー族の権利を獲得するため戦っているとジュンダラは言う。

パキスタンは今週早い時期にリーギの逮捕を手助けしたと言ったが、提供した援助の詳細を何もくれなかった。

伝えられるところではパキスタンのバルチスタン州から活動するのをジュンダラに許すせいで、テヘランは以前にパキスタンを非難してきている。

ウラニウムの備蓄量をさらに高めるとの決定からワシントンがテヘランへのプレッシャーを増大させるとき、最新の非難が起こる。核プログラムについて膠着状態を解決する国連が支援する取り決めをイランが拒絶してきているのをそれが示すという動きだ。

プログラムは核兵器開発の口実だと信じると米国とその同盟国は言ってきているが、イランはその動機はもっぱら平和にあると強く主張する。

写真は、伝えられるところでは、彼が旅行していた便をイランが進路を変えさせた後、逮捕されたリーギ(右の男性)

(ALJAZEERA NEWS 26 February 2010)

◇イラン南部シスタンバルチスタン州で発生した同国の革命防衛隊を狙った自爆攻撃について、イランの最高指導者アリ・ハメネイ師は、攻撃への米情報機関の関与を指摘した。国営イラン学生通信(ISNA)が19日報じた。また、軍高官の1人も、パキスタン、英国、米国が自爆攻撃を行ったイスラム教スンニ派武装組織ジュンダラ(Jundallah、「神の兵士たち」)を支援していたと非難した。

イランのマフムード・アフマディネジャド大統領は、パキスタンのアシフ・アリ・ザルダリ大統領と電話会談を行い、攻撃の首謀者がパキスタン国内にいると指摘し、ザルダリ大統領に対し「ただちに対処する」必要があると語った。アフマディネジャド大統領はまた、計画はパキスタン国内で計画されと主張している。

スンニ派が多数を占めるシスタンバルチスタン州ピシンの体育館で18日に起きた自爆攻撃では、革命防衛隊幹部を含む42人が死亡した。イラン政府によると、イランのシーア派支配に武装闘争を行ってきたジュンダラを率いるアブドルマーレク・リーギが犯行声明を出したという。ジュンダラはここ数年、革命防衛隊に対する攻撃をくり返している。

革命防衛隊は、1979年のイラン革命後、イスラム体制を国内外の脅威から防衛するために設立された精鋭部隊。

(AFP 2009年10月20日)