見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2010/05/10

オバマVSカルザイ



◇パキスタンのOrakzai地方で戦闘員23人が殺害される
(Irish Sun 09 May 2010)
http://story.irishsun.com/index.php/ct/9/cid/2411cd3571b4f088/id/633013/cs/1/

◇パキスタンで米国の無人機ミサイル攻撃が20人まで殺害する

パキスタンの不毛の地、北ワジリスタン地方で米国無人機のミサイル攻撃が20人まで殺害してきている。
(Morning Star 09 May 2010)

◇パキスタンのタリバンがタイムズスクエアの計画の後ろにいるとホルダー長官は言う

「パキスタンのタリバンが攻撃の後ろにいたのを示す証拠を私たちは明らかにしている」とエリック・ホルダー司法長官が米ABCテレビのニュース番組「This Week」のインタヴューで語った。
(New York Times 09 May 2010)

◇パキスタンは「きびしい結果」を警告される

失敗したタイムズスクエアのような計画がもし成功してパキスタンにさかのぼるようなことになれば、非常にきびしい結果に直面することになると、積年のパキスタンへの最も直接的な警告のなかでヒラリー・クリントン国務長官はイスラムバードに言った。
 (express buzz 09 May 2010)

◇アフガニスタン:最新の暴力で23人が殺害される

タリバン戦闘員が政府に賛成する4人の民兵を打ち首にしたとき、3人のアフガン軍の人員と16人の暴徒がアフガニスタンの別々の衝突で殺されたと、日曜、当局は言った。
(m&c news 09 May 2010)
http://www.monstersandcritics.com/news/southasia/news/article_1554272.php/Seven-Afghan-forces-16-Taliban-killed-in-latest-violence-1st-Lead

◇米国とタリバンの衝突で一般市民10人が殺害された

騒然とした西アフガニスタンで米軍がタリバン戦闘員と衝突したとき、少なくとも10人の一般市民が殺害されてきていると、目撃者たちは言う。

地元住民によると、惨事にいたるできごとは土曜夜ヘラート州で起こったと、Press TVの特派員は報じた。しかしながら、米軍は戦闘員が殺されただけだと主張する。

この民間人の死が怒ったアフガン人を促して急騰する民間人犠牲者に抗議するためShindandの通りにおもむかせた。アフガニスタンでは民間人犠牲者が大問題になってきている。

2010年開始以来、アフガニスタンでは170人以上の民間人が殺害されてきていて、その数は昨年の同期間と比べて33%の増加となる。

国連による報告は、2009年アフガニスタンでは一般市民2400人以上が殺害されたとのこと、2001年米国主導の侵攻以来、最大の一般市民の人的損害となる。

米国主導のアフガニスタン侵攻は、交戦状態を抑制し、平和と安定をその国にもたらすことを公務上の目標にして始められた。しかしながら、9年続けてアフガニスタンは不安定のまま取り残され、一般市民は代償を払い続ける。

(PRESS TV 09 May 2010)
http://www.presstv.ir/detail.aspx?id=125925§ionid=351020403

◇アフガン人狙撃はチェックポイントで増加の傾向

アメリカとNATOの車列による軍のチェックポイントでのアフガン民間人狙撃が今年明確に急上昇してきており、西側軍勢の手にかかる民間人の死者と負傷者の主因になってきていると、アメリカ当局者は言う。
(NY Times 09 May 2010)

◇カブール(AFP通信)
2社の警備員が2人の民間人を射殺した後、アフガニスタンは国の最も危険なハイウェーのひとつから2つの民間警備会社を締め出したと、日曜、政府は言った。

アフガンの首都カブールの南への連絡道路上の別々のできごとで犠牲者らは偶然殺された。その幹線道路の先は西側に支援される政府に対しどえらい反乱行為を行う、タリバン戦闘員のハートランドだ。

民間人死者はアフガニスタンでは大いに神経質な問題であり、両方の会社はまた犠牲者の家族に補償金を支払うよう命じられてきていると、内務省スポークスマンは言った。

「両方の事件の犯人は逮捕されてきており、訴追されている」と彼は、どちらもこの2週間に生じた殺人の結果として起こるカブールの記者会見でジャーナリストに伝えた。

「法の限界内で操業を行い、人々を狙撃するのを避けるように内務省はすべての民間警備会社に警告する。」

2つの会社、コンパス社(Compass)とワタン(Watan)リスク・マネージメントは、アフガニスタンで操業することが登録される52の民間警備会社の中に加わる。近年、アフガンのセキュリティは悪化してきている。

(AFP 09 May 2010)
http://news.yahoo.com/s/afp/20100509/wl_sthasia_afp/afghanistanunrestsecurity

(米国防総省は、米軍の兵站業務をアフガニスタンの民間企業に委託する「ホスト・ネーション・トラッキング契約」を現地の6社の企業と締結している。これは「ホスト・ネーション」、すなわちアフガニスタンの現地の輸送会社に軍事支援物資の輸送を業務委託するという総額22億ドルに上る巨大な契約だ。2年契約のこの事業は、アフガニスタンのGDPの実に10%近くに相当する巨額の利権である。
この契約をとった企業の一つにワタン・グループというアフガンのコングロマリットがある。このグループを支配しているのはハミド・カルザイ大統領の従弟で元ムジャヒディーンのアフマド・ラテブ・ポパルという人物だ。ワタン・グループはカンダハルを中心に巨大なビジネス利権を牛耳るコンソーシアムで、傘下に通信、運輸などの会社を持つが、その中でも最も重要なのがワタン・リスク・マネージメントというセキュリティ会社である。ワタンはとりわけカブールからカンダハルへの主要幹線道路のセキュリティを牛耳っており、事実上、米軍向けの軍用物資の輸送・補給ラインを押さえている。
カンダハルへ通じる戦略的な道路「ハイウェイ1」はワタン・グループが完全に押さえており、このハイウェイのトラック輸送の警護もワタンが独占している。アフガン南部の麻薬利権を押さえるワリ・カルザイと、カンダハルの物流を押さえるワタン・グループのポパルは、共にカルザイ大統領の親類であり、 連携して利益を分け合っていると言われている。日経ビジネスオンライン5月10日の記事より抜粋)

◇アフガニスタンでイギリス占領軍兵士が爆発によって殺される

アフガニスタン南部で日曜、英国兵士が徒歩でパトロールの間に爆発によって殺害されたとロンドンの国防省は言った。
(DAWN.COM 09 May 2010)
http://www.dawn.com/wps/wcm/connect/dawn-content-library/dawn/news/world/06-british-soldier-killed-by-explosion-in-afghanistan-rs-05

◇アフガン大規模攻勢をタリバンが断言

アフガンとNATO軍および外国人契約者を加えたスタッフを標的にする春の攻勢が、カルザイがワシントンで会合を開始するのと同じ日、月曜にも始まるとタリバンは言った。
(quqnoos.com 09 May 2010)
http://quqnoos.com/index.php?option=com_content&task=view&id=4278&Itemid=48

◇伝えられるところでは、アフガン和解案はタリバンに追放を持ちかける

アフガン政府によって考慮中の和平草案は、戦闘を止めることに同意するなら、タリバン指導者らに海外追放を持ちかけることもありうる。
http://www1.voanews.com/english/news/asia/Afghan-Peace-Plan-Reportedly-Offers-Exile-to-Taliban-93230144.html

写真は民間人狙撃が急上昇するアフガンチェックポイントの民間警備
カルザイ一族の会社、ワタン・リスク・マネージメントの社員か