見つけた 犬としあわせ

ニュースのファンジン、世界のニュースのサンプリング。 一枚のCDを聴くように一枚のコラージュを眺めるようにこれを体験して欲しい。

2010/12/09

告発者訴追こそ戦争犯罪者


◇バークリー市議会が、WikiLeaksに極秘情報をリークする容疑をかけられる陸軍一等兵をヒーローと宣言して、彼の釈放を要求する決議を考慮に入れようとしている。

議会は、バージニアで軍の営倉に拘束されているブラッドリー・マニング一等兵を擁護する決議を火曜に採決するつもりである。市の委員会はすでにそれを是認してきている。

決議立案者のボブ・メオラは、サンフランシスコクロニクル紙に、マニングは勲章を受けるに足る愛国者だと話す。

連邦政府の役人は、生命を脅かすこともあったと言ってリークを非難してきている。

見事に左寄りの都市の指導者たちは、過去に論争を招く国家の問題に寄与してきている、海兵隊の新人募集局をダウンタウンに喜んで受け入れないと通知する決議や国連人権条約と一致して地元の法令順守を強制する決議を含めて。

(サンフランシスコクロニクル紙 08 December 2010)
Read more:
http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/n/a/2010/12/08/national/a091349S08.DTL#ixzz17aiI5CzZ
http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2010/12/08/BAL91GNB87.DTL

△バークリーは、1960年代の学生運動や反戦運動の震源地の一つだったカリフォルニア大バークリー校を擁し、「全米で最もリベラルな町」として知られる。また、シリコンバレーに接し、インターネット革命に深くかかわった土地柄でもあり、ウィキリークス創設者で現在英国で拘束されているジュリアン・アサンジ容疑者が主張する「完全な透明性」との考え方に共鳴する市民が少なくないようだ。

決議案は、マニング容疑者を「愛国者であり、メダル授与に値する」と持ち上げるとともに、「内部告発者を訴追しようとする者こそ戦争犯罪者だ」と政府をこきおろしている。

米国ではアサンジ容疑者に対してスパイ活動防止法の適用を求める声などが上がる一方で、支持する声も根強く、ウィキリークスへのサービス提供を停止した企業に対する抗議とみられるサイバー攻撃の発生も伝えられている。

(サンケイ新聞 2010年12月9日より抜粋)

◇Wikileaksセックスファイル:ジュリアン・アサンジには2つの一晩限りの情事がワールドワイドの捜索の導火線になった

北欧の奥地での冬の朝、そして教会の鐘の音が雪で立往生した町Enkopingの至る所に漂流する。それはまたWikiLeaks創立者ジュリアン・アサンジにも鐘で知らせるのか?

検察当局の申し立てにはいくつかの当惑させる不備な点がある、またレイプであれ痴漢行為であれ、表立った証拠は乏しい。

スウェーデン人どもは、Wikileaks最高実力者を滅ぼすための策略、卑しい情事、甘美なワナ(honeytrap)一切を審議にかけている。

少なくとも自由に使用できる、レイプ、痴漢行為または非合法の強制のわずかな徴候はある。

アサンジの不快感を最大限に活用するため、タブロイド版新聞に近づくことを二人の女性は話し合っていた。

彼は不当に扱ってきていないし、どちらの女性との性的接触も合意によるものだったと、アサンジは言い立て続ける。

彼は政治的リークの電子なだれに責任がある。性的な攻めでも身に覚えがあるかどうかはまだ調べられないでいる。だが、なおさら人は事件について呑みこむ、申し立ては全く本当らしく聞こえない。

(デイリーミラー紙 07 December 2010 by Richard Pendlebury)

原文はここに↓あります
http://www.dailymail.co.uk/news/article-1336291/Wikileaks-Julian-Assange-accused-rape-multiple-women.html

ウィキリークス擁護にハッカーたちがラッシュ
マスターカード、ビザ、スウェーデン検察、スイスバンク、サラ・ペイリン、その他サイトや獄中の創設者アサンジを攻撃してきた人たちに攻撃が行われる
「Operation Payback」のラベルのもとに活動するインターネット「hacktivists」が、マスターカードのウェブで技術上のサーバートラブルを引き起こした責任は自分たちにあるとTwitterのメッセージで主張
写真はウィキリークスに代わりスイスのドメインを登録するスイス海賊党(Pirate Party)の党首(右)と副党首(左)