見つけた 犬としあわせ

こころがどきどきするもの見つけたとき、それを作品にしたり、思わずなにかの形にして人に伝えたくなります。 見つけたとき感じたしあわせ感覚がひとしずくでも誰かに伝わったら、ダブルでハッピーです。

2020/08/29

ケノーシャでのこと

 


武器を持たなくても黒人だったら(彼の子どもたちが見ている中で)後ろから7発撃たれ、

AR-15で武装してデモ参加者を撃ち殺していても白人だったらそのまま見過ごすってどういうことですか! 

大阪なおみさんの言うとおり、あまりにもたびたびで、うんざり


NY在住のライター 堂本かおるさんがツイート:

犯人(17歳の白人)が「いかに警察に射殺されなかったか」

乱射した後にAR-15をぶら下げたままパトカーに向かって歩いても命は保証されていた。

ウィスコンシンのBLM(黒人の命も大切)デモにAR-15を担いで駆け付け、乱射して2人を殺害した17歳の白人至上主義者。これは「テロリスト」でしょう。


NYの俳優 マーク・ラファロがツイート:

これはヒーローの顔。右翼のテロリストや異常者たちの怒りの炎をかきたてて連中に暴力行為を呼びかけることにいくぶん責任があるラッシュ・リンボーなんかではなく、彼に名誉の勲章をやってくれ。

#AnthonyHuberはケノーシャでガンマンを止めようとしたヒーローだった。銃を持った男が抗議者の顔面を撃ったあと、射撃を止めるためにスケボーで男のところに駆け寄った。彼は胸を撃たれて死んだ。彼を殺したクソ野郎を売るために見せるのはやめろ。Is THIS great again? Vote #BIDEN

これはわたしのホームタウンだ。いやになる。リッテンハウス(銃撃男)は、彼を容認し歓迎して抗議者たちを殺害するよう勇気づける警察によって暗黙のうちにこの口にするのも恐ろしい行為を行う許可を与えられた。右翼はアメリカで恐怖を起こさせているのは黒人だとわたしたちに思ってもらいたい、恐怖を起こさせているのは彼らだ。


Videoを見ると、ケノーシャの警察は銃撃犯カイル・リッテンハウスに水をくれてやり、このAR-15で武装したALT-Right(オルタナ右翼)の煽動者どもにまったく礼を言っている状態!



8月26日のロイター通信:

アメリカ、ウィスコンシン州抗議活動の銃撃で2人死亡、17歳少年を逮捕


警官による黒人男性への発砲をきっかけに3日連続で抗議活動が続いている米ウィスコンシン州ケノーシャで25日夜から翌未明にかけて銃撃があり、現地警察によると2人が死亡、1人が負傷した。司法当局によると、17歳の少年が殺人の容疑で逮捕・起訴された。

裁判所の資料によると、逮捕・起訴されたのはイリノイ州の17歳少年で容疑は故意の殺人に適用する第1級殺人。

ソーシャルメディアに投稿された動画によると、ライフルを手にして道路を走る男を群衆が追跡し、群衆の一部はこの男が別の男性を銃で撃ったと叫んでいる。男が道路で転倒した後、1人の追跡者が男を蹴り、別の追跡者が男のライフルをつかもうとすると男は複数回発砲。男性1人が上半身を撃たれて倒れ、別の男性1人が腕を撃たれたもようだ。

発砲後に群衆が分散すると男は両手を挙げてライフルを胸に下げた状態で路上を歩き続け、複数のパトカーが男を呼び止めることなく通り過ぎる様子が映っている。

当局はライフルを持った動画の男が逮捕された17歳の少年だとみているもようだ。

容疑者は自身のフェイスブックのページに別の若者とともにライフルを持って写っている写真を載せ、警察を支持する「Blue Lives Matter」運動の印で写真を囲んでいた。このページはその後削除された。

ケノーシャ郡保安官は記者会見で、抗議デモへの対応で警察を支援する役に任じるようあるグループから求められていたことを明らかにした上で、このグループのメンバーが銃撃に関わった可能性があるとの見方を示した。保安官はグループの要請を断ったとしている。

フェイスブックは26日、地元の自警団を自称し、メンバーに街頭の警備を呼び掛けていた「ケノーシャ・ガード」のページを削除した。

トランプ大統領はツイッターへの投稿で、ウィスコンシン州のエバーズ知事が事態の収拾に向け連邦治安要員受け入れに応じたと明らかにし、「連邦治安要員と州兵をケノーシャに派遣する。法と秩序を取り戻す!」と述べた。

エバーズ知事はトランプ大統領のコメントを確認していないが、投入可能な州兵の規模を500人に倍増させたと述べた。


https://jp.reuters.com/article/global-race-usa-wisconsin-idJPKBN25M0Q2



◇8月27日のデモクラシーナウ!


ジェイコブ・ブレイクへの警察の発砲は全米およびケノーシャで大規模な抗議行動を起こさせました。ケノーシャでは十代の白人がBLM(黒人の命も大切)の抗議者に発砲して2人を殺害しました。熱心なトランプ支持者でみずから民兵メンバーを宣言する17歳のカイル・リッテンハウスはウイスコンシン州から逃亡したあとイリノイ州アンティオックで逮捕されました。彼は殺人罪で起訴されました。ケノーシャで人種上の正義を求める抗議活動に参加したウィスコン州選出の議員デイヴィッド・ボウエンは言います。法執行機関(警察官)の介入なしに自由に組織された白人至上主義者がいかに抗議者を標的にしたかを彼は「直接目撃」した、そして武器を持たない黒人がたびたび死をもたらす暴行に遭遇させられるのに、リッテンハウスを「特別扱い」して付随事件なしにうまく彼を逮捕したとして警察を非難します。

「これはわたしたちがなぜ警察とウィスコンシン州やこの国の公共の安全を改革する必要があるかの証拠物件Aと証拠物件B」とボウエンは言います。


https://www.democracynow.org/2020/8/27/kenosha_wisconsin_david_bowen?utm_source=Democracy+Now%21&utm_campaign=9e3ff84775-Daily_Digest_COPY_01&utm_medium=email&utm_term=0_fa2346a853-9e3ff84775-190327541



2020/08/07

#FreeAssange 国境なき記者団

 40の権利擁護団体がイギリスにアサンジの釈放を要求



◇ウイキリークス創設者アサンジに対する新たに取って代わる起訴状!

Reporters Without Boarder(国境なき記者団)


この果てしない迫害は止めなければなりません

#FreeAssange


親愛なる友人、


わたしたちは内部告発者ジュリアン・アサンジに対してアメリカの司法省が6月24日に新たに取って代わる起訴状を提出したことをあなたに書き送っています。この新たに取って代わる起訴状は新しい告発を加えませんでしたが、コンピュータ詐欺および悪用法(Computer Fraud and Abuse Act)の告訴の範囲を拡大し、ウイキリークス創設者に対する他の告発の幾つかの証拠の根拠を変えています。

 

この新たな展開は、ジュリアン・アサンジを標的とすることで彼らの法的抜け穴を巧みに操作し、アサンジ側の弁護を陰険な手段で傷つけ、彼の事件のきわめて真剣な報道の自由の潜在的重要性から世間の注目をそらすためのアメリカ政府による一連の長々しい動きの最新版です。この果てしない迫害はただただ止めなければなりません。アサンジは公益報道への貢献のために標的にされたとRSF(Reporters Sans Frontiéres:国境なき記者団)は考えます。そして彼の訴追は国際的なジャーナリズムにとって深刻な関係があると考えます。

 

アサンジは引き続き重警備のベルマーシュ刑務所に拘留されており、コロナウイルス感染症(Covid-19)への曝露のリスクがあります。リスクは彼の根源的な健康問題によって悪化をつのらせ、即時解放の必要性の切迫を大きくします。彼は数カ月間、地方裁判所の訴訟手続きにまったく関係することができていません。うわさでは、彼は気分がすぐれず、刑務所のビデオ会議施設に出入りするのは危険であると医師から助言されているそうです。

 

RSFは、彼の49歳の誕生日にアサンジ氏に対するすべての起訴を取り下げて、彼をただちに釈放するよう再度要求します。まだ依然として釈放されてない場合、#FreeAssangeの請願書をできるだけ多くの友人とシェアすることを薦めます。


あなたの力添えと継続的な支援に感謝します!


RSF Team

https://rsf.org/en


△国境なき記者団が強奪された命の被害者であるジャーナリストを記録


報道の自由の侵害 2020年のバロメーター

(これまでに明確に証明できたジャーナリストのみを対象としている)

・殺害されたジャーナリスト     17名

・殺害された市民ジャーナリスト    0名

・殺害されたメディアアシスタント   3名


この時点で

・投獄されたジャーナリスト    244名

・投獄された市民ジャーナリスト  118名

・投獄されたメディアアシスタント  14名 




2020/08/04

セントルイスのカレンとケン


ツイッターで見つけた
“2020年の最もネガティブな言葉はポジティブ(陽性)!”

白人でないわたしはアメリカで絶対に足を踏み入れたくない州というのがある。
ニューヨークに一年ほど住んだけど、(まだアルファベットアベニューに白人の姿を見かけない頃のこと)暴力を振るわれたこともなければ言葉の上でも肌の色で差別されるような場面に一度も遭遇しなかった。

上の画像は映画の一場面ではありません。州によっては、何人もいっぺんに殺傷できる恐ろしい銃をそれこそ何丁も所持する家が普通にあるということです。

◇BLM(黒人の命も大切)運動の抗議者たちに銃を向けたセントルイスの夫婦はかつて近所の地区からゲイを排除するために戦った

JULY 10, 2020 by JOHN WRIGHT

先月、邸宅の外でBlack Lives Matter(黒人の命も大切)を訴える平和的な抗議者たちに不名誉にも銃を向けたセントルイスの個人被害弁護士、マークとパトリシア・マクロスキーは伝えられるところではかつて近所のお高くとまった地区ポートランドプレイスからゲイを排除するために戦った。

マクロスキー夫妻はポートランドプレイスの評議員を訴え、未婚の人々が一緒に暮らすことを禁じた規定が入る委託協定と呼ばれる地区の規定を守らせるように要求した。夫婦は連邦最高裁判所への上訴に失敗した。

夫婦の気がかりな過去のできごとの暴露でセントルイス・ポスト・ディスパッチは、「マクロスキー夫妻がゲイのカップルをその区画に住まわせたくなかったからだと幾人かの隣人は言っている」と金曜の晩に報じた。

「妻のパトリシアが信託契約書を変更するための活動を指揮した1992年に評議員らはパトリシア・マクロスキーを評議員として解任することに投票して彼女を反ゲイ(同性愛者を排除する人)と非難した」とセントルイス・ポスト・ディスパッチは報じている。マーク・マクロスキーは「政治的な理由からポートランドプレイスのある人々はそれをゲイの問題にしたがった」と言った。


△米ミズーリ州セントルイスの検察当局は7月20日、6月に自宅の前を通ったデモ参加者に銃を向けた弁護士夫妻を武器の違法使用で訴追した。

マーク・マクロスキー被告(63)とパトリシア・マクロスキー被告(61)は人種差別に反対するデモが115万ドル(約1億2000万円)相当の邸宅の前を通りかかった際に銃を抜いた。

マクロスキー夫妻はデモに脅威を感じたために武装したと話している。
しかし検察は被告らの行動は平和的な抗議活動が暴力に見舞われる危険を作り出したと説明した。

セントルイスのキム・ガードナー検事は「非暴力的な抗議に参加している人に脅威を与える仕草で武器を振り回すのは違法だ。幸運なことに死者が出るような事態にはならなかったが、セントルイスではこのような行為は受け入れられない」と述べた。

「平和的に抗議活動を行う権利を守らなければならない。脅迫によって抑え込もうとする試みは許されない」

マクロスキー夫妻は武器の違法使用のほか、第4級の傷害罪でも訴追されている。

問題となった行動は6月28日、デモ隊がセントルイスのライダ・クルーソン市長の辞任を求め、市長宅へ向かっている最中に起こった。2人の様子をとらえた動画ではマーク被告とパトリシア被告がデモ隊が自宅前を通った際に銃を向けている。

このデモは5月にミネソタ州で黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人警官に首を圧迫されて死亡した事件を受け、全米で起こった人種差別や警察暴力に対する抗議の一環。クルーソン市長は、警察への援助停止を求める活動家の名前と住所をフェイスブックのライブ配信で読み上げ、反感を買っていた。

被告らは共に人身傷害事件を専門とする弁護士で私有地に住んでおり、私有地を守る権利があると主張している。

ミズーリ州のマイク・パーソン知事(共和党)もマクロスキー夫妻を擁護しており、検察当局がこの件を刑事訴追した場合には恩赦を与える用意があると話す。また地元のラジオ番組に出演した際にも、「2人が刑務所で過ごすことはないと思う」と語った。

同知事は州議員時代、自宅を侵入者から守る際に殺傷能力のある武器の使用を認める通称「城の原則」法の草案を共同執筆した経緯がある。

https://www.bbc.com/news/world-us-canada-53481537 
△コロナウイルス感染症が増え続けるアメリカで‘カレン’と‘ケン’が増殖中

コロナ禍のアメリカで最近よくネットやニュースで耳にするのが、女性だと「カレン」、男性だと「ケン」という名前。

カレンとは、固定概念が強く自己中心的で常に自分は正しいと主張する白人女性を総称するスラングです。つまり最近話題になっているカレンとはマスク着用が義務付けられているスーパーマーケットやファストフード店などにマスクを着用せずに入店し、従業員から着用を求められると逆ギレして暴言を吐いたり、ヒステリックに暴れだす人たちのことを意味しています。

そんなカレンたちに共通しているのはかたくなにマスク着用を拒否するばかりか、「マスクをしない権利がある」と主張して注意した相手を罵倒することです。ちなみに男性の場合は「ケン」と呼ばれていますが、話題になるのは圧倒的にカレンの方が多いようです。

アメリカのカレンたちはかなり過激で、買い物かごに入った商品をあたり一面に投げつけて暴れる、注意されて納得がいかないと店の床に座り込んで抗議する、わざと咳をしたりツバを吐いたりする、入店を制止しようとした従業員に体当たりして店の中に入ろうとするなど挙げたらきりがありません。

最近ではカリフォルニア州サンディエゴのスターバックスでマスク着用を求められたことに激怒したカレンが、フェイスブックに「サービスを拒否された」と店員を名指しで書き込んで大炎上する騒ぎも起きています。この投稿を見て店員に同情した人たちがチップをあげようと募金活動を始め、10万ドルを超える額が集まったといういかにもアメリカらしい後日談もありましたが、この話にはまだ続きがあります。この女性は、「(店員は)私を利用して金儲けをした。集まったチップの半分は私にももらう権利がある」と地元テレビ局の取材で語り、自分はこの一件でたくさんの批判や脅迫を受けたのだから店員を名誉棄損で訴える考えがあると主張したのです。

最近はこのように他人に感染させる危険性があることは棚に置いてマスク着用を拒否して逆切れする白人女性たちをカレンと呼ぶことが増えていますが、もともとは常軌を逸した人種差別的発言をする人に対して主に使われてきた呼び名です。例えばここ最近のニュースでは、自宅の前を通る人種差別を訴えるデモ隊から「自分たちの家を守るため」という主張で、ピストルをデモの参加者に向けるカレンと横で半自動ライフル銃を抱える夫ケンの姿が多くのメディアで取り上げられています。他にもニューヨークのセントラルパークで犬にリードをつけずに放して遊ばせていた白人女性が居合わせた黒人男性から犬をつなぐよう注意されたことに逆キレし、脅されて身の危険を感じていると警察に通報した動画が拡散され際も、「セントラルパークのカレン」としてニュースになっています。カレンとは、このように総じて自分の主張を曲げずに白人には特権があると思い込んで行き過ぎた行為をする人たちのことを指しており、SNSでは#KarensGoneWild(カレンたちが怒り狂う)というハッシュタグまで登場しています。

カレンの語源はわかっていませんがウィキペディアによると映画「ブラックパンサー」(2018年)に主演したチャドウィック・ボーズマンが人気コメディ番組「サタデー ナイト ライブ」で黒人の集まりに薄味でおいしくない手作りのポテトサラダを持ってきたカレンという名の架空の白人女性をネタにしたことから、そのようないかにも黒人のことを理解していない白人女性を総称する言葉として広まった可能性があるようです。昔からこうした人たちはいましたが、SNSとスマホの発達であっと言う間に動画が拡散されるようになったことに加えてパンデミックによる外出自粛や経済活動の停滞などで多くの人がストレスを感じていること、人種差別抗議運動ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大切)が全米に拡大して注目されることへの不満などもカレンが増えている要因になっていると言われています。