イスラエルの大ウソ
世界には理不尽なことがたくさんある。それでもパレスチナ人に対する理不尽な扱いは限度を超えている。そもそも、あの地にイスラエルという国を創設してナクバ(大惨事)を招いたのはイギリスだ。そして大量の武器輸出もそうだが、ずるずると入植地を拡大して既成事実化するイスラエルを盟友と呼び支援するアメリカが今に至る悲劇を続けさせている。
わたしはこの数十年、常にパレスチナ人の立場を支持するとして、パレスチナのシンディアナで生産されているパレスチナ・オリーブオイルを買い続けている。
でも、ひとりじゃない。今回もまた、ニューヨークやEUの都市部ですぐに数万、数十万規模のパレスチナに味方する人々のデモ行進があった。“わたしのこころはガザのパレスチナ人と共にあります!”
▽5月21日のネーション紙から:
“パレスチナのために正義を要求するから、わたしは沈黙しません”
多くのパレスチナ人のように、わたしはイスラエルを批判したことで攻撃され、ひどい目にあわせられた。現在、わたしはこれらの攻撃を助長したとして大学に対して公民権侵害の申し立てを行っている。
https://www.thenation.com/article/society/palestine-free-speech/
“現在では、自由、正義、平等を求める苦闘との本当の連帯はBDS運動(イスラエルに対するボイコット、資本引揚げ、制裁)を意味することを、これまで以上にパレスチナ人たちが世界に伝えている。”
5月16日、エドワード・スノーデンがツイート(@snowden):
イスラエルによるガザの報道機関を意図的に標的にすることをあのバイデンという人が非難しようとしないのはとんでもなく常軌を逸してる。
いや15年間そこでハマスの活動は見られなかったと述べるAP通信の社長にIDF(イスラエル国防軍)が「それは高層ビルだった&ハマスは高層ビルを使っている」と返答したあとで、それは極悪非道です。
5月15日、Israel Defense Forces(IDF)がツイート(@IDF):
1/ ハマスはガザ地区の住宅地を軍事拠点に変えている。
2/ ハマスが高層ビルを軍事目的で使う時はいつも、それは正当な軍事目標になる。
3/ イスラエル国防軍は最近そのような建物を数多く攻撃したが、攻撃する前に、われわれは民間人に危害を加えないようにするための措置を講じた。
4/ われわれは建物の住人に呼びかけて建物から出るように警告した。われわれはSMSにメッセージを送信した。われわれは“ルーフノッカー”爆弾を落とした;それは大きな音を立てて屋根だけに打撃を加える。われわれは避難するのに十分な時間をあてがった。
5/ もう一度いう:ハマスがそのような建物の中に軍事上の役に立つものを置く時はいつも、それは正当な軍事目標になる。これは明確な国際法である。
6/ IDFによって標的にされたすべての高層ビルは各建物の内部で軍事目的のために使用された。
これは世界が見なければならない筋道
ガザの高層ビルを、たとえば情報収集や攻撃計画、指揮統制、情報連絡線などの複数の軍事目的に使用する。
エドワード・スノーデンがツイート(@snowden):
イスラエルがガザの12以上の世界の報道機関の支局を破壊した後、CPJ(Commitee to Protect Journalists:ジャーナリスト保護委員会)は「ガザの人間の苦しみの報道を中断させるためにイスラエル国防軍は意図的にメディア施設を標的にしている」と懸念を表明する声明を発表した。
アメリカの民主党下院議員アレクサンドリア・オカシオ・コルテスがツイート:
これはアメリカ合衆国の支持のせいで起こっています。
広報担当者がこれをどのように誘導し偏向させようとしてもわたしはかまいません。アメリカは国連の停戦の呼びかけに拒否権を行使したのです。
バイデン政権が同盟国に勇敢に立ち向かえないとしたら、いったい誰が立ち向かえるのですか?
彼らは人権のために戦うとどれだけ信用できるように主張できますか?
◇イスラエル、the Big Lie(大ウソ、デマ宣伝)
ScheerPost May 14, 2021 by クリス・ヘッジス
パレスチナ人は見捨てられ、無視され、裏切られてきた。今、彼らの運命は街頭の人びと(in the streets)に希望をかける:
イスラエルは占領されたパレスチナの領土で“自衛の権利”を行使しているのではない。イスラエルは、アメリカによって援助され、けしかけられる、大量虐殺を実行している。
https://scheerpost.com/2021/05/14/chris-hedges-israel-the-big-lie/
...記事の翻訳の続きは次回に投稿する予定...